1.はじめに 日本の風景写真を撮るとき、いつも気になることがあります。 それは電柱と電線です。時代... 1.はじめに 日本の風景写真を撮るとき、いつも気になることがあります。 それは電柱と電線です。時代劇の映画撮影ではなおさらでしょう。 日本全国、どこでも街路樹の代わりに電柱が列を作っています。 現代の日本の風景としては、いまや電柱と電線は欠かすことのできない存在 になっています。近年は電力線のみならず、電話線に光ファイバーが加わっ て存在感を増しています。 このような日本の景観を、見苦しいと非難する人達がいます。 実は、私も日本の景観を嘆き、電線類の地中化を熱望している者の一人です。 しかしながら、日本の空を覆い尽くしている電線類は、日本の近代化に伴 い、100年余りにわたって築き上げられたものです。詩情豊かな日本の文 化を象徴しているものに他ならない、と言えるのかも知れません。 ならば、現代の景観を擁護する立場に立ち、あらためて実態を見つめてみ ようではありませんか。 2.海外の景観 は
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