前回に続き、VAIO type Pの開発者インタビューをお届けする。後編では、いくつかのパーツ選択に関する秘密と、ソフトウェア面での工夫について触れる(関連記事)。 一見シンプルに見えるtype Pだが、ソフト的な面から見ると、「Netbookとは違うパソコンを作ろう」というソニーの熱意が見えてくる。 特殊な接続方法で「コネクタのスペース」を節約 type Pの内部にある本体フレームは、マグネシウム合金でできている。剛性が高いにも関わらず、非常に軽い。基板側にも秘密は多い。 鈴木「type Pくらいになると、完全にパズルのような構造です。いかに重ねず、うまく基板を配置するかがポイントになります」 東ヶ崎「完全に互い違いにしないと、すべてを収納することはできません」