南欧

2015年度、電撃文庫大賞応募するかもしれん作品。 これは最終的な推敲する前の段階となる原文です。 人間と機械が共存する世界。黒鉄（フェール）と呼ばれる類の機械は、人間の善きパートナーとして、時に生活を手伝い、時に共に戦う事もあった。 武器を持つ刃黒鉄（グラーヴォ） それ以外の筆黒鉄（リーブロ） 人間と黒鉄のコンビの事を世間では『チーム』と呼んでいた。 そんな『チーム』の中に、一際異彩を放つ者達が居た。 まるで機械の様な心を持った少女と人間の様な心を持った黒鉄。 彼女らは『ノクターン』と呼ばれた。 その『ノクターン』が立ち寄ったとある町。 そこで彼女らは、運命を大きく変える分岐点と対峙する事になる……。