「雑木林」は生態学の言葉ではなく、日常的に使われている言葉で、はっきり定義はされていない。古くは... 「雑木林」は生態学の言葉ではなく、日常的に使われている言葉で、はっきり定義はされていない。古くは貝原益軒の『大和本草(やまとほんぞう)』の中に雑木という言葉が出てくる。 これは、雑草=困った草という意味でなく、マツやスギなどの他の木々という意味です。雑兵という言葉も同様であると思う。 またコナラやクヌギなどの落葉高木を雑木とも言っている。これもマツ、スギやヒノキ以外の木材を指す言葉である。古川古松軒(1800年くらい)の『四神地名録』には雑樹林という言葉が出てくる。 トルストイとトルストイの住むヤースナヤ・ポリヤーナのシラカバ林に感銘を受けた徳富蘆花も雑木林を書いている。 そして国木田独歩の『武蔵野』では、落葉樹林という言葉で雑木林が登場し、武蔵野の風景を代表するまでになった。 日本の森林(自然林・一次林)は次の様に分けることが出来る ○常緑針葉樹林 ○夏緑林(落葉広葉樹林) ○照葉樹林(
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