この連載作品は未完結のまま約半年以上の間、更新されていません。 今後、次話投稿されない可能性があります。予めご了承下さい。 ティドロス王家の三男サリュは、母の護衛として隣国で行われている婚約式に参加していた。 だが、王太子アリオスがいきなり婚約者であるシトエン嬢を激しく叱責。あろうことか、婚約破棄を告げる。 「お前のような容姿の者が、わたしの婚約者など」 この発言に、サリュは見かねて助け舟を出した。 その後、ひょんなことからシトエン嬢を自身の婚約者に迎えることになるサリュだが、 「ところで、彼女はどんな姿かたちをしておられるのか」 婚約式では頭からつま先までヴェールで覆い隠されていたため、まったくわからない。 王太子アリオスは小ばかにしていたし、周囲からも「あんまり期待はするな」と言われていたのだが……。 ※こちらは、カクヨムにも掲載している作品となります。