若者の定着を目指し香川県が構想を進めている、新たな「県立大学」の設置や拡充について、有識者から意見を聞く2回目の検討会が昨日(22日)県庁で開かれました。 検討会には学識経験者など8人が出席し、始めに県内の高校生およそ1万人を対象に行ったアンケート結果が公表されました。 それによりますと大学進学を希望する生徒の内、県内を望むのはおよそ2割にとどまっていて、進路決定の際「学びたい学部があるか」や「資格がとれるか」を重視するとしています。 委員からは若者の定着に向け地元企業との連携や、県内の高校生が優先的に入れる様な大学の設置などが提案されました。 県は、年明けに予定されている次回の検討会で、候補となる学部や設置に向けた費用などを示す方針です。