2022年の脱原発を決めたドイツ政府の諮問機関(倫理委員会)のメンバーを務めた自由ベルリン大学のミランダ・シュラーズ教授が来日し福島県などを訪れた。エネルギー政策をめぐる日本の議論や福島の状況について尋ねた。――エネルギー政策をめぐる日本国内の議論をどうみますか。「原子力発電の比率ばかりが焦点となり、討論の本当の枠組みが国民が見えにくいのではないか。原子力にイエスかノーかでなく、私たちがどう
二酸化炭素の排出抑制の必要性に加え、東日本大震災による原発事故や電力不足の問題で、再生可能エネルギーへの注目度が一気に増しています。7月からは再生可能エネルギーの固定価格全量買い取り制度も始まり、中でも太陽光発電事業はお祭り状態。今までエネルギー事業とは全く無縁だった業界からも新規参入する事業者が後を絶たず、バブルともいえる状況になっています。 太陽光発電は名前の通り太陽光のエネルギーを電力にする仕組みなので、クリーンなエネルギー。発電した電力は売電することで初期コストはほぼ回収できると言われており、また非常時には自立運転で発電できるという安心感もあって、購入を検討している方が多くなっているようです。「太陽光発電を付けようと思っていますがどうでしょう?」というご質問をいただくことが最近、非常に多くなってきました。しかし、この質問に答えるのは難しいというのが本音です。 一部のために全国民に負
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