(CNN) 米サンフランシスコ国際空港で起きた韓国アシアナ航空機の事故で、負傷した乗客ら83人が事故機を製造した米ボーイングを相手取り、訴訟を起こす手続きを開始した。 シカゴの法律事務所が16日、訴訟への第一段階として、ボーイングに事故機の設計、製造や事故歴、整備状況などに関する情報の開示を命じる裁判所命令を請求した。 同事務所によると、今後数日のうちにアシアナ航空も被告に加わる見通し。さらに、複数の部品製造業者に対しても法的措置を取るとしている。 ボーイング、アシアナ航空は両社とも、この件についてのコメントを避けた。 事故では3人が死亡、180人以上が負傷し、米国家運輸安全委員会(NTSB)が着陸前の乗員の行動などを中心に原因調査を進めてきた。 裁判の原告の中には、脚の骨折や脳の損傷など重傷を負った乗客らが含まれるという。事故では脱出用シューターが機内で広がって出口をふさぎ、一部の乗客が
米サンフランシスコ国際空港でアシアナ航空(韓国)のボーイング777型機が着陸に失敗、死傷者が出た事故は13日で発生から1週間を迎えた。これまでの米運輸安全委員会(NTSB)の調べで、機長らは事故直前まで失速などの異常に気付いていなかったことが判明。着陸準備に入ってから事故に至る82秒間に何があったかが今後の調査の焦点となる。NTSBでは、引き続き人為的ミスの有無の解明を進めている。 NTSBのフライトレコーダー(飛行記録装置)の解析結果などによると、事故直前には機体の速度が大きく低下。機長は事故の7~8秒前になって、ようやく操縦していた副機長に速度を上げるよう指示した。だが、3~4秒前には失速の危険を知らせる警報が出て、滑走路手前の護岸に機体後部をぶつけ、尾翼が折れるなどして大破した。 機体の速度は事故73秒前は時速315キロだったが、事故3秒前には200キロを切り、目標を50キロほど下回
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(CNN) 米サンフランシスコ国際空港で今月6日起きた韓国アシアナ航空機による着陸失敗、炎上事故で、黒煙を上げる機内から脱出した中国人乗客らが安全対策指示を無視しスーツケースを持ち出している画像が出回り、中国のソーシャルメディア上で非常識などとの反発を招いている。 米連邦航空局(FAA)は、機外への避難時には乗客の円滑な脱出を図るため、移動の支障に成りかねない持ち物は放置することを定めている。 アシアナ機には乗客乗員307人が搭乗。乗客の約半分は中国人だった。 中国版ツイッター「微博」には、「非常に失望した。自分の荷物が他人の命より重要なのか」などの投稿が寄せられた。「外国人、特に米国人は中国では人命が金より安いことを理解しないだろう。この思いは中国政府と国民に染みついている」との内容もあった。 一方で、スーツケースを持ち出した乗客を「本能的な反応だろう」と弁護する声もあった。しかし、擁護
【サンフランシスコ=加藤賢治】米サンフランシスコで起きたアシアナ航空機事故で、乗客の救助活動を行った消防隊員らが8日、記者会見し、緊迫した事故直後の状況を振り返った。 空港敷地内の消防施設に待機していたクリスティーン・エモンス隊員は、「飛行機が墜落した」との警報を聞き、現場に急行。すでにエンジンから出火し、大量のジェット燃料が漏れ出していたという。機体後部で身動きができなくなっていた乗客4人を発見、黒煙が勢いを増す前に機外に避難させた。「状況が悪化する前に全員を救助できたのは、幸運だった」と話した。 全員救出後、一時、乗員乗客40~50人の所在が確認できないとの情報が流れた。捜索のため1人で機内に戻った警官は「乗客を見落としていないか心配だった」と話し、「自分を英雄だと思うか」との記者からの質問に、「私は職務を果たしただけだ」と答えた。
米サンフランシスコ国際空港のアシアナ航空機衝突事故を調査している米運輸安全委員会(NTSB)が、教官として副機長席にいたイ・ジョンミン機長との面談内容を公開した。 ハースマンNTSB委員長は9日(現地時間)の記者会見で、「イ・ジョンミン機長が当時500フィート(衝突34秒前)で速度が低いことに気づき、イ・ガングク副機長に『退け(pull back)』と指示した後、自ら直接自動推力調節装置(auto-throttle)速度を137に設定した、と主張した」と明らかにした。続いて「イ・ジョンミン機長はこの装置が速度を維持すると信じたが(assume)、200フィート上空で速度が維持されていないのを知った」と伝えた。 ハースマン委員長が明らかにしたイ・ジョンミン機長の当時の状況説明はこうだ。滑走路5マイル(2万6400フィート)まで速度を180ノットに維持するよう指示を受けた。4000フィートで速
アメリカ、サンフランシスコの空港で、韓国の旅客機が着陸に失敗して炎上し2人が死亡した事故で、旅客機の機長が当局の調査に対して、滑走路に設置されたライトが滑走路への進入高度が低すぎることを示したため高度を上げようとしたと説明していることが明らかになりました。 サンフランシスコ国際空港で6日、韓国のアシアナ航空のボーイング777型機が着陸に失敗し炎上した事故では、中国人の高校生2人が死亡し180人以上がけがをするなどして病院に運ばれました。 アメリカのNTSB=国家運輸安全委員会は9日、記者会見し、これまでに、機内にいた4人の操縦士のうち3人から聞き取りを終えたと発表しました。 このうち機長は、およそ150メートルまで高度を下げたとき、滑走路に設置されたライトが通常より低い高度で機体が進入していることを示したため、高度を上げようとしたと説明しているということです。 この時点で、操縦していた副操
【中野晃=ソウル、中井大助=ニューヨーク、工藤隆治】米サンフランシスコ国際空港でアシアナ航空機が着陸に失敗した事故で、操縦していた副機長を指導する機長は、今回初めて教官役として飛行したことがわかった。副機長はボーイング777型機の操縦経験を積むための訓練(慣熟飛行)中で、同型機でこの空港に着陸するのが初めてだったことも判明している。 アシアナ航空関係者によると、機長は777型機で3220時間の飛行経験があり、同空港にも33回運航している。しかし、先月15日に「教官」としての資格を得たばかりだった。副機長は同型機の飛行が9回、計43時間と少なかった。 同社の尹永斗(ユンヨンドゥ)社長は8日の会見で、副機長の操縦について「国際法にのっとった訓練飛行」「シミュレーターで完璧に訓練した後に飛行するので問題はない」などと述べた。一方、「教官の機長が飛行の責任を負う」とも語った。 続きを読む関連記
猛烈な勢いで煙を噴き上げるアシアナ航空214便。乗客が脱出してまもなく、炎は客室を覆い、機体上部は崩れ落ちた=7月6日、米カリフォルニア州サンフランシスコ(AP) 米サンフランシスコ国際空港で6日に起きたアシアナ航空機事故で、着陸体勢に入った機体の高度が異常に低かったことが乗客らの証言で判明した。「低すぎる。おかしい」。着陸に失敗したボーイング777に何が起きたのか。米メディアや関係者の証言から恐怖の数分間を再現した。 尾翼ちぎれる 米西部時間6日午前11時(日本時間7日午前3時)すぎ。出発地の上海からソウルを経由したアシアナ航空214便は太平洋を渡り、サンフランシスコに到着しようとしていた。 サンフランシスコ湾に面した国際空港に機体が近づいた時、乗客の一人、ベンジャミン・リビーさんは高度の異常に気付いた。 「私はこの空港をよく知っているから分かったんだ。ちょっと低すぎるとね。パイロットは
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