正直、戦争に本気で関心がある人なんて、そう多くないと思う。
なのに、SNSを見るとみんなが「平和を願ってます」「どちらも悪い」みたいなコメントを並べている。
それって、本当は関心があるんじゃなくて、関心がある“感じ”を出してるだけなんじゃないか。
資本主義の中では、戦争もひとつのコンテンツだ。
ニュースとして、思想の表明として、嫌いな勢力へのアンチ活動として、
それぞれが自分の立場を演出するための素材にしているだけ。
なのに、それを行動とか正義だと勘違いしてる人が多すぎる。
バンクシーが描いた、ミッキーと手を繋いだベトナムの爆撃被害の少女の絵。
あの作品は、戦争の悲劇を娯楽として消費する西側社会への皮肉だった。
でも今のSNSを見ていると、その皮肉を笑う側じゃなくて、
まさに浴びせられてる側が“いいね”を押してるようにしか見えない。
戦争を語ることは悪くない。
でも、自分がそれを消費してる側にいないかくらい、一度は立ち止まって考えた方がいいと思う。
Permalink | 記事への反応(1) | 15:39
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あるべき理想像を考えてもおらず語れない人が適当に言っているだけだよね。