一年が過ぎた。あの「何もしてないのに壊れた」事件の三人組は、今や職場のエースだ。 当時は「ディスプ... 一年が過ぎた。あの「何もしてないのに壊れた」事件の三人組は、今や職場のエースだ。 当時は「ディスプレイの電源の入れ方がわかりません」で全員の昼休みを潰した彼らが、だ。 人は成長する。いや、正確には「環境を与えられると覚醒する」というべきかもしれない。 あのあと、一応上司に報告した。「新人がディスプレイの電源を入れられない件について」と題したメールに、 あのときの顛末を淡々と書いた。報告を読んだ上司が言った一言が、すべてを変えた。 「それ、Apple Studio Displayじゃない?」 ……え? そう、例の“電源ボタンが存在しない”高級モニタだったのだ。 つまり彼らの「電源の入れ方がわからない」は、正しかった。 あのとき「馬鹿か?」と吐き捨てたのは、完全に私の誤審。 泣きたい。いや、もう笑うしかなかった。 さらに判明したのは、彼ら三人とも前職ではフルMac環境。 Windowsのレジス
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