筆者は7月、タイで500万人以上の命を救ったということで国民的英雄と崇められている、ウィワット・ロジ... 筆者は7月、タイで500万人以上の命を救ったということで国民的英雄と崇められている、ウィワット・ロジャナピタヤコーン博士(以下Dr.ウィワット)について紹介した。(前回参照:「タイで500万人の命を救った男。90年代、拡大するエイズ感染を止めた英雄を直撃」) タイの名門マヒドン大学の教授で、2009年にはタイの売春婦全員にコンドーム着用を徹底させた功績を認められマヒドン王女賞を受賞した人物だが、日本ではほぼ知られていない。 前回まではタイでHIVが爆発的に広まった時期のことを述べていったが、そこでDr.ウィワットはどのような手を打ったのか。 一番の理想を言えば、売春宿をすべて潰して更地にしてしまえばいい。しかし、それは人間の性から考えても、政治的にも社会的にもほぼ不可能である。 世の男どもがみな三国志に登場する諸葛亮孔明のように愛妻の自死後は一切女色を絶つ、となればそういうことも可能だろう
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