アマゾンが新たに開発したAI作業ロボット。商品を吸着して仕分けることができる=2025年10月22日、カリフォルニア州サンタクララ、奈良部健撮影 米アマゾンは22日、人工知能(AI)を搭載した新型ロボットを物流施設に導入すると発表した。AIの判断で荷物を仕分けて運ぶ。人間がやっていた作業を効率化するが、多くの雇用を奪うのではないかという疑念は高まっている。 【写真】アマゾンの巨大倉庫…人が商品を運ぶ姿が目立つ シリコンバレーにあるアマゾンの倉庫で開かれた最新技術の発表会。1日に平均約9万個の商品を仕分ける巨大倉庫で発表された目玉は、AIが自律的に制御するロボットだった。 新型AIロボット「ブルージェイ」は、商品を箱から出し入れしたり、複数の箱に分散している商品を一つにまとめたりする。これまで3種類のロボットを使っていた仕分け作業を1台で担わせることができる。現在はサウスカロライナ州の拠点で