これは心肺停止になった肉親を自分の勤務先の病院へ搬送することになった医師のはなし。 まだ死後3週間と未だ受容し兼ねる時期ではありますが、そのとき思ったことや考えたことを忘れないうちにどこかに残しておこうと思いここに書きます。文章の才能はありませんので悪しからず。 先日父が急死した。60歳だった。 普段なら夕食後トイレに出てきたりするはずなのに物音がしないので部屋へ様子を見に行ったら心肺停止の状態だった。 すぐに救急要請し胸骨圧迫(心臓マッサージ)を行った。これまでのキャリアで最も必死で行った心マだったと思う。 病弱な母に救急隊との連絡を任せて心マを続けること4分程、遠くからサイレンが近づいてきた。と思っていたらすぐに救急隊員たちがマンションの部屋まで駆け上がってきた。余裕がなくて全く分からなかったけれどもたぶん見知った顔の人たちだ。 既往歴やかかりつけ医療機関を伝えたら「最も近い〇〇病院(