静岡県にある大手住宅メーカー「富士ハウス」が負債総額638億円で自己破産してしまい、施工中にも関わらず未完成の家が約800戸、手付け金を支払っているのに未着工のままの家が約1300戸あると見られていましたが、本日付で富士ハウスの破産管財人から発表があり、2月28日までに完成して引き渡しが可能な物件はそのまま続行、既に着工しているが完成が3月1日以降の物件は別会社に頼んで続行(追加で資金負担の可能性あり)、工事未着工の物件は破産手続き内で前受金を返還してから別会社が引き受ける形に。 いずれにせよ、なんとか家は完成しそうなのですが、当初予定していたよりも多くの資金が必要になるのに変わりはなく、そもそも完成するかどうかわからなくなる事態に陥るというのは事情や業界に深く詳しく首をつっこんでいる人でない限りはわからないわけです。 こういう事態にならないように「完成保証」というのがあるようですが、そも
「一戸建て住宅の値段が、どう決まっているか知ってますか?多くの工務店や住宅メーカーは、値段の根拠を示せないんです」。注文住宅の建設・販売を手掛けるアキュラホームの宮沢俊哉社長は、こう言い切る。 間取りや外観のデザインを自由に決められる注文住宅の価格は、坪単価40万~80万円が相場だ。一方、アキュラホームは同21万円から手掛けている。圧倒的なコスト競争力で同社の売上高はこの5年で約5倍、204億円(2007年3月期)にまで成長した。この成長を支えているのが、住宅建築コストの「見える化」だ。 一般的な注文住宅の見積もり書を見ると、「基礎工事一式 ○○円(一坪○○円)」など、「一式いくら」の表記が多い。一方、アキュラホームの場合、基礎工事だけでも約20工程に分類され、それぞれの工程で用いる資材単価や作業単価、想定工数などが、びっしりと記されている。 「一式いくらの世界では、無駄なコストがあるかど
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