参政党の神谷宗幣代表は4日、JR新山口駅前(山口市)で演説した。山口県を地盤とした安倍晋三元首相に触れ、平成24年の衆院選で「神谷くん、国会に上がって中を見ろ」と安倍氏に言われ、自民党から出馬した経緯を振り返った。その上で「安倍さんは特定のメディアに叩かれた。何を言っても(発言が恣意的に)切り取られて、『大変だな』とみていたが、いま私がその立場になって、何を言っても切り取られる」と語った。 神谷氏は「最近の炎上ネタをお披露目したい」と述べ、まず5月10日に青森市で行った街頭演説を挙げた。 「例外を原則として報じる」当時、神谷氏は、沖縄戦の「ひめゆりの塔」の展示説明を「歴史の書き換え」とした自民党の西田昌司氏の発言について「詳細は分からないが、言えることは日本軍は沖縄県民の方々を殺戮(さつりく)するために行ったわけじゃない」と述べ、「米国軍の攻撃で亡くなられた方がほとんどで、中には(日本軍が