日本と韓国の関係悪化を受けて、県立日南高は2年生27人が12月に予定していた韓国への修学旅行を国内に変更した。 日南高によると、同校の修学旅行は韓国と国内の二つから選べることになっており、今年は2年生170人のうち、143人が東京や群馬などの国内を選択。27人が同校の姉妹校・冠陽高があるソウルなどへの旅行を希望していた。 竹島問題などを巡って、日韓関係が悪化していることから、韓国への修学旅行について慎重に検討した結果、「韓国の情勢が不透明で、生徒の安全などを考慮した」として、行き先を国内に一本化したという。 県内の別の高校も来年3月に計画している韓国への修学旅行について、変更を検討しているという。