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【TSしのぎゆ・みつおば注意】義勇者の伝説へⅦ【鬼滅DQ】|あにまん掲示板
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【TSしのぎゆ・みつおば注意】義勇者の伝説へⅦ【鬼滅DQ】

  • 1二次元好きの匿名さん25/10/26(日) 08:14:03

    TS冨岡義勇でDQⅢルックスB勇者(女勇者)やりたいと思い軽率にぼうけんの書を作った7スレ目です
    プレイログと茶番
    TSCP注意:しのぎゆ&みつおば
    しのぎゆのフラグは建てれましたか?&みつおばはおばみつ前提なのでおばみつよりになることもある
    鬼滅の刃本編軸の記憶有な実質後天的TS
    基本ギャグのラブコメですが若干シリアスなこともあるかも
    自己満足スレですがコメント・保守・ハートをいただけると励みになります

    プレイ環境:HD-2Dリメイク版ドラゴンクエストⅢそして伝説へ…(Switch版)
          難易度「楽ちんプレイ」

  • 2二次元好きの匿名さん25/10/26(日) 08:15:33
  • 3二次元好きの匿名さん25/10/26(日) 08:17:17

    前回のハイライト

    しのぎゆ:同衾した
    みつり:↑!?
    おばない:ぬいぐるみ

    以上です

  • 4二次元好きの匿名さん25/10/26(日) 08:19:09

    日が暮れ、闇が深まり、人々が深い眠りにつく頃
    勇者一行はこっそりと宿屋を抜け出しサマンオサ城に向かう

  • 5二次元好きの匿名さん25/10/26(日) 08:20:29

    再び勝手口に回ると昼間はお飾りにすぎなかったが一応は見張っていた兵士もいなくなっており
    すんなりと城内に忍び込むことができた

  • 6二次元好きの匿名さん25/10/26(日) 08:21:44

    台所を抜け、長い廊下をぐるりと回る
    こっそりと玉座の様子を伺うとそこにはサマンオサ王の姿はなかった
    もう寝室に引き上げて眠っていることだろう
    そのまま廊下を進み中庭の前を通り一番奥の階段室に入る
    階段室には部屋女中がいたが立ったまま柱にもたれかけてうつらうつらと眠っている
    台所では最近ろくなものを食べていないという兵士がこっそりつまみ食いをしていた
    この城の兵士や使用人たちは皆、酷い労働環境の中苦しんでいるらしい

  • 7二次元好きの匿名さん25/10/26(日) 08:23:10

    「みんな可哀そうだわ…はやく偽王様をなんとかしなくちゃ」
    怒りを決意に変えて進み、例のてすりの壊れたバルコニーから飛び降りる

  • 8二次元好きの匿名さん25/10/26(日) 08:24:20

    一度下見をしておいてよかった
    サマンオサ王の寝室の扉をゆっくりと開けた

  • 9二次元好きの匿名さん25/10/26(日) 08:25:36

    噂通り偽サマンオサ王は一人で寝室で眠っていた
    贅沢な天蓋付きの大きなベッド
    臣下や国民たちを苦しめておいて自分だけこのように悠々自適に贅沢三昧とは

    「だれじゃわしを起こすのは?
     むにゃむにゃ…明日にせい、明日に…」
    寝ぼけた様子で面倒くさそうに言う

  • 10二次元好きの匿名さん25/10/26(日) 08:27:24

    ラーの鏡を使いますか?
    →はい
     いいえ

    ぎゆうはラーの鏡をとりだし、偽サマンオサ王の姿を映し込んだ…

  • 11二次元好きの匿名さん25/10/26(日) 08:30:48

    なんとラーの鏡には恐ろしい魔物の姿が映っている!

    (鏡が偽物だったわけでも壊れていたわけでもなかったんだな…)
    ぎゆうはそう思いながら武器に手をやる

  • 12二次元好きの匿名さん25/10/26(日) 08:33:07

    「見~た~なあ?」
    偽サマンオサ王はそういうとすっと起き上がる
    その手には杖が…おそらくへんげの杖だろう…握られていた

  • 13二次元好きの匿名さん25/10/26(日) 08:34:30

    偽サマンオサ王が杖をかかげると辺り一面が白い霧のようなもので覆われていった

  • 14二次元好きの匿名さん25/10/26(日) 08:36:05

    「グワハハハハッ!
     この姿を見られてたからには生きて帰すわけにはいかぬぞ!」
    なんと偽サマンオサ王はボストロールに姿を変えた

  • 15二次元好きの匿名さん25/10/26(日) 08:38:11

    ボス8戦目ボストロール
    物理攻撃力がとても高く痛恨の一撃で相当のHPがもっていかれる
    ただでさえそれなのにルカナン(守備力を下げる)を使ってくるので通常攻撃も痛い
    しのぶ・おばないの賢者二人にスクルト(守備力アップ)を重ね掛けさせ
    バイキルトとベホイミ・ベホイムで援護しつつぎゆうがはやぶさ斬り、みつりがまものよびを叩きこむ
    そこまで危ない場面は少なかったがボストロールのHPが高くとにかく削っていくのに時間がかかった

  • 16二次元好きの匿名さん25/10/26(日) 08:39:51

    みつりのMPが尽きる寸前でなんとか勝利
    転職もしていないこともあってMPが少ないのでMPの伸びる性格に変更することも一考しないといけないか

  • 17二次元好きの匿名さん25/10/26(日) 08:41:38

    「グ…グゲゲゲ…おのれ…
     なかなかやるではないか…
     しかし…その程度の強さでは…
     我らが魔王バラモス様には…とうてい…かなわ…ぬ…」
    ボストロールは倒れ込み息絶えた

  • 18二次元好きの匿名さん25/10/26(日) 08:43:05

    長い間人々を苦しめていた王の正体は人に姿を変えた魔物ボストロールだった
    その真実はすぐにサマンオサ城内に広がり本物のサマンオサ王や罪なき人々が地下牢から助け出された
    ぎゆうは騒然とするサマンオサ城で一夜を過ごすこととなる
    そして…

  • 19二次元好きの匿名さん25/10/26(日) 08:44:52

    またあの場所にやってくる
    何度も見た夢の中のこの場所

  • 20二次元好きの匿名さん25/10/26(日) 08:46:59

    ぎゆう…ぎゆう…
    私の声が聞こえますか?
    あなたはまた一つ困難を乗り越えました
    ですが気を付けてください
    あなたが進む先にはさらなる試練が待ち受けていることでしょう
    あなたが向かうべき先は…

    老人と魔法の杖
    死者の骨と彷徨える船
    大地の剣と火たぎる山

    これら…言葉が行く先の手掛かり…なるでしょう
    どうか祈って…ま…あなた…旅…無…

  • 21二次元好きの匿名さん25/10/26(日) 08:48:46

    …そして夜が明けた!

    ぎゆうは見た夢を思い出す
    これまでと違って最後の声がとぎれとぎれになっていたような…?
    一体何故?何かが起こっているというのだろうか?

  • 22二次元好きの匿名さん25/10/26(日) 08:50:39

    「…わしが杖を奪われたばかりに長い間魔物に国を支配されてしまった
     このサマンオサを救ってくれたこと
     改めて礼を言わせて欲しい
     そなたが旅を続ける中で何か役に立つ時が来るかもしれぬ
     そのへんげの杖はお主が持っていくがよい」
    ぎゆうはへんげの杖を手に入れた!

  • 23二次元好きの匿名さん25/10/26(日) 08:51:56

    「ぎゆうよ
     わずかじゃが礼の品も用意しておいた
     そなたの旅の無事を祈っておるぞ」
    ぎゆうはごうけつのうでわを手に入れた!
    ぎゆうはエルフの飲み薬を手に入れた!

  • 24二次元好きの匿名さん25/10/26(日) 08:53:42

    へんげの杖を手に入れたぎゆうたち
    グリンラッドの偉大な魔法使いだという老人が話してくれた杖だが
    夢の中のお告げで老人と魔法の杖についても触れられていたのが気になる
    一度、あの老人にこの杖を見せてみてはどうだろうかとなり
    サマンオサ城を出た…ところで、

  • 25二次元好きの匿名さん25/10/26(日) 08:55:50

    またぎゆうの胸の中に急に
    「そろそろトルヌコの様子を見に行ってみよう」
    という使命感が湧いて来てしまった
    「…まあ、町がどうなったか気にはなりますけどね」
    「ヌコさん、劇場を完成させたかしら?」
    「グリンラッドに向かうまえに行ってみるか?」
    ぎゆうが使うよりも自分で使えばルーラ酔いしないということがわかったおばないがルーラをした

  • 26二次元好きの匿名さん25/10/26(日) 10:46:48

    勇者一行はトルヌコバークへと到着した
    少し見ない間に一気に町の整備は進み施設が増えた
    そしてアッサラームにあるよりも大きく豪華な劇場が完成していたのだった

  • 27二次元好きの匿名さん25/10/26(日) 10:52:50

    これまでは武器防具屋と道具屋が兼ねられていたがそれぞれが別になっている
    武器防具屋の品揃えは大変豊富で目移りするようだった
    ここで珍しくおばないがみつりの装備よりも優先して自分の装備を変えてくれと言い出した
    やはりぬいぐるみを着用しているととにかく目立ってしまって困るらしい
    「…時々は着てもふもふさせてもらってもいいかしら?」
    みつりが名残惜しそうに言う
    おばないは天使のローブを装備し、ほっとしたようだった

  • 28二次元好きの匿名さん25/10/26(日) 10:56:47

    道具屋を見てみると老婆が店番をしていた
    じいさまは外に出ていると言われたが、つまりこの人は最初からここにいた老人の妻ということだろうか
    今までその存在を知らなかったが
    町が発展し、暮らしが軌道に乗り、スーの村から呼び寄せでもしたのだろう
    ぎゆうたちはその老人にも声をかけようと外に出て町を探すとすぐに見つかった

  • 29二次元好きの匿名さん25/10/26(日) 10:59:44

    「おおあなた!わし、わし!
     ここはじめからいたじい!
     トルヌコよくやる
     しかしやりすぎ…町の者よく思ってない
     わしとても心配」
    今までは町の発展を喜ぶばかりだった老人が懸念を示す
    いったいトルヌコは何をしているというのだろう?

  • 30二次元好きの匿名さん25/10/26(日) 11:01:19

    「ここはトルヌコさまのお屋敷だ」
    立派なつくりの屋敷の前にいたうでっぷしの強そうな用心棒にそう言われる
    「かなりいい家に住んでいるようだな」
    「商売で成功しているのね」
    「だが、さきほどの老人の話ではあまり人々に好感を持たれているわけではないやり方のようだな」
    「トルヌコさん本人に話を聞いて確認したほうがいいかもしれませんね」

  • 31二次元好きの匿名さん25/10/26(日) 11:03:24

    トルヌコの屋敷に入ると中は絢爛豪華…いかにも成金趣味の部屋といった内装だった
    ぎゆうたちがやってきたことに気づくとトルヌコは喜んで話しかける
    「よく来てくれました!
     この町もやっとそれらしくなってきたでしょう?
     でもまだまだやります
     見ていてください」
    トルヌコはすごく誇らしげで満足そうだった
    自分のやっていることに自信満々でこの様子では人々に反感を持たれるようなことをしているとも思えない

  • 32二次元好きの匿名さん25/10/26(日) 11:05:04

    どうにも納得はできないが強く叱責もできず複雑な気持ちのぎゆうたちであったがせっかく来たのだからということで
    劇場にも足を運んでみることにした
    劇場の内装もまたトルヌコの屋敷と同じように赤いビロードやら金細工やらで溢れとても豪華だ
    アッサラームと比べてもこちらのほうが舞台も広いし、踊り子以外にバニーガールも雇っているようだ
    カウンターのバニーガールに話しかけるとここではお酒も出しているようで
    踊り子のショーを待っている客たちはみな片手にアルコールを持って酔っているようだった

  • 33二次元好きの匿名さん25/10/26(日) 11:09:47

    この場所にふさわしいというかなんというか、ガーターベルトを見つけた
    すでにおばないは装備しているししのぶとみつりは装備できない…となると
    ぎゆうがつける選択肢しかなかった
    つけないという選択肢はない
    それほどセクシーギャルという性格のパラメータ上昇補正が優秀だからだ
    (これは戦力のためだ、戦力の!)
    ぎゆうは自分に言い聞かせる

  • 34二次元好きの匿名さん25/10/26(日) 11:12:53

    いよいよ踊り子のショーがはじまったが
    踊り子の質はアッサラームのベリーダンスの方が圧倒的に上だと思った
    衣裳こそそれなりだが、踊りの技術がてんでつたなく、
    日中に厳しい練習をしていたアッサラームの踊り子たちとは雲泥の差だ
    昼間からショーをしているのは昼夜どちらでも客を入れて稼げることにはなるだろうが…
    質の低いショーではすぐに飽きられてしまうのではなかろうかと心配する
    だがしかし踊り子たちがおもむろにまとっている衣裳を取り外しはじめると
    ぎゆうたちは驚き焦ってしまった
    「この劇場は…そういうショーをするところなのか?」
    仲間たちは少し顔を引きつらせながら見合わせる
    誰も何も答えず、空気がとても気まずい

  • 35二次元好きの匿名さん25/10/26(日) 11:14:38

    「早く出よう」
    そう言い出したのはおばないだった
    みつりの手をとって歩き出し
    ほらお前らもと言わんばかりの不快感を表した表情でぎゆうとしのぶを見やる
    慌てて二人も後を追いかける

  • 36二次元好きの匿名さん25/10/26(日) 11:17:46

    出入口に急いで向かうとここの支配人であろう男が道をふさいできた
    「お帰りですか?それではお代をちょうだいします
     しめて50000ゴールド
     払っていただけますね?」
    代金を聞いてぎゆうたちは驚いた
    50000ゴールド?いくらなんでもこれはぼったくりすぎだ

     はい
    →いいえ

  • 37二次元好きの匿名さん25/10/26(日) 11:20:27

    「おい、トルヌコを呼べ」
    たまりかねてそう伝える
    「おや?トルヌコ様のお知り合いでしたか
     いや~これはこれは…」
    支配人は苦笑しながら引っ込む

    町の人々の反感をかっているというのはこういうことだったかと腑に落ちた
    いや、おそらくこれだけではないのだろうなという予感がした
    あまりにもお金儲けのためならば手段を選ばなさ過ぎている

  • 38二次元好きの匿名さん25/10/26(日) 11:24:20

    「あいつはこれでいいと思っているのか?」
    「手っ取り早くお金を稼ぐにはいいかもしれませんがあんまりにもあからさますぎますね」
    「もっとちゃんとした商売をしたほうがいいと思うわ」
    「…一度痛い目を見たほうがいいのではないか?」
    そう話し合いながら劇場から離れるととある建物の裏で3人の男たちがこそこそと話し合っているのを見つけた

    「…してしまうのはどうだろう?」
    「しかしそれではあまりにも…」

  • 39二次元好きの匿名さん25/10/26(日) 11:25:25

    男たちは深刻な表情だ
    「だがこのままでは…」

    「こうなったらもう革命を起こすしかない…
     あんたたち止めても無駄だぜ
     俺たちは…やると決めたらやるんだ…!」
    「トルヌコのやり方はあんまりです!
     ぼくたちはもう耐えられませんよ!」

    「この話…他言はなりませんぞ!」

  • 40二次元好きの匿名さん25/10/26(日) 11:27:20

    この男たちは自分たちのことをよく知らない
    まさかかつてこの町にトルヌコを紹介したのが自分たちだとは思ってもみないだろう
    だが…一度痛い目を見たほうがいいというおばないの意見に積極的に反対するものはいなかった
    ぎゆうたちはこの男たちの決意を止めることはしなかった

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