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自閉スペクトラム症の子を育てて思ったこと
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2025-10-23

自閉スペクトラム症の子を育てて思ったこ

子供ってさ、いろんなものをいろんないじり方をして、そこから学ぶわけじゃん。

いろんなものを水に投げ込んで、これは浮かぶ、これは沈む、ということを学習する。

高いところからモノを落とすと壊れるのをみて、落下中に加速するということを学習する。

叩いて、切って、落として、水没させて、風や水流に乗せて、そういうことが学習なんだけど、そういうことって、なかなかできない。

現代社会には、叩いちゃいけないモノ、切ってはいけないモノ、落としてはいけないモノ、水没させてはいけないモノが多すぎる。

というより、家の中のほとんどのモノはそうだ。

じゃあ、野外に行けばいいのかといえば、野外だってうそ自由にできるものは少ない。

歩道橋から道路に石を落としていいはずがないし、川に紙やビニールを投げてはいけない。

草木は抜くな、動物は殺すな、他人のモノは触るな、と言われてしまう。

自然科学よりも、人間社会ルールを先に覚えなければ生きていけない。

禁止事項が多すぎる。

というよりも、許可されたエリア許可されたモノに対して許可されたことだけしかしちゃいけないようになってる。

現代社会は、子供には危険がいっぱいだ。

例えば、赤信号では止まる、それを覚えないと都会で生きてはいけない。

もちろん、とりあえず理屈は抜きに周りの真似をするということは、現代社会じゃなくたって必要スキルだ。

たとえ、サバンナ暮らしたって、不用意にライオンに近づかないとか、そういうことは覚えないといけないだろう。

しかし、それにしたって、現代社会ルールの数は子供には多すぎる。

理解も納得もないまま、周りと同じように振舞う必要がある。

まり空気を読む力が、まず第一必要なのである

前置きが長くなった。

自閉スペクトラム症の子供を育てるのは辛いよ。

本当につらかった。

興味が向くまま全部やって、怒ってもぜんぜん効かないんだもん。

  • 昔の子どもはそのへんの草木を抜きながら歩いてたのにね。

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