(一) 最近、川口君事件に触れた文芸作品を二つ読みました。そこで感じたことを、メモにまとめておきます... (一) 最近、川口君事件に触れた文芸作品を二つ読みました。そこで感じたことを、メモにまとめておきます。 一つは松井今朝子『師父の遺言』(NHK出版 2014.3.20)です。松井今朝子は1953年生、1972年早稲田大学第一文学部入学同大学院演劇専攻修士課程修了で、直木賞作家です。 『師父の遺言』は、武智鉄二との交流を中心とした長編自伝エッセイですが、そこに川口君事件が出てきます。ある人からこの事を教えられ、通読しました。該当部分の全文を引用します(ネット上で読みやすいように空き行を入れます) 「もちろん私はノンポリ学生で通したが、デモには一度だけ参加している。それは川口君という文学部の二年生が構内で革マル派(日本革命的共産主義者同盟革命的マルクス主義派)のリンチによって虐殺された際に、一般のノンポリ学生が革マルの追放を呼びかけて立ちあがった学内デモである。川口君の死にざまは立て看やチラシ
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