高市早苗首相は旧姓の通称使用拡大の法制化を平口洋法相に指示した。平口氏が22日の就任記者会見で明らかにした。「旧姓の通称使用における課題の整理と必要な検討を行い、さらなる拡大に取り組むこと」を求めた。平口氏は国民のあいだでさまざまな意見があるとしたうえで「法務省としては首相の指示、(日本
Published 2025/05/09 18:11 (JST) Updated 2025/05/09 18:23 (JST) 学校法人「森友学園」に関する財務省決裁文書改ざん問題で、開示された関連文書に一部欠番があるとして、自殺した元職員の遺族側が説明を求めたことに対し、財務省は9日、弁護団に回答した。同省は過去の調査報告書で、2017年当時に理財局の指示で政治家関係者との応接録を廃棄したと公表しており、その過程で文書が欠落したとみられるとした。 弁護団によると今年4月、近畿財務局と森友側との交渉記録など13年6月~16年6月の約2千ページが第1弾として開示された。過去の公表文書などでは14年4月28日、森友学園の籠池泰典元理事長が財務局職員に安倍晋三元首相の妻昭恵氏との写真を示し「『いい土地ですから、前に進めてください』とのお言葉をいただいた」と述べていた。しかし今年4月の開示ではこの
「森友学園」の文書改ざん問題をめぐり、自殺した近畿財務局職員の妻に開示された資料の一部が欠けていたことについて、財務省は「廃棄の過程で欠落したとみられる」ことを明らかにしました。 欠けている資料は、「政治家関係者に言及しているものが多くを占めていると推認される」ということです。 ■財務省「政治家関係の応接録を廃棄した過程で欠落したと考える」 学校法人「森友学園」を巡る土地取引で、公文書の改ざんを強いられたことを苦に、近畿財務局の職員だった赤木俊夫さん(当時54歳)が自殺し、妻の雅子さんが関連する文書の開示を国に求めていました。 裁判を経て開示が決まり、財務省は今年4月、資料およそ2000ページを開示していました。 しかしこの資料には付けられた通し番号に欠けているものがあり、雅子さん側は資料が抜けているとして、理由の説明を求めていました。 そしてきょう=9日、国会でこれについて質疑が行われま
マスクのこのリポストは、テスラのボイコットが世界に拡大する中で行われた。抗議グループは、テスラ車のオーナーに対して車を売却するよう求めており、サンフランシスコのベイエリアでは「お前のスワスティカーを売れ!」と書かれたポスターが掲示されている。「スワスティカー(Swasticar)」という単語は、ナチスのシンボルである鉤十字を意味するスワスティカ(Swastika)の末尾を車(Car)に置き換えた造語だ。 この投稿はまた、マスクが1月に行ったナチス関連の言葉遊びの投稿に続くものでもある。マスクは、1月に行われたトランプ米大統領の就任記念イベントで、ナチス式敬礼に似たジェスチャーをしたことで批判を浴びたが、その後のXの投稿でルドルフ・ヘスやヨーゼフ・ゲッベルスなどの悪名高いナチス党員の名前を持ち出していた。 マスクは、2023年11月に「ユダヤ人が白人への憎悪をかき立てている」とする内容の投稿
高額療養費制度の負担上限額の引き上げについて、政府は与野党からさらなる見直しを求める意見が出ていることから、ことし8月の引き上げを見送る方針を固めました。 目次 「まずは安心した」 がん患者の受け止めは なぜ見送り?政治部 長谷川デスク解説 医療費が高額になった患者の自己負担を抑える高額療養費制度の見直しについて、政府は物価や賃金の上昇を踏まえ、ことし8月の負担上限額の引き上げは予定どおり行う一方、来年8月以降の制度のあり方は改めて検討し、ことし秋までに決定するとしていました。 しかし立憲民主党などの野党やがん患者らが引き上げの凍結を強く求めていることに加え、与党の参議院側を中心に国民の理解が十分に得られていないとしてさらなる見直しを求める意見が出ていたことから政府内で対応を協議してきました。 その結果、ことし8月の引き上げを見送り、制度のあり方を再検討する方針を固めました。 具体的な対応
報告書は「公益通報者保護法に違反している可能性が高い」と判断斎藤知事の疑惑は昨年3月12日、退職間際だった西播磨県民局長・Aさん(60)が外部に郵便で知らせた。知事のパワハラや「おねだり」がひどいと指摘したほか、2023年11月の阪神・オリックス優勝祝賀パレードの協賛金を出した金融機関に県が国費補助を増額する裏約束をした疑いがあるなど、計7項目が書かれていた。 「これを知った斎藤知事は片山安孝副知事(昨年7月に辞職)らに犯人探しを命じ、特定されたAさんは退職を取り消され、懲戒処分を受けました。 さらに、Aさんの県公用パソコンの中から見つけた私的な文書データを印刷したものを当時の井ノ本知明総務部長が県議らに見せて回りました。
5日の兵庫県議会本会議で了承された調査特別委員会(百条委員会)の報告書について、法政大大学院の白鳥浩教授(地方自治)は「ファクトチェックの手掛かりになる」と評価する。一方、斎藤元彦知事のこの日の定例会見などでの発言は「報告書を尊重しているようにみえない」と指摘し、「県民の分断が助長されるのではないか」と危惧する。
衆院予算委員会で立憲民主党・小川淳也幹事長の質問に答弁する石破茂首相=国会内で2025年2月21日、平田明浩撮影 医療費の患者負担に天井を設ける高額療養費制度について、政府が予定する限度額引き上げへの不安が広がる。深刻な負担増となる患者団体からの反発を受け、政府は2025年8月から3段階で進める見直しの来年以降は再検討するが、8月の引き上げは予定通り実施するという。見直しは24年11月の議論開始からわずか1カ月余りで決定に至ったが、その政策決定プロセスは不透明な点が多い。 衆院選後に事態が急展開 高額療養費制度見直しは23年12月、社会保障の「改革工程」に盛り込まれたのが出発点となったが、中身も示されないまま、24年11月に議論が始まると急速に既定路線化した。この経緯を丁寧にみていこう。 23年12月の改革工程は全世代型社会保障構築会議がまとめたもので、高額療養費制度を「賃金動向との整合性
立憲民主党が全面的な凍結を求めている「高額療養費制度」の負担上限額の引き上げについて、石破総理大臣は、衆議院予算委員会で、ことし8月からの引き上げは予定どおり行う一方、来年8月以降の制度のあり方については患者団体などの意見も聴いたうえで改めて検討し、ことし秋までに決定する方針を示しました。 目次 28日の衆議院予算委員会では “患者から失望の声”“超党派で考え 当事者など参画し解決を” 医療費が高額になった患者の自己負担を抑える「高額療養費制度」の見直しをめぐり、政府は、ひと月当たりの負担の上限額をことし8月から段階的に引き上げる方針ですが、患者団体などからの意見を踏まえて一部を修正し、長期的に治療を続ける患者の負担は据え置くとしています。 石破総理大臣は28日の衆議院予算委員会で、ことし8月からの引き上げは予定どおり行う一方、来年8月以降については改めて検討する方針を示しました。 これを
斎藤元彦兵庫県知事の告発文書問題で、同県議会調査特別委員会(百条委員会)の調査報告書の内容がほぼ固まった。18日に示された当初案では、斎藤氏が側近に命じた「告発者捜し」が公益通報者保護法に抵触するかどうかや、パワハラの評価を巡って意見の対立があったが、急転直下の合意に至った。斎藤氏擁護の立場からの主張が目立った日本維新の会の〝失速〟が大きく影響した形だ。 「文書を客観的に見た場合、そのほとんどが公益通報に該当しない」 「通報者の探索を行ったことは『やむを得なかった』と言わざるを得ない」 百条委の18日の協議会で提示された調査報告書の当初案。文章の末尾、「なお」から始まる全体意見への反対論の形で、斎藤氏のこれまでの主張に沿ったような、こんな内容が記された。 なお書きの記載を求めたのは維新。会派を代表して岸口実県議が百条委の副委員長となり、増山誠県議ともう一人が委員として加わっていた。 しかし
兵庫県知事選や告発文書問題に関連し、誹謗中傷や真偽不明の情報が交流サイト(SNS)上で広がっていることについて、県警の村井紀之本部長は27日、県議会定例会で「虚偽情報や誹謗中傷が横行し、県政を巡る分断を助長している」との認識を示し、「刑事的に立件すべきものを立件することも必要」と厳正に対応する姿勢を見せた。 中田英一議員(ひょうご県民連合)の質問に答えた。中田議員は、SNS上でインフルエンサーらが知事選を巡り、議員らに関する誤った情報を拡散させたと指摘し、偽計業務妨害容疑で立件する可能性を問うた。 村井本部長は「適用法令は事案に応じて検討するが、一般的に想定する名誉毀損罪や侮辱罪のほか、偽計業務妨害罪も選択肢になり得る」とした上で「推測や臆測で人を傷つけるような書き込みをしないよう注意喚起を継続している。ネット上のデマや誹謗中傷は社会全体で取り組むべきだ」と語った。 一方、斎藤元彦知事は今
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