人気アニメ『ラブライブ!』シリーズから生まれた女性声優3人組「AiScReam」の紅白初出場の内定が報じられました。「愛♡スクリ~ム!」がSNSで大バズりしたことで紅白の制作陣がオファーしたとのことです。 筆者は不勉強ながら、初めて曲を聴きました。そこで感じたのは、これはもろにアニメ声優の歌だなということです。もっと言うならば、まだこういうことが通用する文化があるのだなと、少し驚きもしました。これ30年間変わってないぞ、と。 かつて、宮崎駿監督も『ジブリの教科書3 となりのトトロ』で、声優の発声についてこう語っていました。 <特に女の子の声なんかみんな、「わたし、かわいいでしょ」みたいな声を出すでしょ。あれがたまらんのですよ。なんとかしたいといつも思っている。> AiScReamの歌も、このいたたまれないという意味での「たまらん」気分を呼び起こします。では、その理由はどこにあるのか。 それ