まとめ 記事がとても長くなったので、最初にまとめを示しておく。 中学校の数学で、 1次関数の「変化の... まとめ 記事がとても長くなったので、最初にまとめを示しておく。 中学校の数学で、 1次関数の「変化の割合」の学習の箇所に、「y の増加量は x の増加量の何倍」なる表現は必要か否か 利点よりも誤解を生む弊害のほうが大きいので不要、むしろないほうが望ましいというのが私の考え。 「単位を外に付ければ x や y は「値」のみなので無次元」的な概念の是非 1点めを掘り下げているうちに明らかになった、中学数学全体に及ぶような大きな問題。そのためここで述べてもどうにもならないような気もするが、生徒たちは先(高校や大学、実社会)にも横(他教科、特に理科)にも進んでいかなければならないことを思えば、どちらにもつながらないこのような局所的な概念はないほうがいいというのが私の考え。 入試問題 きっかけは、中学3年生向けのワークブック(学校で全員が買わされるやつ)をたまたま見たことだった(私がそれを見てこの記
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