- 1◆VHyiszqZsZfI25/10/16(木) 18:34:05
- 2◆VHyiszqZsZfI25/10/16(木) 18:35:41
落ちちゃって少し期間空きましたが再開します。
今日は20時30分頃から始めようと思います。
正直言いますと落ちて少し萎えてました。しょんぼり - 3◆VHyiszqZsZfI25/10/16(木) 18:36:33
- 4二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 18:42:23
再開乙です
出先で保守出来ず申し訳ない… - 5二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 18:58:09
取り敢えず10まで
- 6二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 18:59:02
うめ
- 7二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 19:04:27
ume
- 8二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 19:06:22
埋め
- 9二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 19:23:00
立て乙
- 10二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 19:26:48
10
- 11二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 20:21:49
お待ちしてました!
- 12二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 20:23:46
待機スレあったけどもう落ちてるな
- 13◆VHyiszqZsZfI25/10/16(木) 20:32:29
30分になりましたので更新再開します
- 14◆VHyiszqZsZfI25/10/16(木) 20:34:03
1日目行動順
1・芥屑の死 ←いまココ
2・サンダーブラスター
3・シオン
4・ビックリサン
5・トレニア
6・サンタX
7・ミラクル★リクリ - 15◆VHyiszqZsZfI25/10/16(木) 20:34:51
【魔法少女名】芥屑の死(デスザジャンク)
【英霊】御世方那子(忠誠度10+25)
【本名】原道 潤油(はらみち ぐりす)
【外見年齢】17
【魔法】周囲の物体の内側にクワトロチーズバーガーを溢れるまで詰め込む。人体はもちろん、多少の時間があれば民家が爆ぜマンホールが吹き飛ぶ。
【基本ステータス】
破壊力:★★★★
守備力:★
俊敏力:★★
魔法のポテンシャル:★★★★
自己主張/野望:★★★
備考:衣装フリフリ、身体ガリガリ、情緒ガタガタ
台詞:「健康な奴らみんなくたばればいい…!」「親に恵まれたな!しね!」「同族嫌悪だね。殺します」 - 16◆VHyiszqZsZfI25/10/16(木) 20:43:01
◇芥屑の死
不快な感覚な感触が体に触れる。目の前は暗く、何もない。
ぽちゃっと水辺で何かが跳ねたような音が聞こえる。そうだ、私は、確か……何をしていたか。
くそっ。頭が鈍く、重い。思考が思うように働かない。
未だ、目の前は暗い。……いや、暗いのではない。
芥屑の死は、自身がただ、目を閉じているだけだという事に気づいた。
目を閉じているから暗いのだ。そんな当たり前な事に気付かなかった事に苛ついたが、感情を揺らすほどの気力もない。
目を開けなければ。そうして、芥屑の死は瞼を開いて、視界を開かせた。 - 17◆VHyiszqZsZfI25/10/16(木) 20:52:57
「……んぁ……ここ、は…」
芥屑の死の眼前に広がっていたのは薄暗い空だった。陽がまだ完全には昇らない薄暗い朝。時折、鳥の鳴き声のような音も聞こえる。
ようやく思考がクリアになってきた。未だ寝起きのような気だるげな感触は拭えないが、どうやら芥屑の死はどこかの原っぱに横たわっているらしい。
体を起こす気も起きず、ただひたすら深呼吸をする。そうだ、私は……あの試験官に試験会場に通すと言われ、言われたまま扉を開けて……そこからの記憶がない。
状況から察するに、もう試験は始まっているのだろうか。いや、それにしてもーー
「……ここまでダルくなるなんて、効いてないっつーの…」
体を横たえたまま芥屑の死は一人ごちた。 - 18◆VHyiszqZsZfI25/10/16(木) 21:02:19
ふと、芥屑の死のポケットで何かが震える。そういえば、試験官から支給された魔法の端末をそこにしまっていた事を思い出し、ポケットをまさぐり端末を取り出す。
何かを受信しているらしくランプが緑色に点滅している。
急な現地入りによる後遺症がまだ残っているものの、ひとまず体を起こす。近くの体を支えられるものでもあればいいが、辺りと見渡す。
まず一番に目を引くのは、巨大な水溜まりだった。湖といっても差し支えないぐらいには、とても大きい。向こう岸が見えず、うっすらと霧のようなものも出ている。
芥屑の死がいる場所はその湖周りの原っぱといったところか。原っぱのすぐ近くには雑木林も見え、どうやら湖を囲うように林が広がっているらしい。
揺れる体に少し気分が悪くなるが、雑木林の方まで歩くと、一本の木に背を預けたあとに、端末を開いた。これは……メールか。 - 19◆VHyiszqZsZfI25/10/16(木) 21:14:07
『このメールは、試験始まりと同時に候補生の皆様に一斉に送信されています。
まず、皆様には事前にお伝えしたルールの元で、英霊を使った選抜試験を受けてもらいます。
英霊の召喚システムについては、このメールに添付している画像の魔方陣を数秒タップしていただければ召喚されます。それと、同時に皆様の右手の甲に令呪が三画与えられます。
その令呪は試験合格に必要なものです。全ての令呪が失くなった場合、その時点で失格となります。
また、令呪は呼び出された英霊と繋がっておりますので、英霊が消滅した場合も令呪も消滅し、失格となります。
期限はありません。最後の一人になるまでこの選抜試験は続きます。皆様のご健闘、こころより願っています。』
そうしてメールは終わっている。スクロールバーを下に下げると、先ほどのメールで言っていた幾何学的模様の魔方陣らしきものが時計回りに回転していた。
「……まっ。とりあえずは呼び出しますか…」
正直、選抜試験に勝てるのであればどうでもいいのだが、なるべく足手まといにならないような英霊が呼び出されないことを願いながら、その魔方陣をタップした。 - 20◆VHyiszqZsZfI25/10/16(木) 21:25:14
「ーーふふーん。マスターの呼び出しによって、ココにやってきましたデース!」
光が辺りを包み、やがて一つの声が聞こえる。
若い女性、女の子の声だ。ところどころイントネーションがおかしく、語尾も何となく片言だ。あと無駄にデースと伸ばしているのに何故か苛つく。
そうして光が再び端末へ収束し、辺りが元の明るさへ戻る。そして、芥屑の死の目の前には一人の魔法少女がいた。
一目で巫女モチーフだと分かるような巫女服姿の魔法少女。俗に言う大和撫子というものだろうか。綺麗に整った顔立ちで座り込む芥屑の死を立って見下ろしている。
「……そっか」
「んん?なんか、元気ありまセーンね。体調でも悪いんデースか?」
見りゃ分かるだろうと言ってやりたくなったが、それをいう気力も削られている芥屑の死は、返事代わりに一つため息を吐いた。 - 21◆VHyiszqZsZfI25/10/16(木) 21:26:39
1日目行動順(朝)
1・芥屑の死
2・サンダーブラスター ←いまココ
3・シオン
4・ビックリサン
5・トレニア
6・サルタX
7・ミラクル★リクリ - 22◆VHyiszqZsZfI25/10/16(木) 21:28:00
【魔法少女名】サンダーブラスター
【英霊】ソニア・ビーン(忠誠度98)
【本名】皇 稲妻
【外見年齢】16
【魔法】魔法の銃で魔法の電撃弾丸をぶち込む、威力や匙加減自由自在
【基本ステータス】
破壊力:★★★★
守備力:★★
俊敏力:★★★★★
魔法のポテンシャル:★★★
自己主張/野望:★★★★
外見:金色のインナーカラー髪の褐色Gカップギャル美少女
「魔法少女とかマジ上がるし!活躍してギュンギュンに目立つっしょ―!いえーい!」 - 23◆VHyiszqZsZfI25/10/16(木) 21:41:08
◇サンダーブラスター
「…えっと…だい、じょうぶ……?」
「あははー平気平気。マジ大丈夫だって…」
そう口には出すが、未だ倦怠感が抜けないサンダーブラスターは、肩をしてくれているボロ着の魔法少女ーーソニア・ビーンに弱々しく笑顔を見せた。
正直、魔法少女の体でここまで体調が弱るなんて初めての事だからか少しキツイ。それでもソニアに介抱されてからはだいぶ楽になったからか、今ではソニアに肩を支えられながらだが歩けるぐらいには回復した。
サンダーが呼び出したこの子、ソニアはどういうわけかサンダーに非常に懐いていた。まだ会ってまもないサンダーを気遣ったり、こうして支えてくれたりしてくれている。サンダーが少し咳き込むだけであわあわとサンダーを心配してくれる姿を見ていると、まるで可愛い妹が出来た風に感じられた。
ーーこの子みたいな妹とか、マジ人生勝ち組じゃね?
軽い言葉を内に吐きながら、サンダーはソニアと共に歩く。軽口叩けるまで回復出来ている。体力の方もあと少しで全快といったところか。 - 24◆VHyiszqZsZfI25/10/16(木) 22:01:43
サンダーがいまいる場所はどこかの学校の中のようだった。
サンダーが通っている高校みたいだと思ったが、学校掲示物などを見ていると、どうやらここは中学校らしい。
窓から差し込む陽の光が差し込む。教室にかけられている時計を見ると早朝の時間帯。未だ、誰も学校には来ていない。
「……あれ?これってもしかしてウチら不法侵入になってない?」
ソニアと共に歩いて早数分。そうしてからサンダーは気が付いた。
今回はサンダーに一切の非はないが、端から見て今のサンダーたちはただの不法侵入者だ。今のところ、中学校を警備している警備員には鉢合わせてはいないが、もし見つかりでもしたら面倒な事になりかねない。
「うっそー。え~…あの試験官なにかんがえてんの?ウチラ何も悪いことしてないじゃん…」
「……ん……何か、あったん…?」
「いや~もしかしてウチラこのままお巡りさんに追いかけ回されそうだな~って思っただけ。まっ、すぐに出ていけばまだ大丈夫っしょ。ノーカンノーカン。もうまんたいってね」
取りあえず外に出れば何かあっても知らない振りぐらいは出来るだろう。まぁ、監視カメラで撮られてなければの話だが。
そうしていると、不意に袖を引っ張られる。引っ張られた方を見ると、ソニアがサンダーの事をじっと見ていた。
「うん?ソニアちゃんどしたの?」
「ーーる、から……」
「えっ?」
「…サンダーのこと、守る、から。そんで、大丈夫……」
「……」
そうしてサンダーを見るソニアの目は、どこか何かを決心したかのように、力強い目をしていた。
いったい、サンダーの何が彼女をそこまでさせたのかは分からないが、ただ、サンダーの事を守ると言ったソニアが愛おしくなり、その頭を撫でてあげた。この子となら、この選抜試験も勝ち抜ける。そんな気持ちが、サンダーの胸に一つ浮かんだ。 - 25◆VHyiszqZsZfI25/10/16(木) 22:03:06
今日の更新はここまでとします。
少しテンポが遅いかもしれませんが、長い目で見ていただけると幸いです。
それではおやすみなさいZzz - 26二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 22:05:29
乙でした
- 27二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 06:17:49
保守
- 28二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 07:00:38
ソニアちゃん普通に美少女(過去にそっと目をそらして)
- 29二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 07:45:11
プキン将軍との蜜月を思い出すと微妙な気持ちになるけど本家のサーヴァントシステムからしてそんなもんか
- 30二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 15:13:54
保守
- 31◆VHyiszqZsZfI25/10/17(金) 18:48:22
今日は9時から始めます
- 32二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 18:54:07
楽しみ
- 33◆VHyiszqZsZfI25/10/17(金) 21:00:18
更新再開します
- 34◆VHyiszqZsZfI25/10/17(金) 21:00:40
1日目行動順(朝)
1・芥屑の死
2・サンダーブラスター
3・シオン ←いまココ
4・ビックリサン
5・トレニア
6・サルタX
7・ミラクル★リクリ - 35◆VHyiszqZsZfI25/10/17(金) 21:01:29
【魔法少女名】シオン
【英霊】ネフィーリア(忠誠度43)
【本名】湯船 詩音【ゆぶね しおん】
【外見年齢】18
【魔法】相手の魔法のコピー
【基本ステータス】
破壊力:★★★★★
守備力:★★★★★
俊敏力:★★★★★
魔法のポテンシャル:★★★★
自己主張/野望:★
「つまらない」
容姿:黒いワンピース - 36◆VHyiszqZsZfI25/10/17(金) 21:14:01
◇シオン
「…………」
「…………」
魔法少女に選ばれる。なんて、普通とは程遠いあり得るはずがない絵空事に希望を見出だしたのは、どうしてなのか。シオンは竹林を歩き、彷徨いながら考えていた。
昔から何をしても人並み以上にーーいや、何をやってもプロ並みにこなし、努力なんてしたことがない。
周りの人たちの全てがシオンより劣っていて、対等な人なんて一人もいやしなかった。
両親は、シオンを愛しているというより、シオンの才能を愛しているに近かったし、周りに群がる下世話な笑みを浮かべる奴らも、みなシオンの才能を求めた。
周りに一人も味方はいない。シオンという人間を理解している者なんて存在しない。だからなのか、いつの間にかシオンは孤独に慣れてしまったのかもしれない。
全てがどうでもよくて、周りの奴らもどうでもいい。人生すらも放棄して、ただ流れに身を任せる生き方を選んだのは、そうした方が楽だからか。
そうして思考を深めて、ふっと鼻を鳴らす。こんな考えも今まで何回目だろうか。結局、自身を省みても、自身の在り方を変えようとしないのだから、対して意味もないのに。 - 37◆VHyiszqZsZfI25/10/17(金) 21:19:27
「…………」
「…………」
魔法少女に選ばれたからって、シオンの在り方も急に変わるわけがない。いや、むしろこんな自分が変わるかもと期待していた文、より絶望が深いが。
魔法少女になれば、自分は人より劣ることが出来るかもしれないと考えた。だが、実際にはどうだ。
あの試験官にも、シオンは他の魔法少女よりも潜在的に優れており、今まで見てきた魔法少女よりも才能に満ち溢れていると言った。
シオンが人より劣る。そんな僅かな希望も潰え、そして試験が始まった。始まってしまった。
……やっと、シオンと対等になってくれる人がいると信じていたのに。
どうしようもない倦怠感に、ぐるぐると思考を巡らせる。どうしようもなく、思考を巡らせる。 - 38◆VHyiszqZsZfI25/10/17(金) 21:32:42
「…………」
「…………くっ…くっ」
ふと後ろから笑い声が聞こえた。シオンの後ろを歩いている人物なんて一人しかいない。後ろを振り向き、その人物を見る。振り替えられると思ってなかったのか、その人物は少し驚いたような顔をするが、すぐにまた口を歪ませて肩を揺らす。何がおかしいのだろうか。
「……いったい、なに」
「……いや……忘れ……なかった……だって」
「……?」
このシオンが呼び出した英霊ーーネフィーリアはども会話に難点がある。声が小さい、卑屈な喋り方、そのくせ単語が途切れ途切れ。これで本人は法律の専門家だなんていうのだからちゃんちゃら可笑しかった。
「……道……迷って……」
「道?……あぁ、迷ってるんじゃないかって事ですか。それなら心配要りませんよ。こういう周囲が似た景色ばかりで方向感覚を失いそうになる場所での歩き方は把握してますので」
そういうとネフィーリアはまた肩を揺らして笑う。
もはや相手するのも疲れる。さっさと竹林から出なければ試験に出遅れてしまう。
少し歩調を早めて進むと後ろの歩調を早くなる事を確認しながらシオンは更に少しづつスピードを上げた。
「……自分……勝手な……クズ……唯我……独尊……」
また後ろで何か聞こえたような気がしたが、シオンは無視することにした。どうせ相手したって意味がないのだから。 - 39◆VHyiszqZsZfI25/10/17(金) 21:35:03
1日目行動順(朝)
1・芥屑の死
2・サンダーブラスター
3・シオン
4・ビックリサン ←いまココ
5・トレニア
6・サルタX
7・ミラクル★リクリ - 40◆VHyiszqZsZfI25/10/17(金) 21:35:34
【魔法少女名】ビックリサン
【英霊】ペチカ(忠誠度89+50(99))
※忠誠度は最大99。100はダイスで出さなければなりません。
【本名】栗山 紺狐(くりやま こんこ)
【外見年齢】13
【魔法】おっきなキツネを使役するよ
【基本ステータス】(最小が星一つ、最大が星五つ)
破壊力:★★★★
守備力:★★★
俊敏力:★★★★★
魔法のポテンシャル:★★★★
自己主張/野望:★★★
外見:狐耳と紺のロング。ハイレグに改造した巫女服
台詞:「なんじゃ面白いことをしておるのォ!遊びは三度の飯よりも大好きじゃ!ワラワもまぜいまぜい!」 - 41◆VHyiszqZsZfI25/10/17(金) 21:49:06
◇ビックリサン
「ーー実はワラワはな、既にこの試験の勝者を知っておるのじゃ」
「……え、えぇ!?」
そういって手にした大幣を口元に寄せてビックリサンは笑うと、目の前のビックリサンの英霊ーーペチカが大層驚いたリアクションを見せる。中々悪くない反応だった。
もちろん、試験が始まってまだ間もない。呼び出されてそうそう目の前の主がそんな世迷い言を駄弁れば、まず浮かぶ感情は驚き、次いで疑念と不信感だろう。だが不信感を抱かせる前に言葉を挟む。
「まぁ待つのじゃ。いきなり呼び出されてそんな事を言われれば驚くのも無理はないじゃろう。じゃが、ワラワにはそれを真(まこと)とする力と魔法、そして何より重要な『幸運』があるのじゃ」
「…………」
目の前の魔法少女が唖然の表情をする。ここからが本番だ。この英霊がビックリサンに付き従うようにするための最初の交流なのだから。厳格に、粛々と、威厳を示さなければならない。ゆえに、決して気後れしないように、ビックリサンは胸を張った。 - 42◆VHyiszqZsZfI25/10/17(金) 22:09:03
「まず、そなた。ペチカといったか。……ワラワを見て、どう思う?」
「え?……えっと、その」
「よおく見るのじゃ。ほれ」
ペチカに体を近づけ、リサンの体が良く見えるように軽く時計回りに回る。まるでモデルのようにじっくりとだ。
「ほれ、何か言う事があるじゃろ?」
「えっと……あの……狐の巫女 、さん……みたいだなって」
「!!そう!それじゃ!ワラワはどっからどう見ても巫女 さんじゃろ?」
初手でリサンに意図に気付いてくれるとは、この英霊、中々の洞察眼だ。
自分の英霊が中々の者であることに少し気分を良くする。
「じゃぁ次じゃ。今ワラワたちがいるこの場所、どこか分かるかの?」
「えっ?……神社、ですよね」
「うむ!実に見事な答えじゃ!……して、つまり?」
「つまり……あぁ……その、神社に巫女 さんは、自然って事…ですか?」
「そうそうそうそうなのじゃ!つまりこれはまさしくでぃすてにぃって事なのじゃよ!!」
こうも自分の英霊がリサンの言いたいことを分かっているととても気分が良い。
「つまりは、巫女 さんもちーふのワラワが神社に飛ばされるって事自体がまさにりあるらっくと呼ぶに相応しいのじゃ!」
今日はまさにリサンにとって幸運の日。全てがリサンにとって出来すぎている。まさにリサンが合格しろっと稲荷様の思し召しに他ならない。
「だから、ぬしはワラワに着いて参ればいいのじゃ。決して損はさせないぞ」
そうして、リサンは勝利の笑みを浮かべた。 - 43◆VHyiszqZsZfI25/10/17(金) 22:10:02
少し急用が入りましたため、次のレス遅れます
- 44◆VHyiszqZsZfI25/10/17(金) 22:13:44
更新再開します
- 45◆VHyiszqZsZfI25/10/17(金) 22:14:52
1日目行動順(朝)
1・芥屑の死
2・サンダーブラスター
3・シオン
4・ビックリサン
5・トレニア ←いまココ
6・サルタX
7・ミラクル★リクリ - 46◆VHyiszqZsZfI25/10/17(金) 22:15:55
【魔法少女名】トレニア
【英霊】オールド・ブルー(忠誠度MAX100)
【本名】二井 芽依
【外見年齢】16
【魔法】「花を咲かせるよ」
魔法の種を植えると紫色の花が咲く。水と光と魔力を吸収することで増殖し、地下茎を通じて広がり、最大でビル程度の高さまで成長する。
【基本ステータス】
破壊力:★★
守備力:★★★★
俊敏力:★★★
魔法のポテンシャル:★★★★
自己主張/野望:★★★
外見:庭師風の衣装に、如雨露を持っている。如雨露からは水がたくさん出る。
セリフ:「まあ、そう気に病まなくてもいいんじゃない?そのうち全部花になるよ。」 - 47◆VHyiszqZsZfI25/10/17(金) 22:21:13
◇トレニア
魔法少女に選ばれて、試験を受けることになった時から、どこか予感のようなものがしていた。
勘、といえば良いのだろうか。昔から、何かと人が気にしないようなものに目敏(めざと)く気付く事が多く、何か大きな事が起きるとどこか胸がざわめいていた。
魔法少女に選ばれる前のその日も、朝から何かと胸がざわつき、落ち着かなかった。そしてその予感は当たりで、私は魔法少女『トレニア』になった。
でも、魔法少女になっても、この胸のざわつきは収まるどころか、むしろ前よりも強く、トレニアを縛り付けるかのように波打っていた。 - 48◆VHyiszqZsZfI25/10/17(金) 22:33:29
目を覚ますと、そこは古びた工場跡地のような場所だった。
海が近いのか、時折外から波の音がさざめき、潮の香りが魔法少女で研ぎ澄まされたトレニアの嗅覚へ運ばれる。
ちょっと外にでも行ってみたかったのだが、どういうわけか体が重い。
動けない程ではないにしても、出来るなら動きたくはない。
そうしてトレニアは今、廃工場の薄汚れた壁に体を預けている。
そういえば、先ほどポケットが震えていたような、そんな気がした。
ポケットをまさぐり、中の支給された魔法の端末を取り出す。案の定、魔法の端末にメールが届いていた。
気だる気からか、メールをじっくり見るのも億劫で、メールを流し読みする。すると、最後のページ、スクロールバーの最下位置に魔方陣の画像が浮かんでいた。
「英霊…か…」
英霊。試験官の話によれば、トレニアたちが魔法少女になる前から存在した過去の魔法少女。いわゆる先輩と呼べるような魔法少女たちとの事だ。
あくまで英霊として呼び出すため、元となった本人たちには影響はなく、英霊という割にはどこか生き霊に近い存在だと話していたか。
元の本人に自身をモデルとした英霊が作られてる事を知っているのか質問した誰かがいたような気がしたが、その時ゆっくりと目を反らした試験官の顔は今でも鮮明に覚えている。
「まぁ、だからとはいえ、英霊を呼ばないなんて選択肢はないけど」
そもそも、英霊を呼ばなければ試験に参加すら出来ない。元の先輩魔法少女たちには申し訳ないが、ここは試験官の言う事を聞こう。
そうして、トレニアは魔法の端末に浮かぶ魔方陣をーーそっと押した。
ーー未だざわめく胸の締め付けを押さえながら。 - 49◆VHyiszqZsZfI25/10/17(金) 22:41:25
光が辺りを包み込み、やがてそれは数秒の時間をかけて静かに収束する。
そして、目の前にはーー青い魔法少女が立ち、トレニアを見ていた。
不思議な気分だ。寂れてあちこちが吹き抜けでボロボロの廃工場に、見た目中学生ほどの美少女が立っている。
だが、背格好は中学生のそれに近いかもしれないが、どうしてもただの子供と思うことができない。
青く透き通った双眼が、じっとトレニアを見ている。それに、トレニアはいつの間にか緊張していたのか、口内に溜まった唾を飲んだ。
「ーー初めまして、トレニアさん」
そうして、彼女ーー青い瞳を持った英霊『オールド・ブルー』は、まるで仏様を想起させるような慈悲深い笑みを浮かべて、トレニアへ会釈した。 - 50◆VHyiszqZsZfI25/10/17(金) 22:45:30
今日はここまでとします
次はサルタXさんの朝描写から入ります。サンタではありませんよ。まだクリスマスには早いですから。あと名前を間違えた無礼イッチを晒し首にする処刑場はこの先であっていますか?
全員の朝描写が終わりましたら、その次で昼パート。そこでようやく安価システムがありますのでその時はぜひ参加お待ちしております - 51二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 22:47:01
ビックリサンとペチカのツッコミ不在コンビ良い
- 52二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 06:38:01
保守
- 53二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 10:02:25
保守
- 54◆VHyiszqZsZfI25/10/18(土) 17:26:44
今日は8時30分から再開します
- 55◆VHyiszqZsZfI25/10/18(土) 20:25:59
すいません、急遽出かける用事が出来ましたので少し遅れます。
落ち着き次第連絡します - 56◆VHyiszqZsZfI25/10/18(土) 21:29:23
今帰りました
40分になりましたら更新再開します - 57◆VHyiszqZsZfI25/10/18(土) 21:44:37
更新再開します
- 58◆VHyiszqZsZfI25/10/18(土) 21:45:25
1日目行動順(朝)
1・芥屑の死
2・サンダーブラスター
3・シオン
4・ビックリサン
5・トレニア
6・サルタX ←いまココ
7・ミラクル★リクリ - 59◆VHyiszqZsZfI25/10/18(土) 21:45:40
【魔法少女名】サルタX
【英霊】奈落野院出ィ子(忠誠度40)
【本名】梵 楓花(そよぎ ふうか)/
【外見年齢】15
【魔法】魔法の団扇でなんでも吹き飛ばすよ
【基本ステータス】
破壊力:★★★
守備力:★★
俊敏力:★★★★★
魔法のポテンシャル:★★★
自己主張/野望:★★★★
【外見】黒色サイドツインシニヨン
ノースリーブでミニ丈の天狗装束の上に法被、背には巨大な祭団扇
【セリフ】
「この辺で何か有名なお祭りなんか、ない?お祭りでないにしてもほら、イベントとか、なんか恒例のどんちゃん騒ぎとか──」
「むむっ!!あっちから祭の気配がする」
「さぁ!祭りだテンションブチ上げてこー」 - 60◆VHyiszqZsZfI25/10/18(土) 21:54:58
◇サルタX
ごーんごーんごーん、と寺院の鐘が鳴らされる。
既に時刻は7時を回り、寺院下、階段先の道路を出社前の会社員や学校へ向かう学生たちが歩いていた。
飛ばされた場所が寺院なんて幸先が良いと思っていたが、こうも人が増えると少し動きづらい。それに加え、飛ばされた時の後遺症からなのか、どういうわけか体が重い。
一目を避けるため、寺院隣の森に生えている木の枝に座っているものの、動けるのはまだまだ先か。
「はぁ…ま、朝は私たち魔法少女のじかんじゃないし、のんびりいこっか」
そうやって足を組み直し、少し枝の上で寝そべる。天狗モチーフなのもあってバランス感覚は飛び抜けている。これぐらいの事はサルタXには訳なかった。 - 61◆VHyiszqZsZfI25/10/18(土) 22:02:47
ふと、頭上から葉がさらりとサルタへ降った。
次いで、頭上から人一人の分の影がサルタの目の前へ落ち、不安定な枝を少しも揺らさずにその人物は立った。
「……少しは体調は良くなったか」
「ま、お陰さまでね。でも、やっぱり朝は思うように動けないのがちっと厳しいけど」
軽く言葉を返して笑うと、その人物もふっと笑い返す。
フードを深く被り、口元しか見えないせいであまり感情が読み取れないサルタの英霊ーー奈落野院出ィ子だが、笑う時だけは良く分かるようになってきた。
あまり喋らず、しかしそこまで冷徹ではない。どんちゃん騒ぎが大好きなサルタにはあまり馴染みづらい魔法少女とは思っていたが、こうして案外気楽に喋れるには意外だった。 - 62◆VHyiszqZsZfI25/10/18(土) 22:12:56
ただ、奈落野院出ィ子の方はサルタの事をどう思っているかは不明だが。
「…………」
「ほんと、出ィ子はクール系って感じだよね~」
「……引き続き、辺りを散策してこよう」
「え?……あぁ。ま、いってらっしゃい」
そういって出ィ子は枝から降りると、瞬く間に姿を消した。瞬間移動ではない。話では少しだけ姿を消せる魔法だったか。
さらりと会話の梯子を外されたような気がしたが、まぁいいだろう。相手も会話に乗り気ではないなら、無理に話す必要はない。
「あぁあ、どっかでお祭りでもやってないかな~」
腕を頭後方に回し、寝っ転がる。葉の隙間からの木漏れ日がちょうど心地よかった。 - 63◆VHyiszqZsZfI25/10/18(土) 22:13:54
1日目行動順(朝)
1・芥屑の死
2・サンダーブラスター
3・シオン
4・ビックリサン
5・トレニア
6・サルタX
7・ミラクル★リクリ ←いまココ - 64◆VHyiszqZsZfI25/10/18(土) 22:14:28
【魔法少女名】ミラクル★リクリ
【英霊】パトリシア(忠誠度52+30)
【本名】美裸李 理久(みらり りく)
【外見年齢】16
【魔法】千里眼
【基本ステータス】
破壊力:★
守備力:★★★★
俊敏力:★★★★
魔法のポテンシャル:★★
自己主張/野望:★★★★
外見:可愛い顔に男物の服を着ている
セリフ
「でかくなって、パフェを弟とたくさん食べる」
「お母さんが見れなかった景色を見たい」
「弟が心配、うぇーん」 - 65二次元好きの匿名さん25/10/18(土) 22:19:52
このレスは削除されています
- 66◆VHyiszqZsZfI25/10/18(土) 22:20:38
ミスりました。更新進めます。
- 67◆VHyiszqZsZfI25/10/18(土) 22:36:33
◇ミラクル☆リクリ
「で、うちの弟がスッゴい可愛いわけなんですよ」
「へぇマジで?いいなぁ兄弟とかいて」
「パトリシアさんは兄弟いないんですか?」
「いないいない。うちは昔っから一人っ子だったし」
「ほんと、目に入れても痛くないってまさにこれですよね。あぁ弟に会いたい」
「そんじゃ、さっさと終わらせて一杯やっちゃおうか。もちろん弟くんも一緒にね」
病院の外、病院が開くのを待っている人たちが並ぶ病院入り口のベンチにリクリたちはいた。
試験の始まりと同時に飛ばされた場所が病院近くの森で、体が重く思ったように動けないところを呼び出した英霊ーーパトリシアに運ばれて病院に先ほどたどり着いたのだ。
とはいえ、もちろん魔法少女変身したままではいけない。
今のリクリたちは一度変身を解除している。魔法少女も変身を解除すればただの人だ。きらびやかでなければ、目立つこともない。
だが、
「……でも、別に病院に行く程でもないような気がするんだけど」
「ダメダメ、こういうのは少しでも油断しちゃいけないだから。一回医者に見てもらった方が良いって」
でもだからって、こうやってパトリシアさんに背中におぶってもらうのも、少し恥ずかしい。 - 68◆VHyiszqZsZfI25/10/18(土) 22:48:31
「でもお金とか持ってないですよ」
「大丈夫大丈夫。私が代わりに払っとくから。これでも魔法少女業で色々稼いでるんだから」
英霊ーー元となった本人ではないという話だったが、お金なんて持っていたのだろうか。
「あ、でも手持ちのお金しか持ってないから、そこまで期待しないでね」
「それはもちろんですよ」
あくまで手持ちの道具類まで再現しているって事なのか。ここが現実世界だったら、金銭のコピーで法律に引っ掛かりそうな話だが、現実世界でなくて良かったと思おう。
そうこう話していると、病院からナースさんが一人出てきて、入り口にかけられていた『準備中』の札を裏返した。どうやらもう時間になったらしい。
「さ、さっさと中に入ろっか」
「……その前に一度下ろしてもらって良いですか、その…」
「心配しなくても大丈夫だって。ほら、行こっか」
ただ恥ずかしいだけなのだが、そんなリクリの気も知らずか、パトリシアはリクリを背負ったまま病院の中へ入っていった。 - 69◆VHyiszqZsZfI25/10/18(土) 22:51:52
これで朝の描写は全て終わりとなります。
長らくお待たせしました。次回は昼描写、行動安価によって行動を決めていきたいと思います。
今日はこれで終わりにします。それではお休みなさいZzz - 70二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 07:32:52
遂に本編か
- 71二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 12:16:38
保守
- 72◆VHyiszqZsZfI25/10/19(日) 14:05:14
イッチです
今日は夜に予定が入っておりますので更新をお休みします。申し訳ないです… - 73二次元好きの匿名さん25/10/19(日) 20:28:50
オールドブルーはまともにサーヴァントとして働いてくれるのかな?行動安価のシステム的に複雑な陰謀の描写は無理か?
- 74二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 01:06:42
このレスは削除されています
- 75二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 08:03:21
保守
- 76二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 16:58:57
保守
- 77◆VHyiszqZsZfI25/10/20(月) 18:12:16
恐らく今日はまほいくリスタのPVが出ます。
場合によってテンションがおかしくなって更新が出来ないかもしれませんのでご了承を。
PVでたらエンドレス再生してぐっすり眠るんだい!
皆も出たら是非見てね。というかまほいく民なら見て一緒に喜びを分かち合おっか。 - 78二次元好きの匿名さん25/10/20(月) 18:26:38
初のまほいくリアタイ楽しみ
- 79◆VHyiszqZsZfI25/10/20(月) 19:03:52
現在イッチはまほいくPVを鬼リピして興奮のあまり過呼吸気味になっていますので今日はお休みします
まじデイジーちゃん天使… - 80二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 01:36:25
保守
- 81二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 07:45:51
保守
- 82二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 13:16:34
プフレ様があまりにもちっこくて笑った
見た目だけなら病弱で通るわ - 83◆VHyiszqZsZfI25/10/21(火) 18:04:53
今日は21時に更新します
- 84◆VHyiszqZsZfI25/10/21(火) 21:03:08
更新を再開します
- 85◆VHyiszqZsZfI25/10/21(火) 21:04:31
1日目行動順(昼)
1・芥屑の死 ←イマココ(現在地・東区・湖)
2・サンダーブラスター
3・シオン
4・ビックリサン
5・トレニア
6・サルタX
7・ミラクル★リクリ - 86◆VHyiszqZsZfI25/10/21(火) 21:07:09
【魔法少女名】芥屑の死(デスザジャンク)
【英霊】御世方那子(忠誠度10+25)
【本名】原道 潤油(はらみち ぐりす)
【外見年齢】17
【魔法】周囲の物体の内側にクワトロチーズバーガーを溢れるまで詰め込む。人体はもちろん、多少の時間があれば民家が爆ぜマンホールが吹き飛ぶ。
【基本ステータス】
破壊力:★★★★
守備力:★
俊敏力:★★
魔法のポテンシャル:★★★★
自己主張/野望:★★★
備考:衣装フリフリ、身体ガリガリ、情緒ガタガタ
台詞:「健康な奴らみんなくたばればいい…!」「親に恵まれたな!しね!」「同族嫌悪だね。殺します」
現在の目標:不明
今までの行動の流れ:なし - 87◆VHyiszqZsZfI25/10/21(火) 21:14:33
◇芥屑の死(昼・東区・湖のほとり)
「……はぁ」
「ため息着くとラッキーが逃げマースよ?」
誰のせいでため息を吐いてるのだと飛び出そうになる言葉を飲み込み、代わりにまたため息を吐いた。
体がだるく動くのも億劫な芥屑の死を背負って近くの屋根着きのベンチに運んでくれたのまでは良いが、この目の前の魔法少女はとにかくうるさかった。
口を開けばマシンガントーク。具合の悪い芥屑の死の事なんか一切気にしていないかのように今もなお言葉を続ける英霊『御世方那子』に飽き飽きしていた。
「それで、次はどうしマースか?」
「はいはい……ん?……あぁ」
やっと実のある話が出来そうだ。 - 88◆VHyiszqZsZfI25/10/21(火) 21:21:56
【システム説明】
今回から始まる【システム・行動安価】の説明を行います。
まず、魔法少女候補生たちの行動は基本皆様の安価から集い、そこに予めイッチが考えた行動安価候補を含めませた行動安価候補から多数決により選びます。
選ばれる行動安価候補は予め決めた時間までに投下していただければ何個あっても問題ありません。ただし時間厳守です。
説明しても分かりづらいかもしれませんので試しにやって見ましょうか。 - 89◆VHyiszqZsZfI25/10/21(火) 21:24:52
【芥屑の死・昼行動安価】
『追加される候補』
・英霊のステータス確認
・湖の探索
下『行動安価募集』
時間21:28まで - 90◆VHyiszqZsZfI25/10/21(火) 21:26:56
※特に制限はありませんので、一人複数投下してもかまいません。
なんでも良いのでトンチキ行動も可 - 91二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 21:26:59
・バーガーで動物を釣って御世方那子の魔法の対象確保、偵察
- 92二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 21:28:41
人がいない!
- 93◆VHyiszqZsZfI25/10/21(火) 21:28:47
ちょっと時間短すぎましたね
21:32まで延長 - 94二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 21:31:45
マシンガントークを止めるよう指示する
- 95二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 21:32:47
英霊のステータス確認
- 96◆VHyiszqZsZfI25/10/21(火) 21:33:14
行動安価候補【多数決】
1・英霊のステータス確認
2・湖の探索
3・バーガーで動物を釣って御世方那子の魔法の対象確保、偵察
4・マシンガントークを止めるよう指示する
下5まで(数字で選んでね!) - 97二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 21:33:58
行動安価システムならハートである程度人数確認してから初めた方が良くない?
1 - 98◆VHyiszqZsZfI25/10/21(火) 21:35:58
- 99二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 21:36:05
3にしたいとこだがステータス確認してないなら魔法も知らないだろうし最初は1か
- 100◆VHyiszqZsZfI25/10/21(火) 21:38:54
【システム変更】
多数決システムですが、人の集まりによっては成り立たないので【行動安価】のレスに集まったハートの数まで多数決を取ります。また、行動安価から5分経っても集まらなかった場合はダイスによって決めます - 101◆VHyiszqZsZfI25/10/21(火) 21:43:15
【行動安価】
『英霊のステータス確認』
「……そういや、あんたは何が出来るの?」
「アッと!そういえば、まだ言ってなかったデスね!ちょっとステイね!」
そういうと那子は自身の魔法の端末を見せてきた。
『御世方那子のステータスが解放されます』 - 102◆VHyiszqZsZfI25/10/21(火) 21:48:36
英霊『御世方那子』
出演:Restart
魔法:どんな動物とも友達になれるよ
ステータス
破壊力:★★★
守備力:★★★
俊敏力:★★★
魔法のポテンシャル:★★
自己主張/野望:★★★★
行動基準:積極的 - 103◆VHyiszqZsZfI25/10/21(火) 21:53:19
「……動物と仲良くなる?」
「イェース!どんなキュートな子ともフレンドになれマース」
これは……使えるのか?
芥屑の死にはあまりピンと来ない魔法だ。
確かに動物を使役出来ればこちらの戦力の頭数は増やせるかもしれない。が、それは相手が魔法少女でなかったらの話だ。
所詮は動物。魔法少女に傷を付けるなんて出来るわけがなく、逆に返り討ちにあい、ミンチになるだけだ。 - 104◆VHyiszqZsZfI25/10/21(火) 22:01:05
「……ま、あんがと」
「どういたしましてなのデース!」
あまりに自信満々に胸を張っている那子だが、ぱっとしないステータスに芥屑の死は苦笑した。
まぁいいか。攻撃については芥屑の死がやればいい。魔法も筋力も戦闘向きの芥屑の死なら、少なくとも攻めに行けるだろう。
問題は芥屑の死のあまりの柔さだ。
芥屑の死の耐久ならどんな弱い筋力をもった魔法少女の攻撃でも下手すれば致命傷を取れてしまう。強い魔法少女なんてもっての他だ。
それに素早さもネックだ。いくら筋力が強くても当たらなければ意味がない。
ーーいや……動物で撹乱すればあるいは……
相手が動物に気を取られているうちに殴りかかる、もしくは魔法で捕捉出来れば優位は取れるだろう。
「……出来るとしても撹乱ぐらいか…」 - 105◆VHyiszqZsZfI25/10/21(火) 22:03:57
そうして考えているうちに日が少し傾き始めた。
さて、次は…
【芥屑の死・昼行動安価2】(前回の行動安価候補+)
22:07まで - 106◆VHyiszqZsZfI25/10/21(火) 22:07:59
集まらなかったため、前回の表を引き続き引用
✕・英霊のステータス確認
2・湖の探索
3・バーガーで動物を釣って御世方那子の魔法の対象確保、偵察
4・マシンガントークを止めるよう指示する - 107二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 22:09:49
湖の探索
- 108二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 22:11:33
3で
- 109◆VHyiszqZsZfI25/10/21(火) 22:20:47
【行動安価】
『湖の探索』
ふと周りを見てみる。
少し深い霧が辺りに立ち込め、周囲にあるのは、いま芥屑の死たちが座っている『屋根着きベンチ』と『寂れたボート乗り場』。少し遠くに『木造の物置小屋』があった。湖のほとりには『白いボート』が浮かんでいる。
ーー拠点にするなら小屋かな
今のところ人の目はない。そもそも人っ子一人いやしなかった。まぁ、この霧と周りが森で囲まれているのもあって、あまり観光とかに向いていないのかもしれない。
ーー潜伏するにはうってつけってとこか
小屋に潜んで誰かをおびき寄せてもいい。湖があるのだから、そこに潜って奇襲なんて出来るかもしれない。
ボート置き場なら何か使えるのものがあるかも……と思ったが、魔法少女の筋力なら大体なんでも力業でごり押せるのだが…
「ま…ひとまずどれかに行ってみるか…」
幸い、体力は回復しきった。いまなら魔法少女に襲われても対処は出来そうだ。
【行動安価】
1・物置小屋に行く
2・寂れたボート乗り場に行く
3・ボートに乗って湖の中央に行く
4・湖の中に潜む
下1まで - 110二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 22:23:15
1で
- 111◆VHyiszqZsZfI25/10/21(火) 22:29:51
「よし決めた……なぁ那子。ちょっといいか?」
「オゥ?何デース?」
「あの小屋見えるよな?ちょっと探索してくるからーー」
「ナルホドね!つまりまたおぶってーー」
「いや、それは良い」
那子はどうしたものか。
探索には芥屑の死一人で十分なのだが、護衛として那子にも付いてきてもらうか、もしくは別なことさせるか。
ーーさて、どうしたものか…
【行動安価】
1・護衛させる
2・別なことさせる(前の表のいずれかをここに記入)
下1まで - 112◆VHyiszqZsZfI25/10/21(火) 22:39:07
今日は人の集まりが少ないので更新はここまでとします。
安価は明日まで下1にありましたら採用します。
もし来なかったらダイスで決めます。
テンポについてあまりに悪くなりすぎてますので今後の課題ですね。
土日で一気に進める方が良いのだろうか…
それでは今日はお休みですZzz - 113二次元好きの匿名さん25/10/21(火) 22:43:32
2・寂れたボート乗り場に行く
- 114二次元好きの匿名さん25/10/22(水) 07:06:11
保守
- 115二次元好きの匿名さん25/10/22(水) 12:52:29
7組全員をこのペースで進めるのはダレるだろうから、安価で出した行動をいくつか採用して一回分の話を作るようなシステムのがいいかも
- 116◆VHyiszqZsZfI25/10/22(水) 19:57:03
- 117二次元好きの匿名さん25/10/22(水) 21:10:02
保守
- 118◆VHyiszqZsZfI25/10/22(水) 21:48:01
今日はちょっと体が重いのでお休みします。
中々進まず申し訳ありません… - 119二次元好きの匿名さん25/10/23(木) 07:13:11
システムってどうするのが正解なんだろな