人材定着の決め手となる要素のひとつが「給与」です。従業員としては、長年勤務していればそれに応じた... 人材定着の決め手となる要素のひとつが「給与」です。従業員としては、長年勤務していればそれに応じた給与アップを望みたくなるものでしょう。しかし企業の懐事情としては、社員の希望にすべて応えられるわけではありません。 そこで活用したいのが、従業員の給料をアップしたときに使える「所得拡大促進税制」です。この制度を利用すると、従業員の賃上げと同時に法人税の大幅節税につながります。平成30年(2018年)度に改正され、より利用しやすくなったと同時に節税効果も高まりました。 目次 中小企業向けの「所得拡大促進税制」とは「所得拡大促進税制」とは、青色申告書を提出している個人事業者や中小企業などにおいて、従業員へ支払う給与などの支給額を前年度よりアップさせたとき、増加させた給与総額の15%(または25%)を法人税(または所得税)から税額控除できる制度です。 つまり、従業員の給料を増やすことで企業が支払う税金
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