相撲の制度改革について検討する諮問機関「相撲運営見直し機構(SUMO)」が、力士が取組前にまく塩を除菌スプレーに変更する検討を行っていることが17日、わかった。物価高騰で塩より安く邪気を払う方法を模索していた。 豊作を願う神事として始まった相撲では、土俵は神聖な場所とされる。取組前に塩をまいたり四股を踏んだりするのは、土俵の邪気を払い、清めるためだ。 1場所で使われる塩の量は600キロ以上。23年には燃料費や物流コストの上昇を理由に、大手各社が小売価格を1〜2割程度引き上げたことから、塩にかかる費用は1場所あたり25万円ほどと決して安くない。 SUMOが昨年11月に開いた第6回検討会議では、経費節減の観点から、清めの塩を除菌スプレーに切り替える案が浮上。1月、試験用に作ったダミー土俵にスプレーを散布して土壌を調べたところ、3プッシュで土俵の80%以上、5プッシュで99%以上の邪気を払うこと