概要
【極東編更新中】19世紀末を舞台に描く歴史改変パスティーシュケモノSF
ひょんなことから歴史の歯車が少しだけズレた世界。欧州列強に帝国主義が蔓延する19世紀末。かつてない繁栄を遂げた大英帝国の裏には、密かに暗躍する武器商人たちの姿があった。
カネトリは武器商業組合、〈銃後のお茶会(フロック・ティーパーティー)〉に所属する武器商人。数々の戦場を渡り歩いてきた敏腕ながら、彼にはとある弱点がある。
カネトリは真正の「ファーリー・ジェントルマン(ケモナー)」だったのだ……。
ある日、出会ってしまった二人と一羽。運命はまるで「解析機関」の歯車のように、やがて一行を巨大な陰謀に巻き混んでいく。
作:上地王植琉
バーナード・ショー、ギブスン&スターリング……その他、敬愛する作家たちに捧げる。それと、歴史ファンで文学ファンでスチーム・パンクファンでミリオタでケモ
カネトリは武器商業組合、〈銃後のお茶会(フロック・ティーパーティー)〉に所属する武器商人。数々の戦場を渡り歩いてきた敏腕ながら、彼にはとある弱点がある。
カネトリは真正の「ファーリー・ジェントルマン(ケモナー)」だったのだ……。
ある日、出会ってしまった二人と一羽。運命はまるで「解析機関」の歯車のように、やがて一行を巨大な陰謀に巻き混んでいく。
作:上地王植琉
バーナード・ショー、ギブスン&スターリング……その他、敬愛する作家たちに捧げる。それと、歴史ファンで文学ファンでスチーム・パンクファンでミリオタでケモ
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!英国、スチームパンク、ケモナーの三食丼!
硬派な舞台設定にもかかわらず、するすると頭に入ってくる文章力が光ります。
蒸気と霧のロンドンを舞台に、武器商人と半獣人の少女が出会う――という導入ながら、決してファンタジーに逃げるのではなく、帝国主義、差別、格差、資本主義、教育といった現実的なテーマに真っ向から切り込んでいるのが魅力的でした。しかもそれを理屈っぽくではなく、キャラのやり取りの中で自然と伝えてくる。まさに“読ませる技術”が詰まっていると感じます。
武器商人カネトリの“変態紳士”としてのユーモアと、急進的平等主義者としての本音が絶妙に同居しており、読者の笑いと感情のツボを同時に突いてくるところも素晴らしかったです。
どこか…続きを読む