私は古のエロゲで学びました、以上。
古のゲームには恋愛シミュレーションというジャンルがありましたが、その中でも有名なときめきメモリアルではなく、蛭田昌人が作っていた同級生や下級生がメインテーマになります。
恋愛シミュレーションはその後廃れていくジャンルになるわけですが、それは多くのゲームジャンルに恋愛シミュレーション要素が回収されていったためです。例えば、皆さんがやっているソシャゲにもキャラクターからの好感度があり、3択の選択肢で好感度が上がっていく、という要素がありますね。こんな風に他ジャンルの中に一要素として埋め込まれたのです。
じゃあ、そういう最近のゲームをしてるので、お前と変わらないのでは?と思われるかもしれませんが、大きく異なります。
最近の好感度要素は基本的にRPGの経験値と同じです。値は基本的に増加するもので、さらに同じプレゼントを500個あげたらその分好感度が上がります。めちゃくちゃ定量的な概念なのですね。
では、古の恋愛シミュレーションでは好感度は何だったのか?
私は下級生というゲームで恋愛の全てを学んだのですが、あるキャラクターは単純に会話やプレゼントではある程度の好感度までは上がるけれど、そのあとが上がらなくなるんですね。
そこではそのキャラクターが別の男性キャラクターに振られるというイベントを経て初めて主人公が恋愛対象になったり、
友人の女性キャラクターが主人公のことを好きになっている様子をみて初めて自分も主人公にアタックをし始めたりと、
様々な出来事を通した文脈で主人公と恋愛関係になったり、ならなかったりするんです。
この文脈というのは恋愛にとってとても大事で、いきなりデートに誘ったら振られた、というのがこれに当たるわけです。
また、よくあるアドバイスでいきなり二人でデートに誘わずに、学校や職場の仲間みんなでお出かけや飲み会、次に二人での軽いランチや軽い夕食、次にデートと順を踏むことをアドバイスすることがあります。
このアドバイスは半分正しいですが、半分間違いです。最初の「学校や職場の仲間みんなでお出かけや飲み会」をしたからといって、それで実績解除にはならないんですね。
その「学校や職場の仲間みんなでお出かけや飲み会」で隣に座って子供時代の話で盛り上がった、とか帰り道の方向が同じだったので帰りの電車の中で今日の感想を言い合った、などの
二人だけの小さな秘密になるようなイベントを起こす必要があるわけです。だから、次に二人での軽いランチや軽い夕食ができるのであって、職場のみんなで飲み会をしたから次はランチに誘おう、という思考回路は間違ってるわけですね。
結局、人間関係は単純に単調増加する経験値的な好感度ではなく、特定のイベントを通じた文脈によって階段状に上がっていく好感度なんです(これは異性だけでなく、同性でも同じはずです)
それを理解することなく、総会話時間が100分を超えたから、LINEの往復やりとりが100通を超えたから次の段階へ、ではないわけですね。
皆さん、下級生をやりましょう
最近のゲームは恋愛よりも「抜けるか」に重きを置いてるからね そりゃ色々勘違いするやつも出てくるわな
今、下級生を遊ぶ方法ってあったっけ?と思ったら、再来月にリメイクが出るのか
動く実機とソフトがあればどれでもいけるんじゃね
今からセガサターンを探して、サターン版下級生をやるか? ちょっとハードルが高いぞ
98/win95vista/oldmacどれでもいいぞ
ググったら普通にWindows10対応のダウンロード版があったわ
逝かせれば177条に問われることはないって学んだんだけど、なぜか刑務所にいる。
下級生2はやらなくて良いです なにおう、と思ったがそういえばアレがいたか
でもあんた独身50代やん
おそロシア
ワイ同僚の既婚者からソシャゲ誘われて2人で楽しんでるんだけど、これからどうなるんですか?
増田はギャルゲで学んだことを分析できて、現実世界に応用できて、しかも噛み砕いて伝えるのがとても上手 完全に個人の資質だな 他の凡百の徒が同じゲームやったとて、そのエッセン...
別の男性キャラクターに振られるというイベントを経て初めて主人公が恋愛対象になったり 友人の女性キャラクターが主人公のことを好きになっている様子をみて初めて自分も主人...
下級生2をやらなくていいのはなんでなんだよ😨 怖すぎるから教えてくれよそこは
メインヒロインが初期から彼氏持ち(つまり男性経験あり)で、一部の非モテが激怒した曰く付きだから
雑だなあ 文脈依存のフラグ管理なら最近のゲームのほうがもっと複雑なことを普通にやってる