寺院建築-禅宗様 鎌倉時代、大陸建築様式「禅宗様」は「大仏様」に少し遅れて請来いたしました。最近まで、... 寺院建築-禅宗様 鎌倉時代、大陸建築様式「禅宗様」は「大仏様」に少し遅れて請来いたしました。最近まで、 「唐様(からよう)」と呼ばれておりました。しかし、唐の様式と勘違いされることを避けるた め禅宗に伴ってきたので「禅宗様」と呼称変更になりました。 国宝禅宗様建造物が建立された時代別では、鎌倉時代は「善福院釈迦堂」「功山寺仏殿」の2 棟のみで、「永保寺観音堂」が南北朝時代、「崇福寺大雄宝殿」が江戸時代で、それ以外は室町 時代です。「円覚寺舎利殿」「崇福寺大雄宝殿・第一峯門」は未だ訪れておらず今回掲載出来ま せんでした。 「禅宗」での七堂伽藍は「山門」「仏殿」「法堂(はっとう)」「浴室」「東司(とうす)」「僧堂」「庫裏 (くり)」で、禅宗では七堂伽藍に「浴室」「東司」を入れるくらい日常生活を重要視してその行 為までを修業の一つの手段としております。 「禅宗様」の特徴とは 1. 「伽藍配置」は
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