バンプレスト
ばんぷれすと
1977年に豊栄産業(ほうえいさんぎょう)株式会社として創業。
1982年にコアランドテクノロジーに社名変更。「青春スキャンダル」「ごんべぇのあいむそ~り~」などの怪ゲームを出す。
1989年に玩具メーカーのバンダイの子会社になり、バンプレストに社名変更。コアランド時代の社員の多くがこの時に抜けたらしく、コアランド時代とバンプレスト時代でゲームの雰囲気が全く違うのはそのため。
バンプレストに社名変更してからはアーケード、家庭用ゲーム中心にキャラクターゲームを輩出する。特に、「ガンダム」「マジンガーZ」などのロボットアニメのキャラが一緒に戦うシミュレーション「スーパーロボット大戦」や「ウルトラマン」「仮面ライダー」などの特撮ヒーローが一致団結して悪と戦う「コンパチヒーロー」シリーズがヒット。
また、プライズや、コンビニキャッチャーなどのプライズゲーム機も扱っている。初の版権プライズは1990年4月発売の「ウルトラマン」のぬいぐるみで、これはセガの版権プライズ第1弾である「アンパンマン」ぬいぐるみとほぼ同時期の発売である。以降、多数のプライズを発売し、1990年代のUFOキャッチャーブームを、セガとともに支える大手メーカーとなる。
また、当時本社があった千葉県松戸市・松戸駅前のビル「ピアザ松戸」にて、ゲームセンター「東京ガリバー」や博物館「バンダイミュージアム」を運営していた。倒産したトーゴの後を引き継ぎ、遊園地「浅草花やしき」を運営していた事もある。
2008年にバンプレストのゲーム事業がバンダイナムコゲームスに移管統合されたため、以降はバンプレスト名義でゲームが発売されることはなくなった。
デベロッパーとしては、バンダイナムコゲームスから発売されている作品の中で開発が「B.B.スタジオ」となっている作品がバンプレストの系譜を継いでおり、B.B.スタジオが関わっている作品の一部ではブランド名として「バンプレスト」が今でも使われている。
(そもそも、バンプレストの子会社であるバンプレソフトと、同じくバンダイグループのゲームデベロッパーであるベックが2011年に合併して設立されたのがB.B.スタジオである。)
一方、会社組織自体も2008年にバンダイナムコゲームスに吸収合併される形で解散(ゲーム事業の移管統合に合わせて)。その後はプライズ事業の会社として再編されたが、2019年にグループ会社のBANDAI SPIRITSに吸収合併され会社組織も解散。これによりバンプレストの42年の歴史に幕を下ろした。そして、バンプレストの名はBANDAI SPIRITSのプライズゲーム向け景品のブランドとして残ることになった。
※右側の子記事も合わせて参照。記事未作成は黒字。
家庭用ゲーム機
アーケードゲーム
ビデオゲーム
- アクウギャレット(開発:ガゼル)
- 電神魔傀
- ガーディアンズ
- 銃弾嵐(ガンダーラ)(開発:MOSS)
- 超時空要塞マクロス/超時空要塞マクロスⅡ(開発:NMK)
- マクロスプラス(開発:MOSS)
- 青春スキャンダル(販売:セガ)
- ウルトラ警備隊空想特撮ゲーム(開発:セタ)
- マジンガーZ
- ガンダム・カードビルダー(セガ共同製作。ゲーム事業統合後はバンダイナムコゲームス名義で開発・発売)
- 機動戦士ガンダム戦場の絆(ゲーム事業統合後はバンダイナムコゲームス名義で開発・発売)
- ごんべえのあいむそ~り~
- カードビルダー