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新内閣発足
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こんにちは! freee AI駆動開発 (AI-Driven Development) チームのジェスンです。 社内では jason というあだなを使っているのですが、「エンジニアだから JSON にしたんですか?」 と言われて困っています 😆 はじめに AI Agent Cline、Roo Code、Goose Claude Code Devin MCP Server 開発背景 ・ 技術選定 どう運用しているのか? 運用の課題 最後に はじめに 本記事は、5月頃に公開した下記の記事に続き、導入後の freee における AI駆動開発環境の進化や、最近の具体的な取り組みをご紹介するものです。 developers.freee.co.jp その中でも前編では 「様々な AI Agent・Tools をどのように導入・活用しているのか」 について、実際の事例とともにご紹介します。 freee
初めまして! 2025 年 4 月に 入社した新卒エンジニアのmassuです。 6 月に研修を終えて、いよいよ現場配属となり、今は freee 人事労務の給与計算機能を AI 活用して開発を進めています。 freee では Cline を全社展開しており、Claude Code の順次導入も進んでいるため、当たり前のように日々 AI 活用を推進、また趣味としても興味関心を持つ freeers(freee で働く人)が多くいます。 私もその一人です。 先日はアドベントカレンダー企画の一環で AI 全任せでゲームを作ってみたので、よければこちらもご覧ください。 developers.freee.co.jp また、各チームではこれらの AI ツールをより活用するための補助ツールやドキュメントの整備が進んでいるほか、コード生成だけにとどまらず、QA(品質保証)エンジニアのテスト生成支援やプロダクト
真夏の自由研究〜AIを使って雑にアプリを作ろう! の最終日を承った him0 です。最近は技術リードをしたり、プロダクトの立ち上げをしたりしています。今回この雑アプリを作るという企画の提案した人だったりもします。本日は最終日らしく、この企画の意図と自分が作った雑アプリを紹介して企画の結びとしようと思います。 Agentic Coding と現場の声 2025年、AI 主導のコード生成が強くフィーチャーされているのは語るまでも無い状況です。このスタイル自体が生まれたばかりで言葉の定義が難しいのですが、この記事では Agentic Coding と呼称したいと思います。 この Agentic Coding、Cursor や VSCode 拡張の Cline を皮切りに、様々なツールやサービスがリリースされており、現在も毎月毎週のようにこれがベストだという情報が様々な場所から声が上がる状況です。
真夏の自由研究〜AIを使って雑にアプリを作ろう!〜 9日目は shiro が担当します。 こんにちは。2025年4月に中途入社し、人事労務を開発しています、shiro です。 今回は私が週末に個人開発で作っているアプリを紹介いたします。 解決したかったこと 私は普段は自作キーボードを使用して、かつキーの配置をゴリゴリにカスタマイズして使っています。 一般的なものと比較して、配置が変わっていないアルファベットは「Q」と「A」の 2 つだけです。 ただ、会議などがあってオフィス内を移動するとき、常に外付けのキーボードを携行するのは現実的ではありません。 この課題を Mac で解決するには、『Karabiner-Elements』というアプリを入れて、本体のキーボードの論理配列を編集することが有力な選択肢になります。 複数のキーの同時押しなどの条件つきの入力も、Karabiner-Element
こんにちは、DBREの周東(X: @dev_kngnr)です。 DBRE では、freee の全プロダクトが利用するデータストア層の信頼性向上をミッションとしています。その活動の一環としてDB障害の原因の調査や、再発防止策の検討を行っています。この記事では、freee のとあるサービスで実際に起こった DB 障害と、その引き金となった MySQL のロック継承の仕組みについて紹介します。 概要 今回紹介するDB障害では、Aurora MySQL への接続失敗が頻発し、最終的には Web を開くこともできない状態にまで発展しました。原因を調査したところ、ROLLBACK TO SAVEPOINTによって引き起こされるロック継承が予期しないロックを発生させることが判明しました。この挙動とロングトランザクションが組み合わさることによって、たった一行のレコードロックのロールバックが Web サービ
真夏の自由研究〜AIを使って雑にアプリを作ろう!〜 8日目は jaxx が担当します。子どものリアル夏休みの工作ではアイデアを Gemini に壁打ち相手にしてもらって作り方やイメージ図を作ってもらいました。アイデアはあるけど実現方法に自信が持てない子どもにとってはAIは強い味方ですね。 今回雑アプリを作ろうということで、今回はターミナルエミュレータを自作してみて、ちょっとした機能を追加してみました。 自作 PC といえば RGB ライティング 趣味が自作PCなのですが、自作PCといえば何を思い浮かべるでしょうか。 CPUクーラーの選定 グラフィックボードの性能比較 電源容量の計算 ケースの拡張性 色々ありますが、やはり自作PCといえばRGBライティングですよね。 なぜRGBライティングが我々を魅了するのか それはCPUやGPUの性能上の数値だけじゃなく、単純に光るものはカッコいいからです
真夏の自由研究〜AIを使って雑にアプリを作ろう!〜 7日目はyag13sが担当します。 こんにちは、yag13s と申します。普段はfreee会計の債務領域に関わる機能の開発をしています。 みなさんは昨日のmassuさんの記事をご覧になりましたでしょうか。 AI全任せで作る!某スイカゲームのパロディ制作秘話 - freee Developers Hub 題材になったe-mohaさんはチームメンバーということもあり、私もアレでよく遊んでいました。 例のゲームはブラウザで遊べるゲームであり、スコアも出る。じゃあ後はランキングだけだな。と言うことでAPIで利用できるランキングサーバーを作らせることにしました。 社内ではAI雑アプリを作成するちょっとしたムーブメントも出来ていたこともあり、複数のアプリケーションから利用することができる汎用のサーバーを目指しました。 進め方 進め方としては以下のルー
真夏の自由研究〜AIを使って雑にアプリを作ろう!〜 6日目はmassuが担当します。 こんにちは、2025年4月に新卒で入社しました、massuです! 6月末まで行っていた新卒研修を無事に終え、AI エージェントの使い方にも慣れたところで個人でClaude Maxに課金してみました。 今回は、「AIに全部任せたらどこまでできるのか?」という素朴な疑問から始まった、ちょっと変わったゲーム開発の話をお届けします。 コーディング標準もアーキテクチャ設計も一切なし、人間は指示を出すだけ。 そんなシンプルなルールで作ったブラウザゲームの制作過程と、その過程で見えてきたAIの強みと課題について共有します。 今回作ったもの 高専時代の同級生であり、freeeの同僚でもあるe-mohaさんの顔が登場する、スイカゲームのパロディゲームを作りました。 ktpi-game.ktpi2000.dev ゲームのプレ
真夏の自由研究〜AIを使って雑にアプリを作ろう!〜 2日目はminが担当します。 こんにちは。Claude Codeをインストールしてから寝不足になっています。 SREのminです。 業務はインフラを扱うことが多いため、フロントには自信がなく GitHub Pagesの存在を知っていましたが全然整備をしていませんでした。 ※ この通りに作ると完全なアプリができるわけではないので参考程度に読んでいただけると、公開する際は自己責任で慎重にご判断ください。 やったこと Claudeと話してGitHub Pagesで作るポートフォリオについて相談 Claudeと話して要求仕様書とCLAUDE.mdを書いてもらう 要求仕様書とCLAUDE.mdをClaude Codeに投げる 15分くらいでページができる(すごい !! ) できたページに不具合があれば追加でプロンプトに入力して解決する ※ 今回は個
はじめまして、24卒として新卒で入社したエンジニアのkochanです。 これからから2週間にわたって 真夏のアドベントカレンダー企画をスタートします!テーマはAIを使って雑にアプリを作ることです。 それぞれの記事でどんなアプリを作ったのか、どういう風にAIを活用したのかを紹介します。 業務をAIに任せようと思うと様々な障壁がありますが、簡単なアプリを作るぐらいならシュッと出来るのがAIを利用する楽しい部分だと思います。 AIを活用して作りたいものをシュッと作る楽しさを届けられると良いなと思います。 日付 メンバー タイトル 8/18 kochan ハイフンっぽい文字の識別眼を鍛えるアプリ 8/19 min インフラエンジニアだけどClaude Codeでポートフォリオサイトを簡単に作れた - freee Developers Hub 8/20 rol 画像にモザイクをかけるだけの雑アプリ
こんにちは、freeeで支出管理領域のQAマネージャーをしているrenです。 今回は、支出管理領域のCIパイプラインにJust in Time Test(JiT Test)という仕組みを試験的に導入している話をします。 Just in Time Testとは PR作成時に、LLMを活用して生成するジャストインタイムなテストのことを指します。 MetaのMark Harman、Peter O'Hearn、Shubho Senguptaらが提唱している「Assured LLM-Based Software Testing」という研究領域に基づくものです。 論文「Harden and Catch for Just-in-Time Assured LLM-Based Software Testing: Open Research Challenges」では、PRが提出された際に生成される「JiTT
こんにちは!PSIRT red team の kaworu と yusui です。4月に公開した脆弱性診断 with AIエージェント、はじめました。では、 AIエージェントを利用した脆弱性診断内製化について紹介しました。 約3ヶ月が経過し、記事で目標に掲げていた「開発のタイミングでAIエージェントによる脆弱性診断を実施し、結果に問題がなければそのままリリース」が実現し、開発チームでの脆弱性診断がついにひろがってきました! 本記事では、実際に開発チームに展開されるまでと、工夫点をまとめました。 展開した脆弱性診断 with AIエージェント 4月の記事から、以下のような変化がありました! AIエージェント……Cline から Roo Code へ 診断ナレッジを渡す方法……Memory Bank から freee 社内の MCP server へ Cline → Roo Code 4月の記
developers.freee.co.jp こんにちは。freee の SRE チームに所属している nkgw (X) です。 KubeCon + CloudNativeCon Japan 2025 参加レポート 3日目を担当します。 先日開催された KubeCon + CloudNativeCon Japan 2025、楽しかったですね。 その中でも特に興味があった下記のセッションについて共有したいと思います。 From ECS To Kubernetes (and Sometimes Back Again): A Pragmatist's Guide To Migration セッション動画 スライド 概要 本セッションは、オンラインで使えるグラフィックデザインツールである Canva が Amazon ECS (以降 ECS と表記) から EKS (Kubernetes) へとど
こんにちは〜、freee販売エンジニアのErikaです。今回、関西Ruby会議08に行ってきたので、参加レポートです! 大阪Ruby会議には行ったことがあったんですが、今回はもう一つ大きな「関西」ということでワクワクしながら行ってきました! 今回は会場が先斗町歌舞練場という場所で、普段は舞踊の披露などに使われる格式高い会場です。 外観やロケーションだけでなく、内装も素晴らしく、思わず写真をたくさん撮ってしまいましたので写真多めでお送りします 歴史を感じる会場 印象的だったセッション イベントで特に印象的だったのは、Koji Shimbaさんの個人開発についての発表でした。個人開発って「モチベーションの維持が大変そう…」というイメージが強かったのですが、10年間の経験から得た知見がとても勇気づけられるものでした。 Koji Shimbaさんが教えてくれたのは、「自分が欲しいものを作っても意外
はじめまして、24卒として新卒で入社したSREのponです。 今回freeeのSREから7名が、2025年6月16日・17日に開催されたKubeCon + CloudNativeCon Japan 2025に参加しました。 参加記念写真 これから4日間にかけて、KubeConに参加したメンバーによる参加レポートを連載していきます。(おかわりもあるかも?) 様々なバックグラウンドを持つメンバーによる記事をぜひ楽しんでください! 日付 メンバー タイトル 7/15 sho What's New in Open Source Kubernetes?/Access AI Models Anywhere: Scaling AI Traffic With Envoy AI Gateway 7/16 nakagawa From ECS To Kubernetes (and Sometimes Back
freeeでは、2025年1月よりデザイナーの役割を「ApplicationDesigner」※1として再定義しました。 本記事では、デザインスペシャリストとして活躍する服部 有里が、デザイナーとしてどのように自身の役割と向き合い、変化してきたのかをご紹介します。 ※1 「ApplicationDesigner」の定義については、カジュアル面談資料にて紹介しております。 5年間の変化 前回の記事では「人を軸に考える」がテーマでした。そういった新卒時のマインドに変化はありましたか? そうですね。変わったと思います。具体的には業務に軸を置くようになりました。人だけじゃなく、業務です。 フリーの提供しているものって業務システムだからです。業務システムで使いやすい状態を提供するには、考えるべきは業務だろうっていうふうに、いまは変わりました。「人」っていう軸だと、ざっくりした「ユーザーのために!」っ
はじめに こんにちは、タイガーチームでエンジニアをしている横塚といいます。 自分は直近3ヶ月間、社内におけるAI 駆動開発の推進を主務として活動してきました。 今日は Coding Agent との向き合い方について思いの丈を綴ろうと思います。 Coding Agent という「魔法」を解明したい Coding Agent の登場によって我々の開発のやり方は大きく変わりました。freee でも Cline や Roo Code、Goose を使うことが当たり前になり、AI 駆動開発はエンジニアに求められる最も基本的なスキルのひとつとなりつつあります。 Coding Agent はまるで「魔法」のようです。自然言語で指示を出すだけでコードが生成され、テストやドキュメントも書いてくれる。 その Coding Agent がどのように動いているのか、我々はその「手品のタネ」を解き明かす必要がある
はじめに こんにちは、タイガーチームでエンジニアをしている横塚といいます。 この記事では Coding Agent へのタスク依頼を最適化していく過程を step-by-step で一緒に見ていきます。 お題は「Pull Request の作成」です。 コードは既に書いている コミット済みで git の work-tree はクリーンな状態 この状況から Coding Agent (Cline, Roo Code, Goose CLI, GitHub Copilot Agent, Claude Code etc…) に高品質な Pull Request を作成してもらうことを目指します。 TL;DR: Coding Agent によるワークフローの最適化には、シンプルなプロンプトチューニングのみでは不十分 事前に確定できる処理はスクリプトに任せ、LLM には柔軟性が求められる処理に専念させ
支出管理開発本部で事業部横断テックリードをしている @ogugu です。 広く複雑で大規模になりつつある支出管理のアーキテクチャについて、以下の連載形式でご紹介していきます。 OpenAPI ではなく TypeSpec を読み書きするスキーマ駆動開発 (本記事) ソフトウェアアーキテクチャに基づいた自動テスト戦略と実装ガイドライン 支出管理におけるマイクロサービスアーキテクチャの知見 今回は、自動テストの戦略をご紹介します。 社内展開した内容を可能な限りそのままご紹介しますので、文体についてはご了承ください。 目的 概略図 テストレイヤー毎の使い分け Unit Test Integration Test Backend E2E Browser E2E アプリケーションレイヤー毎の戦略 フロントエンド Page Component (画面レベルのコンポーネント) Page 以外の Compo
支出管理開発本部で事業部横断テックリードをしている @ogugu です。 広く複雑で大規模になりつつある支出管理のアーキテクチャについて、以下の連載形式でご紹介していきます。 (本記事) 支出管理におけるTypeSpecを中心にしたスキーマ駆動開発 ソフトウェアアーキテクチャに基づいた自動テスト戦略と実装ガイドライン 支出管理におけるマイクロサービスアーキテクチャの知見 今回は、TypeSpec を中心にしたスキーマ駆動開発をご紹介します。 結論からいうと、筆者は TypeSpec について「OpenAPI からの移行コストや技術的ロックインリスクを伴わず、開発体験を向上する最高のツール」と評価しています。その理由を順にご紹介します。 TypeSpec とは OpenAPI とのスキーマの比較 導入の意思決定 TypeSpec を取り入れた開発フロー カスタム Linter / Decor
みなさん、こんにちは!freee 外部連携基盤エンジニアのおっそーです。 少し遅くなってしまいましたが、2025年5月末に開催された TSKaigi 2025 に参加したので、その参加レポートを書きます。 最近は担当プロジェクトの都合上 TypeScript を書く機会がめっきり減ってしまったわたしですが、本カンファレンスは非常に学びが多く、また TypeScript をたくさん書きたい気持ちになりました☺️ 参加された方にもそうでない方にも、 TSKaigi の楽しさが伝わる記事になっていると嬉しいです。 個人的にピックアップしたいセッション まずは berlysia さんの主催者講演「TypeScriptネイティブ移植観察レポート TSKaigi 2025」です。 TSKaigi 1日目に発表された TypeScript のネイティブ実装である typescript-go について、T
こんにちは。支出管理領域のQAマネージャーをしているrenです。 2025年4月に行われたICST 2025の併設ワークショップInSTA 2025に事例論文が採択され現地発表してきたので、発表までの経緯や開催地の様子をレポートします。 ICSTの紹介 ICSTはIEEEの国際カンファレンスで、International Conference on Software Testing, Verification and Validationの略です。ICST 2025の開催地はイタリアのナポリで、海岸沿いのコングレスセンターが会場でした。 conf.researchr.org 発表当日のコングレスセンター ソフトウェアテストに関するカンファレンスで、今回のKeynoteではAppleのDistinguished EngineerであるAtif Memonさんや、GSSIで教授を務められている
こんにちは、SREの清水です。 この記事では、2025年の確定申告に向けてfreeeで行ったキャパシティプランニングの取り組みについてご紹介します。 freeeと確定申告 freeeでは個人事業主や法人向けのクラウド会計ソフトであるfreee会計1を提供しています。freee会計は確定申告の書類作成にも利用されるため、確定申告期間(2月中旬〜3月中旬)は年間で最もアクセスが集中します。アクセス数は1月から徐々に増加し、3月中旬の提出締切直前にピークを迎えます。 この期間のトラフィックには普段と異なる以下のような特徴があり、入念に準備することが必要になります。 アクセス数の急増: 通常時の数倍規模のアクセスが短期間に集中 ユーザー層の変化: 主に個人事業主ユーザーからのアクセスが増加 ワークロードの変化: 記帳や確定申告書類作成にともない書き込み処理の割合が増加 プロジェクトの目標と体制 今
こんにちは! 関西でfreee販売の開発を担当しております bucyou こと川原です。 RubyKaigi 2025 の閉幕から3週間が経ちました。これまでに、Drinkup イベントの様子やLTの内容について紹介してきましたが、今回は社内向けに実施したトークからの学びの共有会のダイジェストをお送りします。 RubyKaigi 2025 のスポンサーボードの前で 今までの RubyKaigi 2025 関連の記事はこちら developers.freee.co.jp developers.freee.co.jp 前半の登場人物 hachi: RubyKaigi 2025 ではLT登壇やDJにもチャレンジするなど、多方面で活躍したhachiさん。振り返り会では、特に印象深かった技術トークとして以下の2つを挙げていました。 bucyou (この記事の筆者): 大阪からはフェリーで移動し、Ru
はじめに 最近のAI関連技術の進化は目まぐるしいですよね。私たちfreeeの開発組織でも、世の中のトレンドに追従、あるいは先回りする形でGitHub Copilotや社内から安全にLLMを利用するための基盤整備にも取り組んできました。そして2025年、これまでの検証フェーズを経て、AI活用をさらに加速させるべく、AIツールの本格導入を進めています。 現在、freeeの開発現場では主に GitHub Copilot、Cline、そしてDevinといったAIツールが活用されています(他にも細かなツールはありますが!)。特に最近全開発者向けに開放されたClineは、今後の開発スタイルを変える可能性を秘めていると注目しています。 この記事では、そのClineを全社導入するにあたり、私たちがどのように考え、どのような課題に直面し、そしてどう対策してきたのかをお伝えできればと思います。この記事が、AI
こんにちは!24 新卒で freee に入社した kochan です! 以前投稿した新卒研修の事例紹介の記事では、freee の新卒研修で社内のコミュニケーションに関する課題を解決するために、ショート動画プラットフォームを作成したことをお伝えしました。今回の記事では、新卒研修後に本番運用に乗せるまでにどんなことをしたのかを説明し、新卒研修後の取り組みで学んだことをお伝えします。 また、この記事に関する内容は 5/9 に freee tech night で話す予定ですので詳細が気になる方はぜひご参加ください! freee-tech-night.connpass.com 本番運用にあたって行ったこと 本番運用するにあたって、まずセキュリティを専門とするPSIRTチームと、プロダクトのインフラを管理するSREチームに、何をすれば安全に社内サービスをリリースできるのか確認しました。そこで出てきた
サマリ 社内イベント楽しい! Datadog Tシャツもらった! profilerがすごい!あるリクエスト中のCPU使用率を関数単位で見れるぞ! トレースクエリの検索機能もすごい!AからBに対するリクエストという検索ができるぞ! Datadogのロゴのかわいいワンちゃんは bits という名前だぞ!これだけでも覚えて帰ってくれ! Datadogのロゴ。このかわいいワンちゃんはbits。bitsくん、bitsちゃんではなく概念的存在(真偽不明) あいさつ こんにちは。freee申告・所得税の開発をしています。新卒二年目のsuzakiです。 所得税というと定額減税とか103万の壁とかのヤツですね。 自分は愛知県に住んでいるので普段は中部オフィスに出社しています。 24新卒の中で中部オフィスで勤務しているのは自分だけなので、大崎オフィスにいる同期に会えるイベントには飛びつきます。 さて、4/21
こんにちは、フリーのQAマネージャーをしているymty(ゆもつよ)です。 今回は、フリーのQAにてどのようにしてテストチャーターを作って実行しているか、1年ほど前に新規リリースした「freee支出管理 小口現金」の新規開発時の、実際のテスト分析資料を元にご紹介します。 テストチャーターを書く前に、私が入る案件で行っているのが「フィーチャーの整理と論理的機能構造をつかったテスト分析」です。 言い換えれば、「このフィーチャーは内部で小さな機能がどう動いてるか、そこまで深掘りして理解した上で何をテストすべきか?」をロジカルに分解していくプロセスです。 ステップ①:マインドマップでフィーチャーを洗い出す まずは対象プロダクトにどんな機能(フィーチャー)があるのかを洗い出します。 新規開発の場合は最初にこれをやる必要があります。機能拡張の際はすでにフィーチャー一覧はできているはずなので、このステップ
こんにちは。SEQ (Software Engineering in Quality)のzakiです。 これまで、freeeのE2Eテストは、Selenium、RSpec、Capybara、およびSitePrismを基盤とするRubyのテストを、Jenkinsを用いて実行していました。この構成にはいくつか課題があったため、現在は PlaywrightをベースにしたTypeScriptのテストを、GitHub Actionsで実行する新構成への移行を進めています。今回はその内、JenkinsからGitHub Actionsへの実行基盤の移行について紹介します。 従来のE2E実行基盤の構成とその課題 現在のE2E実行基盤図 (Jenkins) これまでのE2E実行基盤はEC2上にJenkinsを構築し、その中でE2Eテストを実行していました。しかし、この構成には以下の課題がありました。 テスト
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