生活図画事件(せいかつずがじけん)は、1941年(昭和16年)から 1942年(昭和17年)にかけて、北海道の旭川師範学校と旭川中学校の美術教師や学生、卒業生ら二十数人が治安維持法違反容疑で検挙された事件[1]。 1932年(昭和7年)から1940年(昭和15年)、旭川師範学校(現・北海道教育大学旭川校)の熊田満佐吾、旭川中学校の上野成之両教師、及びその教え子たちにより、「生活図画教育」という美術教育が実践された[2]。そこでは、教科書通りに絵を描くのでなく、生活や社会の実態をよく観察し、その中により良い生き方を求めて絵画で表現することが目標とされた[3][4]。同じ流れを汲む教育法に、ありのままの日常を記すことを生徒たちに促す「生活綴方(作文)教育」もある[5]。これらは北方性教育運動として、東北地方や北海道でよく取り入れられていた[4]。 熊田満佐吾は「リアリズムの図画を通してその時代
「俺ね、泥棒したわけじゃないし、人を殺したわけじゃない。善良な市民だったんだよ」。男性は納得できずにいた。北海道旭川市の高齢者施設に入所する菱谷良一さん(103)。戦時中に通った師範学校の教員や学生ら二十数人が一斉検挙された「生活図画事件」の当事者だ。 問題となったのは1枚の絵。日常風景を描いただけで「共産主義を啓蒙(けいもう)した」といわれなき罪を着せられた。治安維持法に2度目の改正がされ、暴走に歯止めがかからなくなった1941年の出来事だ。「最後の生き証人」からのメッセージを届けたい。 「語れる人がいる、と知って」 「マスコミが取材で何かを得たいのならできる範囲で協力するよ」。夏まっただ中の8月。毎日新聞の依頼を快諾してくれた。「(治安維持法は)本当はこうだった、と私の口から教えてあげたい。真実に触れてほしいんだ」。個室のベッドに腰掛け言った。 インタビューはオンライン形式で実施した。
友達に鳥取旅行に誘われた。 「砂丘でスノボやろ」 それが誘い文句だった。砂丘には雪ないからスノボなんてできないでしょ、なんていちいち言ったりせず、黙ってYahooを開いてGoogle検索をかけた。『砂丘でスノボ』は、正確にはサンドボードというらしい。鳥取砂丘の砂は粒子が細かく雪のように滑れる、らしい。 「私スキー場で滑れなくてボード担いでお尻で滑って降りたことあるぐらい苦手だけど、それでもいい?」 「別にいいよ。わたし勝手に滑るし」 即レスだった。私に運動神経が存在していないことを知っていても誘ってくれる心が広い友人に感謝しながら、私も「じゃあ行く」と即レスした。 それから4日後、私たちは鳥取に向かう電車に乗っていた。スーパーはくとという名前のそれはなんの配慮か電車の真正面の景色がモニターで見えるようになっていた。短いトンネルに入っては抜けて、暗い画面が白く眩くなっては暗くなる。そんな画面
日本からの強制退去を命じられた外国人を収容する入管施設のうち、難民認定申請中の長期収容者らがいる施設(2カ所)で2024年まで、夏場にエアコンの24時間運転をしていなかったことが毎日新聞の取材で判明した。エアコンが止まる夜間・未明に熱中症となる収容者がいたことも分かった。2施設とも25年から運転基準を改めたが、専門家は「人権を無視した対応で許されない」と入管の対応を厳しく批判している。 夜間はエアコン停止 在留資格がなく、強制退去を命じられた外国人は本国に送還されるまでの間、入管施設に収容される。施設は全国に17カ所あり、このうち東日本入国管理センター(茨城県牛久市、牛久入管)と大村入国管理センター(長崎県大村市、大村入管)には、難民認定を申請しているなどの理由で収容期間が6カ月以上になった長期収容者らが集められている。17日現在、両施設に59人が収容されている。 エアコンをどう運転するか
Cotona noco @Cotona_noco お婆ちゃんの知恵袋本当すごい👏 🙍♀️『庭木を伐採したんだけど、根が張りすぎて全く抜けない木がある。プロに頼んで重機を入れるしかないかもしれない』 👵『急ぎじゃないならキノコの軸を木の近くに入れときなさい。そのうち木がボロボロになるよ』 一年近く放置してたら木にキノコ生えて、足で蹴った pic.x.com/malqHyXuT7 2025-10-23 11:05:40 Cotona noco @Cotona_noco らボロボロに。根っこはもうちょっと年月かかりそうだけど、そのうちいけるのでは?? 椎茸・しめじ・えのきの軸の切ったのをばらけて適当に土に埋めてただけなのに… 2025-10-23 11:08:43
「子どもは学校で日本語を覚えていくのに、母親は母国語しか分からない。やがて子どもはアフガニスタンの言葉を忘れてしまう」。親子で言葉が通じず、心を通わせることができない―。そんな現実に、日本で暮らすアフガン出身の女性が苦しんでいる。 故郷に残した家族や親族への思いも切実だ。隣国イランなどで進むアフガン人の強制送還や、8月に祖国を襲ったマグニチュード6・0の地震。度重なる苦境が、彼女たちの心をさらに重くする。 そんな女性たちのよりどころになっているのが、日本に住むアフガン人の約4割が暮らす千葉県で開かれている日本語教室だ。「先生から、直接学ぶことができる」。教育を受けることができなかった母親たちにとって、それ自体が喜びの体験となっている。(共同通信=相山真依子) ▽母語を忘れていく子、日本語が理解できない母 NPO法人「イーグル・アフガン復興協会」代表の江藤セデカさん(67)は、1983年にア
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90年代以降、様々な支援・対策が打ち出され、対応を求められてきた「児童虐待」。統計上の増加が意味するのは、都市の病理か、心の病か、それとも――。「虐待」に対する人々のまなざし、そしてその変遷から読み解く。部活動・いじめほか学校問題の研究・発信で知られる著者の初著作を、増補のうえ待望の文庫化。 はじめに 序 章 「児童虐待」の発見 1 新しい社会問題 2 「児童虐待」へのまなざし 第1章 「虐待」は都市で起こる――児童相談所における虐待相談対応件数の分析 1 虐待防止の力学に迫る 2 児童相談所における「虐待相談対応件数」の概要と見方 3 虐待発見の動向 4 都市における「虐待」の発見 5 都市における発見活動の担い手 6 「虐待」は都市で起こる 7 「虐待」をときほぐす コラム① 数字で読む社会現象(1)――数字は何をすくい上げているのか 第2章 「虐待」は増加する――攻撃・放置減少時代に
バイリンガルの人が羨ましい? 子どもはバイリンガルにしたい? けれどもそこにはさまざまな「壁」が立ちふさがっている。内外の研究の最新成果をもとに、乳幼児期に子どもが母語や第二言語をうまく獲得するために必要不可欠な環境とは何かを問う。周囲の大人にできること、すべきこととは? 大人の外国語学習の驚くべき効能も! はじめに 序 章 身近になった子どもの「バイリンガル環境」 「移動」の時代から「移住」の時代へ? バイリンガル児の育つ状況も変化? どの言語で子どもに教育を受けさせるか 日本で育つ外国人の子どもたちは? 失われつつある「もう一つの言語」とどう向き合う? バイリンガルの壁をどう越える? 言語発達と環境の関係性 第1章 ことばはこうして使えるようになる――言語発達環境の重要性 言語発達と環境 環境の影響は乳幼児期に最も大きい 言語発達と個人差 家庭での「対話」が言語発達を支える 量だけでな
がん研究への寄付が増えている。きっかけは、今月がんで亡くなった北大生の中山奏琉(かなる)さん(22)が生前、Xに投稿した「グエー死んだンゴ」の8文字。父親の和彦さん(48)=北海道津別町=は「多くの…
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