JP7650137B2 - ピックアップ方法、ピックアップ装置及び試験装置 - Google Patents
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Description
本発明の実施形態1に係る試験装置及びプピックアップ装置を図面に基づいて説明する。図1は、実施形態1に係る試験装置の構成例の一部を示す斜視図である。図2は、図1に示された試験装置の要部の斜視図である。図3は、図1に示された試験装置の測定対象のウェーハを備えるウェーハユニットの斜視図である。
実施形態1では、ウェーハユニット17は、図3に示すように、複数のチップ14へ分割されたウェーハ10がテープ15に貼着されているとともに、テープ15の外周が円環状のリングフレーム16に装着されて、構成されている。ウェーハ10は、シリコン、サファイア、ガリウムなどを基板11とする円板状の半導体ウェーハや光デバイスウェーハ等である。
試験装置1は、図1に示すように、装置本体2上に設けられウェーハユニット17を複数収容するカセット4が載置されるカセット載置台3と、カセット4にウェーハユニット17を出し入れする搬出入ユニット5と、カセット4から搬出されたウェーハユニット17又はカセット4に搬入される前のウェーハユニット17が仮置きされる一対の仮置きレール6と、ピックアップ装置20とを備える。
ピックアップ装置20は、前述したウェーハユニット17からチップ14をピックアップする装置である。ピックアップ装置20は、図2に示すように、フレーム保持ユニット7と、フレーム保持ユニット7をY軸方向とX軸方向とに移動する移動機構30と、突き上げ機構40と、光源ユニット50と、撮像カメラ60と、ピックアップ機構70と、コントローラである制御ユニット400とを備える。
フレーム保持ユニット7は、ウェーハユニット17のリングフレーム16を保持するものである。フレーム保持ユニット7は、移動テーブル21上に設置されている。フレーム保持ユニット7は、環状のフレーム支持部材22と、フレーム支持部材22の上方に配置されかつ固定された環状のフレーム押さえ部材23と、フレーム支持部材22を昇降させる図示しない昇降機構とを備える。フレーム支持部材22は、上昇される前では上面が仮置きレール6の上面と同一平面上に位置して、ウェーハユニット17のリングフレーム16が載置される。フレーム保持ユニット7は、フレーム支持部材22の上面にウェーハユニット17のリングフレーム16が載置されると、昇降機構がフレーム支持部材22を上昇させて、フレーム押さえ部材23とフレーム支持部材22との間にリングフレーム16を挟み込んで、ウェーハユニット17を固定する。
移動機構30は、装置本体2上に設けられかつ移動テーブル21をX軸方向に移動するX軸移動機構31と、X軸移動機構31によりX軸方向に移動される移動テーブル21上に設けられかつフレーム保持ユニット7をY軸方向に移動するY軸移動機構32とを備える。X軸移動機構31は、一対の仮置きレール6とY軸方向に並ぶ位置と一対の仮置きレール6から離れる位置とに亘って移動テーブル21即ちフレーム保持ユニット7をX軸方向に移動する。各移動機構31,32は、軸心回りに回転自在に設けられた周知のボールねじ33,34、ボールねじ33,34を軸心回りに回転させる周知のモータ35,36及び移動テーブル21又はフレーム保持ユニット7をX軸方向又はY軸方向に移動自在に支持する周知のガイドレール37,38を備える。
図4は、図1に示された試験装置の突き上げ機構等を示す断面図である。突き上げ機構40は、X軸移動機構31により一対の仮置きレール6から離れる位置に位置付けられたフレーム保持ユニット7の下方に配置される。突き上げ機構40は、装置本体2の凹部9内に設けられ、X軸移動機構31により一対の仮置きレール6から離れる位置に位置付けられたフレーム保持ユニット7で保持されたリングフレーム16を含むウェーハユニット17のテープ15を介していずれかのチップ14を突き上げるものである。
光源ユニット50は、装置本体2の凹部9内に設けられ、フレーム保持ユニット7で保持されたリングフレーム16を含むウェーハユニット17のテープ15越しにウェーハ10の突き上げ機構40の突き上げピン42-1,42-2,42-3により突き上げられるチップ14及びこのチップ14の周囲に照明光を照射するものである。光源ユニット50は、凹部9内の突き上げ機構40の隣に配置されている。
撮像カメラ60は、X軸移動機構31により一対の仮置きレール6から離れる位置に位置付けられたフレーム保持ユニット7の上方に配置される。撮像カメラ60は、X軸移動機構31により一対の仮置きレール6から離れる位置に位置付けられたフレーム保持ユニット7で保持されたリングフレーム16を含むウェーハユニット17のウェーハ10の突き上げ機構40の突き上げピン42-1,42-2,42-3により突き上げられるチップ14及びこのチップ14の周囲を撮像して、撮像画像501,502(図10及び図11に示す)を形成するものである。
図5は、図1に示された試験装置のピックアップ機構の斜視図である。ピックアップ機構70は、複数のチップ14に分割されテープ15で支持されたウェーハ10から突き上げ機構40により突き上げられたチップ14をピックアップするものである。ピックアップ機構70は、図5に示すように、後述のコレット移動機構80によりY軸方向とZ軸方向とに移動される移動基台72と、移動基台72からコレット移動機構80から離れる方向にX軸方向に延在したアーム74と、アーム74の先端に設けられチップ14を保持するピックアップコレット76とを備える。
また、試験装置1は、図1及び図2に示すように、コレット移動機構80と、チップ観察機構100と、強度測定機構200とを備える。コレット移動機構80は、チップ14をテープ15からピックアップするピックアップ位置と、強度測定機構200の後述する支持ユニット210の支持突起214(図8に示す)上にチップ14を載置する載置位置との間でピックアップコレット76を移動するものである。コレット移動機構80は、ピックアップコレット76をピックアップ位置と載置位置との間で移動することで、ピックアップコレット76でピックアップされたチップ14を強度測定機構200の支持ユニット210に搬送する搬送ユニットである。
チップ観察機構100は、チップ14の表面11-1、下面11-2及び側面を撮像して観察するものである。チップ観察機構100は、図1及び図2に示すように、装置本体2上の突き上げ機構40のY軸方向の隣に配置された下方撮像ユニット102と、側方撮像ユニット112と、チップ14の上下を反転するチップ反転機構150とを備える。
強度測定機構200は、ピックアップ機構70でピックアップされたチップ14の抗折強度を計測する計測手段である。強度測定機構200は、チップ観察機構100とY軸方向の隣に配置され、実施形態1では、チップ観察機構100よりも突き上げ機構40から離れた側に配置されている。また、実施形態1では、強度測定機構200は、ピックアップコレット76の移動経路と重なる位置に配置されている。
制御ユニット400は、試験装置1の上述した各構成ユニットをそれぞれ制御して、チップ14の抗折強度を測定するなどの各チップ14に対する測定動作を試験装置1に実施させるものである。即ち、制御ユニット400は、ピックアップ装置20の上述した各構成ユニットであるフレーム保持ユニット7と、突き上げ機構40即ち突き上げピン42-1,42-2,42-3と、ピックアップ機構70即ちピックアップコレット76と、光源ユニット50と、撮像カメラ60とをそれぞれ制御して、ウェーハユニット17からチップ14をピックアップするピックアップ動作をピックアップ装置20に実施させるものである。
次に、本明細書は、実施形態1に係るピックアップ方法を図面に基づいて説明する。図6は、実施形態1に係るピックアップ方法の流れを示すフローチャートである。ピックアップ方法は、ウェーハユニット17からチップ14をピックアップする方法であるとともに、実施形態1では、ウェーハユニット17からピックアップしたチップ14に対して試験装置1が測定動作を実施する方法、即ちチップ14の抗折強度を測定する方法でもある。即ち、実施形態1では、ピックアップ方法は、試験装置1の測定動作である。
図7は、図6に示されたピックアップ方法の保持ステップを示す断面図である。保持ステップ1001は、ウェーハユニット17のリングフレーム16をフレーム保持ユニット7で保持するステップである。
図8は、図6に示されたピックアップ方法の損傷検出ステップを示す断面図である。図9は、図6に示されたピックアップ方法の損傷検出ステップのウェーハ上の撮像ユニットの撮像範囲を示す平面図である。図10は、図6に示されたピックアップ方法の損傷検出ステップにおいて、撮像ユニットが取得した撮像画像の一例を示す図である。図11は、図6に示されたピックアップ方法の損傷検出ステップにおいて、撮像ユニットが取得した撮像画像の他の例を示す図である。
図12は、図6に示されたピックアップ方法の突き上げステップにおいて、チップと突き上げ機構とを位置合わせした状態の断面図である。図13は、図6に示されたピックアップ方法の突き上げステップにおいて、テープを突き上げ機構の外層部に吸引保持した状態の断面図である。図14は、図6に示されたピックアップ方法の突き上げステップにおいて、ピックアップ対象のチップにピックアップコレットの下面を接触した状態の断面図である。
図15は、図6に示されたピックアップ方法のピックアップステップにおいて、ピックアップ対象のチップをピックアップコレットの下面で吸引保持した状態の断面図である。図16は、図6に示されたピックアップ方法のピックアップステップにおいて、ピックアップコレットが吸引保持したチップをテープからピックアップした状態の断面図である。ピックアップステップ1004は、ウェーハユニット17を挟んで突き上げピン42-1,42-2,42-3に対面するピックアップコレット76で突き上げピン42-1,42-2,42-3で突き上げられたチップ14-1を保持し、テープ15上からピックアップするステップである。
図17は、図6に示されたピックアップ方法の測定ステップにおいて支持ユニットの一対の支持部がチップを支持した状態を示す断面図である。図18は、図17に示されたチップが圧子に押圧されて支持部の支持突起の上端に接触した状態を示す断面図である。図19は、図18に示されたチップが破壊された状態を示す断面図である。
本発明の実施形態2に係るピックアップ方法、ピックアップ装置及び試験装置を図面に基づいて説明する。図20は、実施形態2に係る試験装置の構成例の一部を示す斜視図である。図21は、図20に示された試験装置の要部の斜視図である。図22は、実施形態2に係るピックアップ方法の流れを示すフローチャートである。図20、図21及び図22は、実施形態1と同一部分に同一符号を付して説明を省略する。
7 フレーム保持ユニット
10 ウェーハ
11-2 下面
14,14-1 チップ(試験片)
15 テープ
16 リングフレーム
17 ウェーハユニット
20,20-2 ピックアップ装置
42-1 第1突き上げピン(突き上げ部材)
42-2 第2突き上げピン(突き上げ部材)
42-3 第3突き上げピン(突き上げ部材)
60 撮像カメラ
76 ピックアップコレット
80 コレット移動機構(搬送ユニット)
141 傷(損傷)
210 支持ユニット
211 支持部
212 所定間隔
221 圧子
222 圧子移動ユニット
223 荷重計測器(荷重計測手段)
400 制御ユニット(コントローラ)
401 損傷検出部
501,502 撮像画像
1001 保持ステップ
1002 損傷検出ステップ
1003 突き上げステップ
1004 ピックアップステップ
Claims (4)
- チップ間にウェーハを貫通した切削溝が形成されて複数のチップへと分割されたウェーハがテープに貼着されるとともに該テープの外周がリングフレームに装着されたウェーハユニットからチップをピックアップするピックアップ方法であって、
ウェーハユニットの該リングフレームをフレーム保持ユニットで保持する保持ステップと、
該保持ステップを実施した後、ウェーハユニットの該テープ側から突き上げ部材で該テープを介してチップを突き上げる突き上げステップと、
該ウェーハユニットを挟んで該突き上げ部材に対面するピックアップコレットで該突き上げ部材で突き上げられた該チップを保持し、該テープ上からピックアップするピックアップステップと、
該突き上げステップを実施する前に、光源ユニットから該テープ越しに光を該ウェーハに照射し該突き上げステップで突き上げる該チップを撮像カメラで撮像して撮像画像を形成し、該撮像画像から該チップの損傷を検出する損傷検出ステップと、を備え、
該損傷検出ステップでは、該ウェーハの一方の面側に該撮像カメラを配置し、該ウェーハの他方の面側に該光源ユニットを配置して、該チップに貫通した傷があるか否かを判定する、ピックアップ方法。 - 該損傷検出ステップで、該チップに貫通した傷がないと判定した場合に該突き上げステップと該ピックアップステップを実施する、請求項1に記載のピックアップ方法。
- チップ間にウェーハを貫通した切削溝が形成されて複数のチップへと分割されたウェーハがテープに貼着されるとともに該テープの外周がリングフレームに装着されたウェーハユニットからチップをピックアップするピックアップ装置であって、
ウェーハユニットのリングフレームを保持するフレーム保持ユニットと、
該フレーム保持ユニットで保持された該リングフレームを含む該ウェーハユニットの該テープを介してチップを突き上げる突き上げ部材と、
該ウェーハユニットを挟んで該突き上げ部材に対面し該突き上げ部材で突き上げられたチップを保持して該テープ上からピックアップするピックアップコレットと、
該テープ越しに該ウェーハに照明光を照射する光源ユニットと、
該突き上げ部材で突き上げるチップを撮像して撮像画像を形成する撮像カメラと、
該フレーム保持ユニットと該突き上げ部材と該ピックアップコレットと該撮像カメラとを制御するコントローラと、を備え、
該コントローラは、該突き上げ部材で該チップを突き上げる前に、該光源ユニットから該テープ越しに光を該ウェーハに照射し該突き上げ部材で突き上げる該チップを撮像カメラで撮像して撮像画像を取得し、該撮像画像を取得する際には、該ウェーハの一方の面側に該撮像カメラを配置し、該ウェーハの他方の面側に該光源ユニットを配置するとともに、
該コントローラは、該撮像画像から該チップに貫通した傷があるか否かを判定する損傷検出部を有する、ピックアップ装置。 - 請求項3に記載のピックアップ装置と、
所定の間隔を有して配設され、チップの下面を支持する一対の支持部を有した支持ユニットと、
該支持ユニットより上方且つ一対の該支持部の間に配置された圧子と、
一対の該支持部で支持されたチップに対して該圧子を相対的に近接移動させる圧子移動ユニットと、
該圧子が一対の該支持部で支持された試験片を押圧する荷重を計測する荷重計測器と、
該ピックアップコレットでピックアップされたチップを該支持ユニットへと搬送する搬送ユニットと、を備えた試験装置。
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