公安対魔特異5課
こうあんたいまとくいごか
※重大なネタバレ注意
マキマの手によって、デンジと契約していたポチタは「本来の姿をしたチェンソーマン」として覚醒し、マキマや他の悪魔、デビルハンターを次々と殺害した。
だが86話で蘇ったマキマがチェンソーマンの前に立ちはだかる。その際マキマが投入したのが『公安対魔特異5課』である。
『公安』と謳いつつもその実態はマキマが自身の目的を果たすために作ったマキマの私兵集団である。
後述するメンバー内の三人の様子から推測するに、構成員は全員マキマの力によって操られていると思われる。
全員デンジと同じく悪魔への変身能力を持った人間であり、彼らの悪魔はマキマ曰くかつて4人の騎士と共にチェンソーマンと戦った悪魔だという。
また、彼らのような悪魔へ変身する能力を持つ人間達を指す呼称もかつては存在したが、チェンソーマンにその名を持つ悪魔を食べられて名前のみ消滅したらしい。
- 長剣の武器人間 須郷ミリ
「初作戦マキマさんにちょっとはいいトコ見せねえとな」
パーカーにジャケットを羽織っている蓬髪の青年。鞘のようになっている右手を引き抜くことで変身する。
変身する悪魔は「長剣の悪魔」。変身すると腕に両刃の剣がつき、目のあたりに後頭部に向かって伸びる2本の剣がつくスタイリッシュな見た目になる。
- 槍の武器人間
「皆で勝負でもしましょうか?最初にアレのクビを取った人がマキマさんをデートに誘えるとかね」
短い髪の眼鏡をかけた男。背筋から槍を引き抜くことで「槍の悪魔」に変身する。
悪魔に変身する人間の変身形態としては唯一、両腕が武器に変形せず引き抜いた変身トリガーをそのまま手持ちの槍として用いる。
- 鞭の武器人間
「じゃあテメエは勝っても意味ねえな、マキマを誘ってもみじめな思いするだけだぜ」
少し跳ねた髪の女性。87話の戦闘シーンで女性だと明らかになった。変身する悪魔は「鞭の悪魔」。他のメンバーが何かを引き抜くなどの特殊な動作が必要なのに対し、指を鳴らすというシンプルな方法で変身できる。
- 火炎放射器の武器人間 バルエム・ブリッチ
「ん〜、みんなホントにマキマさんの事が好きなんだなあ」
光彩のない目をした髪の長い男。変身する悪魔は「火炎放射器の悪魔」で、歯の裏にあるであろうスイッチを押して変身する。変身後は頭部が燃料タンクに、両腕が火炎放射器へと変形する。
- 刀の武器人間 サムライソード
「当たり前だろ?マキマさんは何度も俺たちの命を救ってくれた。」
デンジを襲ったヤクザの孫で、デンジに敗れた後の描写はなく消息不明だった。おそらくマキマに支配されており、記憶が改ざんされている。かつてデンジを苦しめた居合を用いるも、チェンソーマンに逆に切り刻まれてしまった。
- 爆弾の武器人間 レゼ/ボム
「野郎とデートしたってつまらないと思うけどなあ、ね!マキマさん!」
かつてソ連からの刺客としてチェンソーの心臓を奪い取ろうとデンジに接近した少女。彼女もマキマに支配されたのか、マキマに対してフレンドリーな態度を取っており、レゼとして過ごした日々の記憶は失っている。
- 弓の武器人間 クァンシ
「みんな不埒だ…マキマは私が守るから…」
チェンソーの心臓を手に入れるために中国から送り込まれた刺客。同じくマキマに支配されており、クァンシとしての記憶は失ってマキマに好意的に接している。
武器人間…第87話のサブタイトル「チェンソーマンVS恐怖の武器人間」の元ネタの映画作品。R指定作品につき苦手な方は閲覧注意。