1号棟から15号棟までに約5,000人が住む。広場では祭りや餅つきなど様々な催しが開かれる Photo: Ikenaga Makiko, Oshima Takashi
1号棟から15号棟までに約5,000人が住む。広場では祭りや餅つきなど様々な催しが開かれる Photo: Ikenaga Makiko, Oshima Takashi
引っ越しをする時、住みたいと思える部屋を見つけるまでの苦労は大きい。しかもこの苦労は一部の人にとってはかなりでかいのだ。 「外国籍不可」の壁今年の4月で社会人2年目になろうとしていた私は、学生時代から住んでいた物件を出てもいい頃だと思い、不動産屋を訪れた。 担当者に希望条件を伝えると、それとマッチする物件の書類をたくさん机に置かれた。 「よし、いい数」と思い、10枚分以上の空室状況などを大家、または物件の管理会社に電話で確認してもらう。 「ただこの方、外国籍でありまして...」「......はい。承知いたしました。失礼します」 ああ、そういうことか。きっと「外国籍不可」だったのだろう。 私は愛知県で生まれ、山形県で育った。海外経験は大学で語学留学をした1年のみ。両親はアメリカ人なので、外見はバリバリ外国人、国籍もアメリカ。 日本の国籍は両親のどちらかが日本人でないともらえない。小学生の時に
「外国人不可」物件について、いろいろと話題になっているようで。 法務局仕事しろとか差別主義クソ大家はうんこにでも住んでいろとか、そういうことも勿論思うのですが、同時に、単純な差別とはまた別の、社会構造の問題でもあるよね、と思うんです。 日本の賃貸制度は、貸主側のリスクが大きすぎる 日本の賃貸制度は、借主側というか家賃滞納している人間に対して、かなり甘いです。どんくらい甘いかというと、3ヶ月家賃を滞納しなければ、大家側は裁判に持っていけないくらいに甘いです。しかも、その裁判を起こすにも時間が掛かるし、費用も掛かる。挙句には、大家が滞納者の引越し代を負担するという理不尽なこともあります(退去の強制執行費用より安く済むから、仕方なく負担する)。 つまり、滞納者は、合計で家賃約半年分と裁判費用、引越し費用を踏み倒せるくらいの権限(みたいなもの)を持っているわけです。 ちなみに、アメリカだと1ヶ月で
入居を希望した京都市のアパートが「外国人不可」のため、賃貸契約できなかった欧州出身の20代の留学生が、法務省の京都地方法務局に外国人差別だとして救済措置を求めたところ、法務局は「人権侵犯の事実があったとまでは判断できない」と退けた。 不動産相談窓口でアパートを仲介した龍谷大(本部京都市)の生協は留学生に謝罪し、「外国人不可」の物件紹介を中止。大学側も生協に改善を促した。留学生の支援者らから、法務局の対応を疑問視する声があがっている。 ▽透明性欠く 法務省はヘイトスピーチ(憎悪表現)と呼ばれる外国人差別の街頭宣伝をなくそうと呼び掛けており、ホームページでは「外国人であることを理由に理容店が客を拒否した」というケースを人権侵害として紹介している。救済を求めた留学生に対しては、申し立てを認めなかった理由の説明を断った。留学生は「(法務局の対応は)透明性を欠いている」と批判している。 留学生は20
最近、引っ越しをしようと色々家探しをしていました。 私は国籍が朝鮮籍なので、いろいろひっかかるのだろうかと思っていたのですが、 やはり一筋縄ではいきませんでした。 ネットで捜して問い合わせたりしていたのですが、問い合わせの段階で名前が外国人なので、いい物件があっても、 「お問い合わせの ○○○は現在もご紹介可能でございます。 但し、日本国籍を有する方のみご契約・ご入居出来る物件でございますので、申し訳ございませんがご了承下さい」 「当社にて現在外国籍の方へご紹介できる物件はございませんでした」 といって、一方的に返信されてしまったり。 朝鮮名を名乗っていても、日本国籍の場合もあるのに確かめもしないで、 こんな簡単に窓口で断られるんだ!と、実感しました。 それからも、いろいろ問い合わせても「朝鮮籍である在日朝鮮人」について、 ひとつひとつ説明しなくてはならなかったり、はっきり言って面倒なこと
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