髑髏本尊 この髑髏本尊の作成方法は、誓願房心定の立川流批判の著書、「受法用心集」下巻に詳しい。 こ... 髑髏本尊 この髑髏本尊の作成方法は、誓願房心定の立川流批判の著書、「受法用心集」下巻に詳しい。 この書によると、髑髏本尊は大頭、小頭、月輪鏡の3種類がある。 また他に狐の頭部を用いた呪法の記述もある。 まず大頭の作り方であるが、まず人間の髑髏が必要である。最良の髑髏は智者(高僧)のもの、続いて行者(修行を積んだ僧)、国王、将軍、大臣、長者、父、母、千丁、法界髑の順である。 9番目の「千丁」とは、1千個の髑髏の頂上の部分を取り集め、これを磨り潰して丸めたものである。髑髏の頂上には6粒の「人黄」があるという。これは人間の魂魄が宿るところで、人間の命を宿し、生殖に必要な精液を作るところでもあるという。別項で詳述するダキニ天の好物も、ここであるという。これは明らかにヨーガで言うところの「サハスラーラ・チャクラ」が仏教に取り込まれ、変形したものであろう。 次に「法界髑」であるが、これは旧暦の重陽の節
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