『極道ひとり旅 続・仁義なき戦い』たぁ、映画『仁義なき戦い』で菅原文太が演じた広能昌三のモデル、... 『極道ひとり旅 続・仁義なき戦い』たぁ、映画『仁義なき戦い』で菅原文太が演じた広能昌三のモデル、美能組元組長・美能幸三氏が昭和48年に産經新聞出版局サンケイドラマブックスから発売した自叙伝じゃ。 『仁義なき戦い』に引用ちょった手記でもわかるようになかなかの名文で、美能氏の生い立ち、復員後やくざとして送った青春、東映映画『脱獄広島殺人囚』の原案となった刑務所での痛快な日々、ほいで組長・山村と兄貴分・佐々木の対立、打越会長が山口組の舎弟になったことに端を発する広島抗争が描かれとるんじゃけぇ。そのえっとの記述が映画に生かされとり、この本からの元ネタ捜しゃぁぶち楽しいもんじゃ。また美能氏が飯干氏の『仁義なき戦い』での見解に不満を持ち、自らの心情を語る部分やらぁ仁義ファン必見じゃぁあるまぁか。 こんようにぶちおもろぉ、発売時にゃぁベストセラーにもなった本じゃが現在じゃぁ絶版で入手困難となってしもぉた
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