生活保護費の基準額減額は違法だとして受給者が国に減額決定の取り消しを求めた訴訟の上告審弁論のため... 生活保護費の基準額減額は違法だとして受給者が国に減額決定の取り消しを求めた訴訟の上告審弁論のため、最高裁に入廷する原告と弁護団=東京都千代田区で2025年5月27日午後0時52分、内藤絵美撮影 生活保護費を2013~15年に段階的に引き下げたのは、健康で文化的な生活を保障した生活保護法に反するとして、受給者が国などに減額の取り消しと賠償を求めた2件の訴訟の上告審で、最高裁第3小法廷(宇賀克也裁判長)が27日、判決を言い渡す。全国29都道府県で起こされた同種訴訟(原告数約1000人)は、減額を違法とした判決が27件、適法は16件と結論が割れており、最高裁が統一判断を示す。 13~15年の全体の削減効果は約670億円だったとされる。最高裁が違法と判断した場合、訴訟の原告だけでなく、全国の生活保護受給者が違法な減額の影響を受けていたことになる。判決の内容によっては、厚生労働省は何らかの対応を迫ら
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