石巻がれき 環境影響はなし来月受け入れへ 茨城知事 茨城県の橋本昌知事は27日の記者会見で、同県笠間市で試験焼却した石巻市の震災がれきについて「周辺環境に影響がないと確認した。地元住民の理解が得られれば、8月下旬にも本格受け入れを開始できる」と述べた。 木くずなど可燃性のがれき約25トンを笠間市で20日に試験焼却。県によると、焼却灰の放射性セシウムは最大で1キログラム当たり2230ベクレルだった。通常のごみを燃やした後の値と変わらず、埋め立て処分を可能とする国の基準(同8千ベクレル)も下回った。