これまでのあらすじ 軽い血便が一回あって、「40歳半ばになるのに一回も胃カメラも大腸内視鏡もやったことないな」というお気楽な気持ちで検査。結果、大腸にやや大きめのポリープが一個あり、生検検査送りになったところ、「癌疑い」の結果。すぐに市大病院送りに。 中年の異常な執念、あるいは私は如何にして大腸内視鏡検査を受けるようになったか お気軽に大腸内視鏡検査受けたら癌疑いの診断が出た話 希少がんがほぼ確定して地獄のなかにいる 市大病院であれこれの検査をしたところ、NET(神経内分泌腫瘍)ではないかということになった。 ほぼ、そうなった。NETは「希少がん」(国立がん研究センター希少がんセンターではそう分類している。「人口10万人あたり6例未満」らしい)の一つで、希少ながんだ。 希少だからといって即悪性度が強いわけではない。とはいえ、ふつうのがんと同じように悪性度が低い場合もあれば、高い場合もある。