スウェーデンのサーブが、「安価なミサイル」と強調する新型ミサイルを発表。安価なドローンによる攻撃の対策としてはレーザー兵器が注目されますが、「ミサイル」もまだまだ重要なようです。 「ミサイル使いすぎて財政圧迫」の戦訓を反映? スウェーデンの防衛大手サーブは2025年8月、対無人航空機(C-UAS)ミサイル「ニンブリックス」(Nimbrix)を発表しました。同社が「安価なミサイル」と強調する新兵器です。 拡大画像 小型地対空ミサイル「ニンブリックス」の運用イメージ(画像:サーブ) ニンブリックスは小型UASやドローンに近くで爆発する「エアバースト」弾頭を採用しており、一度に複数の目標を無力化することができます。最大射程は5000mで、発射装置からの誘導を必要としない「撃ちっぱなし」能力を持つ地対空ミサイルです。 航空機を迎撃するには、必ずしもミサイルを直撃させる必要はなく、目標にダメージを与