広告大手の電通に勤めていた若手女性社員が昨年12月に自殺した第2の電通事件に関連して、彼女の長時間残... 広告大手の電通に勤めていた若手女性社員が昨年12月に自殺した第2の電通事件に関連して、彼女の長時間残業(過重労働)の実態以外に、職場のパワーハラスメントの存在が注目されてきており、企業や働く人たちの多くに、その問題の深さを問いかけています。 まず、亡くなられた女性社員のご冥福をお祈りします。今回はなぜ多くの企業において、いまだに職場のハラスメントがなくならないのか、その背景や理由について、年間1000人の働く人と面談を行っている産業医の立場から3つ述べさせていただきます。 ハラスメントとは、一般的にいじめや相手の嫌がることをすることです。職場においてのハラスメントは、職場内での優位性を背景に業務の適正な範囲を超えて、精神的身体的苦痛を与える行為と考えられています。 職場のハラスメントが減らない3つの理由の1つ目は、ハラスメント加害者側の無知・無自覚・想像力の欠如が挙げられます。 自覚を持っ
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