注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
最新作『鹿の王』で「2015年本屋大賞」を受賞された、上橋 菜穂子さん。西洋医学と東洋医学の背景にある... 最新作『鹿の王』で「2015年本屋大賞」を受賞された、上橋 菜穂子さん。西洋医学と東洋医学の背景にある世界観の違いを描き出した筆致は「医療サスペンス」のようとも言われ、「日本医療小説大賞」なども受賞されている。そんな上橋さんをして「最近、最も夢中になって読んだノンフィクション」と言わしめたのが、『漢方水先案内――医学の東へ』である。彼女は本書をどのように読み、そしてどんな所に惹かれたのか? 読み始めたとたん強烈にひき込まれて、貪るように読んでしまう本というのがあるものですが、津田篤太郎先生の『漢方水先案内――医学の東へ』(医学書院)は、私にとっては、まさにそういう一冊でした。 生死については蚊帳の外 病と免疫が見せてくれるものに、私は最近、心惹かれています。このふたつは、人の身体というもの、そして、生命というものの有り様をくっきりと見せてくれますし、「私」とは何かということや、生き物の多様
2015/04/09 リンク