死の悪魔
しのあくま
支配、飢餓、戦争たち四姉妹の長姉であり、ナユタ曰く最も恐れられる名を持った超超最強の悪魔。
半年でこの世に降臨すると予測され、チェンソーマン教会は信者を正義の悪魔と偽って火の悪魔に契約、チェンソーマンに酷似した怪物へと変化させ、そこから戦争へと発展させていくことによりチェンソーマンと戦争の悪魔を強化することで死の悪魔と戦わせようという目的だった。
以下、第二部終盤のネタバレ注意
その正体は、なんと飢餓の悪魔を名乗っていたキガ。読者に死の悪魔であると思われていた転校生は本当の飢餓の悪魔であった。真飢餓と偽チェンソーマン?の戦闘中に落下を召喚し乱入。落下の能力で身動きの取れない飢餓の悪魔と会話をしている最中、彼女は衝撃的な姿を飢餓に晒した。
「臓器はすべて捨てた」
「けど死ねなかった」
人物
無表情だが見た目の通り※人間を愛している。そのため自分が上述の力を使い人間達を滅ぼすことを恐れており、何らかの手段を用いてその能力発動の日を乗り越えようとしている。学校の同級生が好きなようで学業や友達との遊びを優先する描写も確認されている。
使役する生物を殺す際、わざわざ食べる。理由は「鮮度がいい肉はおいしい 命はできるだけ美味しくいただくのが礼儀」だから。
【※人型の悪魔は友好的という設定があり、天使の悪魔、支配の悪魔も形はともかく人類を想う部分があった。彼女も例に漏れず人類を想っている】
チェンソーマンとの関わりがあるのかは不明だがチェンソーマンのスターターに似たピアスを両耳につけている。動向などの詳細はキガを参照。
能力
- 殺した生物を小さな人形に変換、使役する。人形は口から排出され口頭の指示で実体化、人形化を切り替える。
- 人類の死への恐怖が頂点に達した際、本人の意志とは関係なく力が発動する。
- 相手を即死させる。ただし、対象を指定することができず、自分の殺したくない相手も巻き込んでしまう。
使役している悪魔
「落ちる」という概念全般を司る悪魔であり、物理的・精神的問わずに「相手を落とす」ことが出来る根源的恐怖の悪魔である。コック帽と前掛けエプロンなどを付けたシェフのような装いをしており、正義の悪魔や死の悪魔に料理を振る舞っていた。死の悪魔に飢餓の悪魔、ギロチンの悪魔と違い、反抗することなく「さすがは死の悪魔様…!」と完全に慕っており、得意の料理を「美味しくはなかった」と言われても怒ることはなく悲しんでいた。
ギロチンの名を司る悪魔。「ギョニー」と言う鳴き声を発する。鳩の様な頭と耳が生えた鳥の様な風貌であり腹の辺りには鋭いギロチンの刃がある。三鷹アサと死の悪魔が捕えられたデンジを救う為、東京悪魔収容センターに乗り込んだ際に死の悪魔が切り札として使った悪魔。死の悪魔が職員を「皆殺しにして」と言ったが服や銃を粉々に切るだけに留める、死の悪魔が鳴き声を「うるさい」と言うが黙らないなどなかなか反抗している。
人と悪魔から恐れられる四騎士の姉妹の一人であり飢餓の名を司る悪魔。長い癖っ毛のある白い髪と姉妹に共通する同心円状の目が特徴的な美少女の様な風貌である。生を吸い取り何度でも生き返ることができる。落下の悪魔の能力で身動きが取れなくなったところを偽チェンソーマンと一緒に死の悪魔に食べられてしまった。食べられたことに混乱して死の悪魔に殴りかかっていたが、命令には逆らえず人類を恐怖のどん底に突き落とそうと行動を開始。
偽チェンソーマン
飢餓の悪魔と絆創膏の少年の前に現れた。チェンソーマンと同じ様に頭と腕にチェンソーが生えているが、胎盤のようなマントを付けていたり、色が白色だったりと色々と違うところがある。飢餓の悪魔と一緒に死の悪魔に食べられてしまった。同じく命令には逆らえず人類を恐怖のどん底に突き落とそうと行動を開始。