「日本に限らず、グローバルを対象に3億人あるいは5億人を束ねるサービスを目指す。もっと力を付ければ、LINEよりも大きくなれる」。共有カレンダーサービス「TimeTree」を手掛けるTimeTree(以下、タイムツリー)共同設立者でCSO(最高戦略責任者)を務める朴且鎮(パク・チャジン)氏はこう意欲を見せる。 2026年から順次提供する予定のAI(人工知能)機能を活用し、カレンダーアプリとしての強みを維持しつつ、利用者の行動を支援する「パーソナルアシスタント」サービスへの変貌を目指す。 TimeTreeは家族や友人、グループなどで予定を共有するためのカレンダーサービス。スマートフォンアプリやWebブラウザーを通じて、利用者がそれぞれの予定やメッセージを書き込み、全員が見られるようにする。リビングルームの壁掛けカレンダーなどと同じ感覚で利用できるという。利用者同士でメッセージをやり取りしたり