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jazzに関するエントリは295件あります。 音楽musicジャズ などが関連タグです。 人気エントリには 『ジャズのコード進行の原理 -』などがあります。
  • ジャズのコード進行の原理 -

    前置き はじめまして, コンポーザー, DJなどをやっているArakurです. 昔は打ち込みジャズを専門で作っていたのですが, ここ最近は殆ど作る機会がなく, 知識やTipsを持て余すくらいなら同志や後進に託そうと思ったので少しずつ記事にしてみることにしました. 第1回は, 古典和声またはポピュラー和声についてある程度知っている方向けにジャズのコード進行の理論の原理的な部分について解説します(第2回が今後書かれるかはまだ分かりません). とりあえずこれを読み切ればそこいらのスタンダードの進行は最低限アナライズできるようになる, という感じの内容を目指しています. 本記事は他ジャンルの制作にあたってジャズの知識を取り入れたいというような層を主に想定しています. 僕自身体系的なジャズ・音楽理論の教育を受けたわけではなく, 知識の大半はネットや古い教則本, およびセッションなどによる実践的経験を

      ジャズのコード進行の原理 -
    • こういうのが好きなんでしょ…?「変拍子」が超かっこいいおすすめ曲10選+α | Music Lesson Lab

      リズムは音楽を構成する最も重要な要素です。リズムの強弱が繰り返される単位を「小節」といい、1小節の中で何回ビート(拍)を感じられるかで「拍子」というものが決まります。 世の中のほとんどの曲は2拍子、3拍子、4拍子の「単純拍子」です。これらのリズムは人間にとって自然で、とても馴染みが良いものですよね。 しかし中には、どういうわけかワザワザ自然なリズムを崩し、人間にとって自然には感じられない変なリズムで演奏される曲というものが稀にあります。変拍子とは、簡単にいうとそういう「変なリズム」のことです。 音楽に興味を持ってたくさんの曲を聴いたり、楽器の演奏を始めると、いずれ普通の拍子の曲では物足りなくなります(断言)。ひとたび足を踏み入れれば底なし沼。追いかけても追いかけても見失うリズム。多くの音楽家が挑戦し、そして散っていった変拍子の世界は、人類のロマンなのかもしれません。 ここでは、音楽好きを惹

        こういうのが好きなんでしょ…?「変拍子」が超かっこいいおすすめ曲10選+α | Music Lesson Lab
      • 菊地成孔の考える、YouTube的ジャズ入門。はじめてのジャズはネット検索から | ブルータス| BRUTUS.jp

        昭和の時代。ジャズを聴き始めるなら、専門誌を読み、ジャズ喫茶でレコードを聴き、クラブで生演奏に触れるという流れが一般的だった。しかし、雑誌は廃刊、店舗も減少しつつある現在。初心者は一体、どの音楽家の、どんな作品から聴き始めればいいのだろうか。伝統のある音楽ゆえ、門外漢からは口が裂けても言えない現代の入門方法を、菊地成孔さんがズバリ答えてくれた。 現在、ジャズの魅力をさらに深掘る特設サイト「JAZZ BRUTUS」もオープン中! 2020年代的検索から入る、新しい入門 「ジャズをまったく聴いたことのない人にとって、クラシックや歌舞伎などと同様、歴史のある音楽だから、ハードルが高い印象があると思います。さらに、ジャンルは耳にすることはあっても、しっかりした流行がないため、初心者がアクセスしづらい。情報源が雑誌から電子版へ、お勉強の場がジャズ喫茶から動画へ移行しつつある昨今を鑑みて、初心者に限り

          菊地成孔の考える、YouTube的ジャズ入門。はじめてのジャズはネット検索から | ブルータス| BRUTUS.jp
        • 「aiko攻めすぎだろ」アポカリプスホテルのOP『skirt』は音作りのクセが強すぎて気持ち悪いのに心地よく感じる→その正体を菊地成孔さんが詳しく解説してくれた

          菊地成孔(「新音楽制作工房」代表) @SHIN_ON_GAK @b_s_v 僕の想定よりも些か多くの方々に読まれましたので、しつこくならない程度に、要諦だけ言葉を付させてください。冒頭の結論、「コレははっきりと複調です」の部分は「ココまで来たらもう<はっきりと複調>と看做せる状態<です>」の方が厳密で、些か腑に落ちやすくなると思います。 音構造的にではなく文化的に、ですが、非常に重要なのは、当該曲がアニメのOP曲であり、アニメーションの技術(特に音楽とのシンクロ)が非常に優秀で審美的にも美しい。という事実に乗っている。という点で、コレがジャパンクールの真骨頂(もしくはクリシェ)と言えるでしょう。この水準の楽曲が、ただ配信されるだけでは、話の輪に加わる人口は1万分の1化すると思われます。 僕は40年以上ジャズ・ミュージックに身を捧げておりますが、「ジャズの本場」とされるニューヨークで公演した

            「aiko攻めすぎだろ」アポカリプスホテルのOP『skirt』は音作りのクセが強すぎて気持ち悪いのに心地よく感じる→その正体を菊地成孔さんが詳しく解説してくれた
          • 【2023年ベスト】ジャズ アルバム BEST 50 | ARBAN

            2023年にリリースされた “ジャズ系” 作品の中から50作をセレクト 構成・文/土佐有明 Aaron Parks Little Big/Live In Berlin ブラッド・メルドーの再来とも称され、ジェイムス・ファームなどで活躍するピアニスト、アーロン・パークスのリーダー作。本作はバンドの一体感や結束力を強く感じさせる内容。時にコンテンポラリー・ジャズの枠を大きくはみ出し、ロック的なダイナミズムが漲る場面も。iPhoneのボイスメモで録音されたという本作だが、意図せず入り込んでしまったざらつきや歪みがアクセントとなり、アルバムに深みや奥行きを与えている。 Banksia Trio/MASKS 須川崇志(b)、林正樹(p)、石若駿(ds)という豪華メンバーによるトリオ作。これが3作目とあって、これまで以上に緊密で濃密な音のコミュニケーションがはかられている。また、菊地雅章やポール・モチ

              【2023年ベスト】ジャズ アルバム BEST 50 | ARBAN
            • ジャズピアニストにきく「ピアノとは何なのか」 ~ピアノってなんかずるくない?という疑問があるんです - nomolkのブログ

              ピアノってなんかずるくない!?と思うんですよね。 僕はギターと金管楽器(ホルン&トロンボーン)を弾いたことがあるんですけど、ギターは左手でフレット押さえながら、右手で弦をはじきます。金管楽器は唇で音程を調整しつつ、肺で息を入れるんです。どっちも1つの音を鳴らすのに2つのことを同時にやらなきゃいけない。一方で、ピアノは鍵盤叩くだけ。これって簡単じゃないですか? もちろん「ピアノ演奏なんて簡単」とは全く思ってません。だってピアノの曲ってめちゃくちゃ音が多いから。 www.youtube.com ↑おなじみ、ショパンの幻想即興曲をお聴きください。 そりゃ難しいよ。全然弾ける気がしない。でもこれって、単音を出すのが簡単だからこそ、こんな複雑な曲が弾けるんじゃない?ギターでこんな曲、絶対弾けないですよ。でも、ピアノならできる。それって、ちょっとずるくない?と思うわけです。 まあずるいかどうかはさてお

                ジャズピアニストにきく「ピアノとは何なのか」 ~ピアノってなんかずるくない?という疑問があるんです - nomolkのブログ
              • ヒット曲のジャズカバーなんだが「化け物」「変態えげつない」「かくし芸かよ」くらいクレイジーで「最高にクール」なので見て

                saebou @Cristoforou 1人で10種類楽器を演奏しながらファレルの「ハッピー」をカバーする演奏。一度に三本ラッパふいてるぞ…/Happy - Pharrell Williams (on 10 Different Musical Instruments Cover) youtu.be/xywNeumntoE 2017-12-03 22:54:46 chan-noli @BloodyNoly No.274『Gunhild Carling』 音楽系びっくり人間(※褒め言葉)。 きっと彼女の身体のほとんどは音楽で出来ている。 身体から音が溢れ出す。 彼女のパフォーマンスは楽しくてパワフルでドキドキして笑顔になっちゃう。 楽器の音も声もすき。 #毎日をすきで数える youtu.be/xywNeumntoE 2021-04-28 20:31:47 ながよし @nagayoshid ラ・

                  ヒット曲のジャズカバーなんだが「化け物」「変態えげつない」「かくし芸かよ」くらいクレイジーで「最高にクール」なので見て
                • 【2024年ベスト】ジャズ アルバム BEST 50 | ARBAN

                  2024年にリリースされた “ジャズ系” 作品の中から、聴き逃せない50作をセレクト 構成・文/土佐有明 Abdullah Ibrahim/3 50年代から南アフリカ共和国で活動してきたピアニスト、ダラー・ブランドは、イスラム教に改宗後はアブドゥーラ・イブラヒムと名乗っている。そんな彼が89歳にしてリリースしたロンドンでのライヴの実況盤。フルートやピッコロも吹くサックス奏者とチェロも弾くウッド・ベースとのトリオで、悠々たる中にも緊迫感が漲る演奏が展開される。イブラヒムのピアノはやはり格別で、ベテランならではの芳醇な味わいを醸し出している。 Amaro Freitas/Y’Y これをジャズに括っていいのか迷うところだが、ジャズ本来の融通無碍で雑駁な性質を正当に受け継いでいるという意味では、極めてジャズ的だと言えるだろう。ブラジル出身のピアニストが、自然や先住民をテーマに作った楽曲が並んでおり

                    【2024年ベスト】ジャズ アルバム BEST 50 | ARBAN
                  • ラジオ・アプリ TUNEINとAppleMusicで聴ける海外のジャズ系ラジオ局のおすすめ20|柳樂光隆

                    インターネットでラジオを聴くアプリってことになると、日本ではradikoが一般的ですが、海外ではTUNEIN radioが有名です。 TUNEINはradikoと違ってタイムフリーはありませんが、エリア規制がないので基本的にエリアフリーで、どこの国の放送局でも無料で聴けます。 なので、世界中のラジオ局の放送をリアルタイムで聴くことができます。 しかも、公共放送(=NHKみたいな局)など海外の最高なクオリティのラジオ局が聴き放題です。 このTUNEINは2019年からAppleMusicにも組み込まれていて、ステーションを検索するとTUNEINで聴けるラジオ局をAppleMusicでも聴くことができます。 Apple Music App でラジオを聴くhttps://support.apple.com/ja-jp/HT204944以下、アメリカ、イギリスから北欧まで、おススメのジャズ系ラジオ

                      ラジオ・アプリ TUNEINとAppleMusicで聴ける海外のジャズ系ラジオ局のおすすめ20|柳樂光隆
                    • スカのプレイリストが100曲になったので

                      公開してみる スカ好き増えろ あとおススメ教えてください 1, 東京スカパラダイスオーケストラ/ ルパン三世’78 2, 東京スカパラダイスオーケストラ/ DOWN BEAT STOMP 3, 東京スカパラダイスオーケストラ/ 燃えよドラゴン 4, 東京スカパラダイスオーケストラ/ Come On! 5, 東京スカパラダイスオーケストラ/ スキャラバン(CARAVAN) 6, 東京スカパラダイスオーケストラ/ 太陽にお願い 7, 東京スカパラダイスオーケストラ/ 勇者の証~Brave Eagle Of Apache~ 8, 東京スカパラダイスオーケストラ/ フィルムメイカーズ・ブリード~頂上決戦~ 9, 東京スカパラダイスオーケストラ/ 5 days of TEQUILA 10, 東京スカパラダイスオーケストラ/ MONSTER ROCK 11, 東京スカパラダイスオーケストラ/ Glor

                        スカのプレイリストが100曲になったので
                      • 映画『BLUE GIANT』の劇中でジャズ・ファンをうならせる3つのこだわりポイント

                        シリーズ累計920万部超の大人気ジャズ漫画「BLUE GIANT」(原作:石塚真一)が、2013年の連載開始から10年の時を経て遂にアニメーション映画化され2023年2月17日から大ヒット上映中だ。 “音が聞こえてくる漫画”として数々の口コミと共に高く評価されてきた「BLUE GIANT」だが、今回音楽を担当したのは世界的ピアニストの上原ひろみ。今回、主人公・宮本大たちが結成するトリオ“JASS”のオリジナル曲だけでなく、劇伴音楽をほぼ全曲書き下ろし、演奏及びサウンド・プロデュースを務めている。また、映画と同日に発売されたサウンドトラックは、日本のiTunes Storeで総合アルバム・ランキング1位、オリコンデイリーアルバムランキングで2位を獲得している。 「最大の音量、最高の音質で、本物のジャズを届けたい」というスタッフの情熱が込められた映画『BLUE GIANT』。劇中に登場するジャ

                        • チック・コリア氏、がんで死去 ジャズ界の巨匠(AFP=時事) - Yahoo!ニュース

                          【AFP=時事】(更新)米国のジャズ作曲家で、エレクトリックキーボード奏者の草分けであるチック・コリア(Chick Corea)氏が今月9日にがんで死去していたことが、フェイスブック(Facebook)の公式ページで発表された。79歳だった。 【写真】昨年のグラミー賞でベストジャズアルバム賞を受賞したコリア氏 公式ページの発表によると、コリア氏はまれな種類のがんを患っていたことがごく最近になって判明していた。発表文では、コリア氏が生前に残したメッセージも掲載された。 同氏は「私と旅を共にし、音楽の火を明るくともし続けることに協力してくれたすべての人に感謝したい。私の願いは、演奏や制作、パフォーマンスなどをしたいという気持ちがある人には、それをしてほしいということ。自分のためでなくとも、ほかの人々のために。世界にはもっとアーティストが必要だというだけでなく、単に本当に楽しいものなのだから」と

                            チック・コリア氏、がんで死去 ジャズ界の巨匠(AFP=時事) - Yahoo!ニュース
                          • なぜ世界で「日本のジャズ」人気が高まりつつあるのか─数十年の時を経て“再発見”される名盤たち | ジャパニーズ・ジャズの歴史を英紙が紐解く

                            日本におけるジャズ文化の萌芽 日本のジャズの物語は、音楽とムーブメントについての物語であるとともに、ある国で共有された「気分」についての物語でもある。第二次世界大戦後、より良い未来への大胆なビジョンが、ピアノやドラム、金管楽器の音色となって表現されたのだ。 ジャズは、疑いようもなくアメリカ生まれの芸術様式だ。それはヒップホップと並ぶ、アメリカが文化面で成し遂げた最大の功績といえる。日本では、1920〜1930年代に、アメリカ人のジャズミュージシャンが東京、神戸、大阪のクラブを巡業するなかで、健全なジャズシーンが形成されていった。 しかし歴史的に、日本はあくまで「島国」だった。外界との接触を2世紀以上にわたって厳しく禁じた鎖国政策がついに終わりを迎えたのも、1850年代になってからのことだ。

                              なぜ世界で「日本のジャズ」人気が高まりつつあるのか─数十年の時を経て“再発見”される名盤たち | ジャパニーズ・ジャズの歴史を英紙が紐解く
                            • ジャズでよく聞く音楽用語の「スウィング」とは何なのかが視覚的にわかる「Groove Pizza」

                              音楽用語の「スウィング」とは連続する音符のうち1つ目をやや長めに取り、2つ目をやや遅めに入れるリズムのことを指しますが、実際にスウィングがどういうものかイメージをつかむのは難しいもの。そんなスウィングがどういうものかを視覚的に理解できるツール「Groove Pizza」が公開されています。 Groove Pizza https://apps.musedlab.org/groovepizza/ 「Groove Pizza」の開発者であるEthan Hein氏が、Groove Pizzaの使い方を動画で解説しています。 Groove Pizza - Understanding Swing - YouTube Groove Pizzaでは、中央にある円形のテーブルが譜面となります。テーブルは16拍に分れており、各拍にある点がリズムを表しています。画面左下のゲージを上下させることで、「VOLUME

                                ジャズでよく聞く音楽用語の「スウィング」とは何なのかが視覚的にわかる「Groove Pizza」
                              • 付き合いでクラシック演奏会に行った父『さっぱり分からんが…』と語った感想がまさに音楽「音の刺身」

                                。 @madanaizo 父が〝付き合い〟で地元のクラシックの演奏会へ行って「よかった。クラシックはさっぱり分からんが、生で聴くチェロはいい音してる。その音をだけで満足した」と言ってて。コレは結構大事だ、と思った。こういう音の物質的な厚み?に触れる機会を人々に提供するために、演奏会は定期的に開かれて欲しい 2022-06-12 14:27:48 。 @madanaizo あと「曲は知らないし、良さも分からないけど、鳴ってる音だけで満足した」って、すげー純粋に「音楽」って感じ。音楽、本来はこれくらい力があるもんよね。曲の良さが分からなくても、音、演奏だけで充分人を惹きつける。物語は理解できんけど、細部の魅力にひかれて最後まで見た映画、みたいなもんか 2022-06-12 14:33:11

                                  付き合いでクラシック演奏会に行った父『さっぱり分からんが…』と語った感想がまさに音楽「音の刺身」
                                • 日本生まれの「ジャズ喫茶」が、この時代に世界中へ広まっているワケ | 北アイルランドの写真家が世界へ発信

                                  日本の街から「ジャズ喫茶」が減り続けている一方、昔懐かしいこの文化は海外でムーブメントになっているという。その火付け役となっている「ジャズ喫茶愛好家」たちの活動を、香港紙「サウス・チャイナ・モーニング・ポスト」が報じた。 衰退するカルチャー あなたが最後に音楽を聴いたのはいつだろうか? ブルートゥースのスピーカーでローファイな「フォーカス・ビート」を流したり、朝の通勤時にスマホをスワイプしながら接続の悪いイヤホンに苛ついたりするのではなく、本当の意味で「音楽に耳を傾けた」のはいつだろう? 音楽がコモディティ化するなか、音楽を聴くことを目的とした空間やイベントが世界的に増加している。レコードのリバイバルもこれを後押ししているようだ。 だが、回転する黒いディスクから流れる音を恭しく味わうために集まること自体は、さして新しくない。 現在広まっているオーディオに対するフェティシズムは、日本の「ジャ

                                    日本生まれの「ジャズ喫茶」が、この時代に世界中へ広まっているワケ | 北アイルランドの写真家が世界へ発信
                                  • 「ルパン三世」テーマ曲の秘密 大野雄二が〝初公開〟(1/2ページ)

                                    シリーズ6作目の放送が、今月から始まったテレビアニメーション番組「ルパン三世」。おなじみの軽快で、洒脱(しゃだつ)なテーマ曲など劇中の音楽は、今回も作曲家でジャズピアニストの大野雄二(80)が手掛けている。「この話をするのは初めてだ」と大野が、40年以上黙して語らなかった音楽の秘密をいま明かす。 またやるのか!「ルパン三世」は、アルセーヌ・ルパンの孫が活躍するアクション、ミステリー作品。漫画家、モンキー・パンチの代表作が原作で、最初にアニメ化されたのは昭和46年。ちょうど50年前だ。52年に放送したシリーズ2作目は、放送が3年も続くほどの人気に。以後、断続的にシリーズは回を重ねている。また「ルパン三世 カリオストロの城」など映画も作られた。 劇中の音楽は、シリーズ2作目からずっと大野が手掛けている。テーマ曲「ルパン三世のテーマ」については、シリーズのたびに新しい編曲を施している。 「新シリ

                                      「ルパン三世」テーマ曲の秘密 大野雄二が〝初公開〟(1/2ページ)
                                    • 「2023年のジャズ」を総括 様々な文脈が交差するシーンの最前線 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

                                      左からミシェル・ンデゲオチェロ、カッサ・オーバーオール、セシル・マクロリン・サルヴァント、ジョン・バティステ(Photo by Charlie Gross, Patrick O'Brien-Smith, Karolis Kaminskas, Emman Montalvan) 2023年はジャズにとってどんな一年だったのか? 本誌ウェブで数多くのジャズ周辺ミュージシャンを取材してきた音楽評論家・柳樂光隆が徹底解説。文中で紹介している柳樂の過去記事や、記事末尾の2024年のジャズ注目公演まとめもチェックしつつ、シーンの最前線を体感してほしい。 文中に登場するアーティスト/作品の楽曲をまとめたプレイリスト UKジャズを支えるエコシステム これはジャズに限った話ではないと思いますが、コロナ禍前〜渦中に作られた作品もおおよそ出尽くしたことで、新しいモードが始まった感じがしますよね。トレンドみたいなも

                                        「2023年のジャズ」を総括 様々な文脈が交差するシーンの最前線 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
                                      • 「ジャズの世界は狭すぎるし、アメリカは根本的に間違ってる」シオ・クローカーがそう語る真意とは? | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

                                        カッサ・オーバーオールと共に「ジャズは死んだ」と連呼する、シオ・クローカー(Theo Croker)の楽曲「JAZZ IS DEAD」は大きなインパクトを与えた。 これまでにデューク・エリントンからマイルス・デイヴィス、近年ではニコラス・ペイトンなど、多くのミュージシャンたちが「ジャズ」という呼称を否定してきた。つい最近もミシェル・ンデゲオチェロが「ジャズ」ではなく「即興的ブラック・アメリカン・ミュージック」のほうがしっくりくるとRolling Stone Japanの取材で答えていたし、トランペット奏者のマーキス・ヒルは「今、できることはこの言葉について学ぶことだ」と語っていた。 「ジャズ」という言葉の是非を問う「JAZZ IS DEAD」は、何十年も前から語られ続けているトピックを、久々に議論の俎上に載せるきっかけになったと言ってもいいだろう。 2019年の『Star People N

                                          「ジャズの世界は狭すぎるし、アメリカは根本的に間違ってる」シオ・クローカーがそう語る真意とは? | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
                                        • 笹久保伸、ジャズライターにキレる。音楽家を悩ます評論家のパワハラ問題|小池直也

                                          突然過ぎて意味がわからなかった。ギタリスト・笹久保伸が3月11日、Xにてジャズ評論家の柳樂光隆氏を名指しで批判し始めたのである。いわば音楽家から評論家へのカウンターだ。 ミーハーで口だけのクソみたいなやつに褒められても喜ぶフリをしないといけないんだから音楽家の人生も大変だよ。 若い人々は評価を無視して作品を作った方がいい。 近年自分の歩みの中で何か恥じることがあるとしたら、それは評論家・柳樂光隆みたいな中身のない人間に『良い』とか書かれたこと。 pic.twitter.com/2wvFFEJEPX — SHIN SASAKUBO (@shinsasakubo) March 11, 2024 私個人としては、柳樂氏が監修する『Jazz The New Chapter4』でディスクレビューを担当させてもらったし、主宰した『ネオホットクラブ13』にもゲスト出演してもらった。好意でインタビューさせ

                                            笹久保伸、ジャズライターにキレる。音楽家を悩ます評論家のパワハラ問題|小池直也
                                          • 撃滅のジェノサイドギグ/2021年8月期シルバールーキー賞 - フセキ | 少年ジャンプ+

                                            撃滅のジェノサイドギグ/2021年8月期シルバールーキー賞 フセキ 有名ピアニストの娘・重音は転校したばかり学校で「学校の奴ら全員をブッ殺す爽快感」をテーマにしたジャズの曲を作曲している赤井に出会う。赤井は「ジャズにはこじらせた中学生みてぇな才能が要る」と主張しセッションに誘うが……!?

                                              撃滅のジェノサイドギグ/2021年8月期シルバールーキー賞 - フセキ | 少年ジャンプ+
                                            • ミシェル・ンデゲオチェロの創作論 ジャズとSF、黒人奴隷の記憶をつなぐ「自分だけの神話」 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

                                              ミシェル・ンデゲオチェロ(Meshell Ndegeocello)の『The Ominichord Real Book』は2023年を代表するアルバムになったのと同時に、長いキャリアの中で数多くの傑作を発表してきたミシェルにとっての新たな代表作にもなった。 ジャズの名門ブルーノートからリリースされた同作には数多くのジャズミュージシャンが参加し、素晴らしい演奏を聴かせている。だが、このアルバムの凄さはそれだけではない。ミシェルはここに収められた曲に様々な文脈を込めている。それは曲名や歌詞、サウンドに様々な形で埋め込まれている。宇宙観や死生観を含めて、ミシェルの哲学のようなものが詰まっているとも言えそうなくらい壮大なものだ。 近年、両親を亡くしたことをきっかけにミシェルはアフリカ系アメリカ人としての自身と祖先への思いを強めていた。そんな思考を、彼女は音楽による壮大な物語の制作に向かわせた。そし

                                                ミシェル・ンデゲオチェロの創作論 ジャズとSF、黒人奴隷の記憶をつなぐ「自分だけの神話」 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
                                              • アメリカのジャズ激動期に日本人女性として奮闘、秋吉敏子はなぜいま再評価されるのか? | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

                                                日本人でただ一人、ジャズ界最高の栄誉とされる「ジャズマスター賞」を受賞した世界的ジャズピアニスト/作編曲家/ビッグバンドリーダー、秋吉敏子のアルバム12作品の配信が先日スタート。彼女が海外で大きく再評価されている理由とは? ジャズ評論家・柳樂光隆に解説してもらった。 近年、福井良や稲垣次郎、鈴木弘、森山威男などが海外でもその名を知られるようになった。レコードマニアが再発見したり、ストリーミングで発掘されたりしたことで、過去の日本のジャズがちょっとしたブームになっている。日本のフュージョンも人気で、高中正義や菊地ひみこなどが、これまでとは異なる文脈で聴かれているという話をたびたび見かける。シティポップやニューエイジと同様、日本のジャズはレコード市場でずっと人気を集め続けている。 とはいえ、再評価の文脈はレコード経由だけではない。現行世代のアーティストや歴史研究家などからじわじわ再評価されてい

                                                  アメリカのジャズ激動期に日本人女性として奮闘、秋吉敏子はなぜいま再評価されるのか? | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
                                                • ジュリアン・ラージのジャズギタリスト講座 音楽家が歴史を学ぶべき理由とは? | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

                                                  ジュリアン・ラージ(Julian Lage)の演奏からはジャズ・ギターの歴史が聴こえてくる。ブルーグラスやカントリー、フォーク、インディーロックといった音楽ジャンルのみならず、アメリカ音楽史そのものを自由に横断するようなプレイには古さと新しさが同居し、伝統的だからこそ過激で実験的ともいえる。そんな彼の音楽に、コーシャス・クレイを含む世界中のジャズミュージシャンたちも魅了されている。 僕(柳樂光隆)はこれまでジュリアンに何度か取材してきたが、昨年11月の来日時に行なった今回のインタビューでは、彼の本質に近づくべく「アメリカ音楽とギターの繋がりを戦前ジャズから考える」をテーマに話を訊いた。 このあとのQ&Aでは、ジュリアン本人の作品について一切言及していない。それなのに、ありがちなインタビューよりも遥かに、彼のギターがもつ魅力の謎を解き明かすものになったと思う。気づいたらフリージャズの話に着地

                                                    ジュリアン・ラージのジャズギタリスト講座 音楽家が歴史を学ぶべき理由とは? | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
                                                  • 「ジャズ」という言葉を葬ろう シオ・クローカーが語るレッテルと黒人差別の歴史 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

                                                    ジャズという言葉は差別用語に等しい。そう聞くと驚く人もいるかもしれないが、これはジャズの歴史においてずっと語られてきたことだ。例えば、ジャズ批評やアメリカ音楽史の名著でもこのように言及されている。 「ある晩、客の中にいた元ボードビリアンがウィスキーに酔ったあげく、Jass it up!と声援を送った。Jassとはシカゴの暗黒街の俗語でわいせつな意味を持っていた」(油井正一『ジャズの歴史物語』アルテスパブリッシング・刊) 「ジャズ(Jazz)は最初、Jassと綴られていた。情熱とか熱意と訳されているけど、真の意味は性的奔放であり、南部の黒人語では性交や女性器のことだった。かなり猥褻な意味があった。(中略)ジャズという言葉には黒人音楽であることの偏見があったし、白人たちは自分たちの家庭には入れたくないという意識がはたらいていた」(ジェームス・M・バーダマ、里中哲彦『はじめてのアメリカ音楽史』ち

                                                      「ジャズ」という言葉を葬ろう シオ・クローカーが語るレッテルと黒人差別の歴史 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
                                                    • 北欧ジャズ新世代SSW/ピアニスト、アンナ・グレタ。個性的な感性で可憐な花のように歌う

                                                      北欧ジャズ新世代SSW/ピアニスト、アンナ・グレタ。個性的な感性で可憐な花のように歌う 2024-04-09 2024-04-08 Euro Jazz, Jazz, Music SSW, アイスランド, ジャズ, ピアノ, ヨーロッパ, ヨーロッパジャズ, ヴォーカル, 北欧ジャズ 好き5アイスランド出身SSWアンナ・グレタのACT第二弾アルバム2021年に颯爽とメジャーデビューしたアイスランド・レイキャビク出身のピアニスト/シンガーソングライター、アンナ・グレタ(Anna Gréta)が待望のACT発第二弾アルバム『Star of Spring』をリリースした。現在ストックホルムに住む彼女が故郷アイスランドに想いを寄せて弾き語る曲はどれも美しく、特別だ。 前作『Nightjar in the Northern Sky』ではかつて彼女がその飛ぶ貴重な姿を北欧の空で見たヨタカ(夜鷹)をアルバ

                                                        北欧ジャズ新世代SSW/ピアニスト、アンナ・グレタ。個性的な感性で可憐な花のように歌う
                                                      • 「ジャズ名盤を聴け!」中山康樹 いわゆる名盤ガイドではない 音楽鑑賞は自由に楽しむものだと気づかされる名著 独断、毒舌の語り口も心地よい - てっちレビュー

                                                        「ジャズ名盤を聴け!」 「ジャズ名盤を聴け!」中山康樹 いわゆる名盤ガイドではない。 もっと、大事なこと、、、「音楽は自分の心で自由に楽しむものだ」ということに、気づかされる。 そして、笑ってしまうくらい独断、毒舌の語り口が痛快。 ジャズ評論家・中山康樹の「ジャズ名盤を聴け!」は、お気に入りの一冊だ。 ジャズは、何やら、難しい、敷居が高い空気を漂わせる。 入門書や名盤ガイドを読んでも、道に迷うばかりだ。 いったい、なぜなのか─── 著者は、本書の前書きで持論を説く。 抜粋してみる。 「ジャズをむつかしく語りたがる人たち」がいて、その一方に「ジャズをむつかしく聴きたがる人たち」がいる。そういう両者が相乗することによって、なにやらジャズはむつかしい、敷居が高い、暗いといったイメージを植えつけているにすぎない。 ジャズは決して難解な音楽ではない。そうしたイメージにとらわれ、個々のミュージシャン以

                                                          「ジャズ名盤を聴け!」中山康樹 いわゆる名盤ガイドではない 音楽鑑賞は自由に楽しむものだと気づかされる名著 独断、毒舌の語り口も心地よい - てっちレビュー
                                                        • ジャズ界の巨匠ウェイン・ショーターさん死去 89歳

                                                          米国のサックス奏者ウェイン・ショーターさん(2011年7月15日撮影、資料写真)。(c)SEBASTIEN NOGIER / AFP 【3月3日 AFP】(更新)ジャズ界の巨匠として知られた米国の著名サックス奏者で作曲家のウェイン・ショーター(Wayne Shorter)さんが2日、ロサンゼルスで死去した。89歳。 ショーターさんの広報担当者がAFPに明らかにした。死因は不明。 ショーターさんは、トランペット奏者マイルス・デイビス(Miles Davis)氏のバンドに参加した後、自身のバンド「ウェザー・リポート(Weather Report)」でも活躍。1950年代のジャズ黄金期を切り開いた演奏家のうち、存命していた数少ない一人だった。(c)AFP

                                                            ジャズ界の巨匠ウェイン・ショーターさん死去 89歳
                                                          • ストーンズのドラマー、チャーリー・ワッツさん死去 80歳

                                                            英ロックバンド、ザ・ローリング・ストーンズのドラマー、チャーリー・ワッツさん。米テキサス州ヒューストンで(2019年7月27日撮影)。(c)SUZANNE CORDEIRO / AFP 【8月25日 AFP】(更新)英ロックバンド、ザ・ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)のドラマー、チャーリー・ワッツ(Charlie Watts)さんが24日、死去した。80歳。代理人が発表した。 【写真特集】2021年に亡くなった海外の著名人 ワッツさんはロンドンの病院で、家族に囲まれながら安らかに息を引き取ったという。代理人は「チャーリーは愛された夫、父親、祖父であると同時に、ザ・ローリング・ストーンズのメンバーとして、同世代で最も偉大なドラマーの一人だった」と追悼。「困難な時である今は、家族やバンドメンバー、親しい友人のプライバシーを守るようお願いしたい」としている。 ワッツ

                                                              ストーンズのドラマー、チャーリー・ワッツさん死去 80歳
                                                            • ブライアン・イーノとジャズの関係とは? 鬼才たちと実践した「非歓迎ジャズ」を再検証 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

                                                              ブライアン・イーノ、ホルガー・シューカイ(CAN)、J・ペーター・シュヴァルムが四半世紀前に繰り広げた即興ライブが、発掘音源『Sushi. Roti. Reibekuchen』(スシ、ロティ、ライベクーヘン)としてリリースされた。当時のイーノが実践していた「非歓迎ジャズ」を今こそ再検証すべく、音楽評論家の柴崎祐二に解説してもらった。 1998年8月27日。世代の異なる三人の鬼才=ブライアン・イーノ、ホルガー・シューカイ、J.ピーター・シュワルムがドイツ・ボン市の美術展示館の屋外スペースに集い、一回限りのインプロヴィゼーション・ライブを行った。そのパフォーマンスが行われたイベント「Sushi! Roti! Reibekuchen!」は、イーノによるマルチメディア・インスタレーション「フューチャー・ライト・ラウンジ・プロポーザル」展のオープニング・パーティーとして催されたもので、タイトルの通り

                                                                ブライアン・イーノとジャズの関係とは? 鬼才たちと実践した「非歓迎ジャズ」を再検証 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
                                                              • 『BLUE GIANT』がアニメーション映画化された意義 ジャズの演奏シーンに込められたもの

                                                                音楽、青春を描いたアニメーション映画として、ひとつ次元の異なる作品が完成したという印象だ。石塚真一の漫画を原作に、“音”と“動き”を新たに表現した劇場アニメーション『BLUE GIANT』は、アニメファン以外にも、多くの観客を惹きつける力のある仕上がりとなっている。 ここでは、そんな本作が映画化された意義や、達成したものを考えながら、日本の映画、アニメーションがジャズを題材にすることについて考えていきたい。 「オレは世界一のジャズプレイヤーになる」と志し、仙台の広瀬川の河川敷で、日々テナーサックスを吹き続けてきた高校生、宮本大(みやもと・だい)。その夢を本格的に始動させるため、卒業後に東京にやってきた彼が、同郷の玉田俊二(たまだ・しゅんじ)や、若手ピアニストの沢辺雪折(さわべ・ゆきのり)とともに18歳の若手バンド「JASS」を結成し、日本有数のジャズクラブでの演奏を目指すというのが、本作の

                                                                  『BLUE GIANT』がアニメーション映画化された意義 ジャズの演奏シーンに込められたもの
                                                                • 上原ひろみ×石若駿 ジャズ界のトップランナーが語り合う使命感、歴史的共演の舞台裏 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

                                                                  ジャズドラマー石若駿率いる「The Shun Ishiwaka Septet」が上原ひろみ、アイナ・ジ・エンド、大橋トリオ、田島貴男、PUNPEE、堀込泰行とセッションを行なうイベント『JAZZ NOT ONLY JAZZ』が、6月21日にNHKホールで開催された。その当日に実現した、上原と石若の対談をお届けする。聞き手は当日、オープニングDJを務めたジャズ評論家・柳樂光隆(構成・最込舜一)。イベントの模様は8月に有料配信、9月にWOWOWで出演者による貴重なインタビューなどを加えたスペシャルエディションを放送・配信されるのでお見逃しなく(詳細は記事末尾にて)。 『JAZZ NOT ONLY JAZZ』はただ単に豪華な顔ぶれが揃っただけでなく、歴史的な一夜になった。とりわけインパクトが大きかったのは、上原ひろみと石若駿が初めて人前で一緒に演奏したこと。日本中のジャズファン、音楽リスナーが夢

                                                                    上原ひろみ×石若駿 ジャズ界のトップランナーが語り合う使命感、歴史的共演の舞台裏 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
                                                                  • ジャズ・サックスの巨匠、ウェイン・ショーター逝去。その功績を辿る

                                                                    謎に満ちたジャズ・サックス奏者/作曲家のウェイン・ショーター(Wayne Shorter)は、ジャズ・ロックやフュージョンの生みの親の一人でもある。そんな彼が、2023年3月2日、ロサンゼルスの病院で亡くなったと広報担当者がニューヨーク・タイムズに伝えた。89歳だった。彼は、3番目の妻であるキャロライナ・ドス・サントスと娘のミヤコを残してこの世を去った。 先達のジョン・コルトレーン同様、ウェイン・ショーターはソプラノ・サックスの人気向上に大きく貢献した。ソプラノ・サックスはメロディーを奏でるだけでなく、浮世離れした不気味な音色を出すのにも打って付けの楽器だ。 ショーターは1950年代後半のハード・バップ・シーンでテナー・サックスを演奏して経験を積んだあと、1960年代に発展したポスト・バップ・ジャズ界の中心人物として名を馳せた。その時期には一連のソロ・アルバムをブルー・ノートから発表したほ

                                                                      ジャズ・サックスの巨匠、ウェイン・ショーター逝去。その功績を辿る
                                                                    • JazzyなHip-Hopを聴きたくなりアルバム20枚ほど爆買いしてしまった - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ

                                                                      Jazz Liberatorz 突然ジャジーなヒップホップが聴きたくなったのである。Jazzy Hip-Hop、ジャズのサンプリング音源、並びにジャジーな演奏を活かし、「メロウでチル」な音を奏でるヒップホップである。とかなんとか知った事を書いているが、オレはヒップホップに関してはまるで門外漢だと言っていい。 実を言えばヒップホップ黎明期にその音源の幾つかに触れてはいた。グランドマスター・フラッシュはなんとなく聴いたし、アフリカン・バンバータの12インチを集めたりもしていた。当時はハウス・ミュージックの黎明期とも重なり(正確にはヒップホップのほうが早い)、ハウスとかヒップホップとか関係なく、最先端のダンス・ミュージック・ジャンルとして触れていた。ヒップ・ハウスなんてジャンルもあり、そこからヒップホップを派生的に聴いていたように思う。 ただ、ア・トライブ・コールド・クエストやデ・ラ・ソウルなど

                                                                        JazzyなHip-Hopを聴きたくなりアルバム20枚ほど爆買いしてしまった - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ
                                                                      • 【訃報】原尞氏逝去のお知らせ

                                                                        「BOOK MARKET in 紀伊國屋書店 新宿本店」10.11 sat 10.12 sun にHAYAKAWA FACTORYも出展します。 毎年7月に浅草・台東館で開催しているBOOK MARKETの出張版として、昨年に引き続きBOOK MARKET in 紀伊國屋書店 新宿本店を開催いたします。 HAYAKAWA FACTORYは会期第一回、10月11日(土)12日(日)の2日間出展いたします。オトクな商品も多数ご用意いたします。ぜひ紀伊國屋書店新宿本店へお越しください。

                                                                        • カッサ・オーバーオールが語る、ヒップホップをジャズとして奏でる「逆転の発想」 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

                                                                          カッサ・オーバーオールは引く手数多なジャズ・ドラマーと、野心的なプロデューサーという二つの顔を併せ持つ。名門〈Warp〉から発表した2023年の前作『ANIMALS』では、ジャズの生演奏とプロダクションを融合させたスタイルで話題を集めた。 そんなカッサの最新作『CREAM』は、ジョン・コルトレーンやマイルス・デイヴィスを思わせるモダンジャズ黄金期のスタイルを踏襲した、生粋のアコースティックなジャズ・アルバムだ。もともとカッサはテリ・リン・キャリントンやジェリ・アレンといった超一流に起用される若手の注目株として台頭し、自身の作品にもサリヴァン・フォートナーやアーロン・パークス、ヴィジェイ・アイヤーといったジャズ・シーンのトップランナーが名を連ねてきた。今作はカッサがジャズ・ドラマーとしての自身を提示した初の作品とも言えるだろうか。 ただし、今作では1曲を除き、90年代ヒップホップ大名曲のカバ

                                                                            カッサ・オーバーオールが語る、ヒップホップをジャズとして奏でる「逆転の発想」 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
                                                                          • ロバート・グラスパー×石若駿が語り合う、ジャズの新しい扉を開けたリーダーの哲学 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

                                                                            石若駿が率いるバンドと豪華ボーカリストとの共演が話題を呼んだ、昨年6月のライブ企画「JAZZ NOT ONLY JAZZ」。その続編「JAZZ NOT ONLY JAZZ II」が、今年9月に会場を東京国際フォーラムに移して開催された。2年連続で出演したアイナ・ジ・エンドに加え、今年は岡村靖幸、KID FRESINO、椎名林檎、中村佳穂といった錚々たる顔ぶれが集結。華やかなステージに会場は大きく沸いた(※当日のレポはこちら)。 このイベントでは、石若駿とジャズ界のビッグネームとの共演も大きな目玉となっている。前回は上原ひろみとの初ライブ演奏が実現し、壮絶なセッションは日本のジャズ史に刻まれるべき一幕となった。そして今回は、アメリカからロバート・グラスパーが登場。ジャズとヒップホップ/R&Bを融合させ、21世紀のブラックミュージックを提示したグラスパーは、石若駿にとっても憧れの存在だ。学生時

                                                                              ロバート・グラスパー×石若駿が語り合う、ジャズの新しい扉を開けたリーダーの哲学 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
                                                                            • 第一回(前編):服部良一と小西康陽の奇妙な縁 | ele-king

                                                                              今年の春先からずっと図書館にこもって服部良一について調べていた。その成果がようやく形になったので、思い切って圧縮し、2回にわけてここに発表したい。服部良一といっても若い方はピンとこないかもしれないが、国民栄誉賞も受賞している日本を代表する作曲家/編曲家/指揮者である。なぜ服部良一か。来年刊行予定の、日本のジャズを筆者なりに総ざらいする単著を執筆するにあたって、劈頭に置くのは、彼以外に考えられなかったからだ。そして、連載という形で(その一部を)アップするにあたって、序曲として服部良一論をしたためたかったからだ。その理由はおいおい説明してゆくことになると思うが、まずは、彼の遺伝子が小西康陽や雪村いづみのようなミュージシャンに引き継がれていることを知って欲しいと考えたのである。やや長くなるが、最後までご一読頂ければ幸いである。 服部良一について記す前に、あるアルバムに触れたい。元ピチカート・ファ

                                                                                第一回(前編):服部良一と小西康陽の奇妙な縁 | ele-king
                                                                              • Jazz-Steps~ジャズステップス~

                                                                                ジャズピアノ初心者のためのWEB練習サービス!24時間365日、おうちでジャズピアノを学べる新感覚テキストブック&トレーニング!

                                                                                  Jazz-Steps~ジャズステップス~
                                                                                • ロバート・グラスパー『Black Radio III』絶対に知っておくべき5つのポイント | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

                                                                                  ロバート・グラスパーの最新作『Black Radio III』をより深く味わうために、「Jazz The New Chapter」シリーズで知られるジャズ評論家の柳樂光隆が監修した「ロバート・グラスパー相関図」が先ごろ公開。ここでは独自のプレイリストも交えつつ、柳樂にグラスパーの歩みと影響力について解説してもらった。 1. 「ゲームチェンジャー」としてのロバート・グラスパー 21世紀のジャズというより、今日までにおけるライブ・ミュージックの領域において、ロバート・グラスパーが果たした貢献はとてつもなく大きい。 「ジャズとヒップホップ/R&Bを融合した」と評されがちだが、幼少期にゴスペルから出発して、高校〜大学でジャズを学び、同時にヒップホップ/R&Bのセッションにも顔を出してきたグラスパーは、そもそもジャンルが分かれているという意識が極めて希薄だ。さらにグラスパーが特別だったのは、それぞれ

                                                                                    ロバート・グラスパー『Black Radio III』絶対に知っておくべき5つのポイント | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

                                                                                  新着記事