「沖縄には神の波動を感じて神さまたちと話のできるノロと呼ばれる神女・シャーマンたちが大勢いる。内... 「沖縄には神の波動を感じて神さまたちと話のできるノロと呼ばれる神女・シャーマンたちが大勢いる。内間カナさん(92歳)は沖縄の離島、久高島の最後のノロ・神女なのである。 久高島には沖縄の人々の祖先となった男と女の神さまが最初に降臨したという神話が伝わっており、沖縄の人々から「神の島」と呼ばれている。 現在、カナさんは老齢のため知念村にある老人ホーム・しらゆりの園に入院中である。2002年11月、カナさんのお見舞いに行くという久高島の西銘潔さんに同行してお話を伺うことができた。 しらゆりの園は久高島をはるか遠くに眺めることのできる見晴らしのいい丘の上にあった。カナさんは朝のリハビリ体操を終えて車椅子で部屋に帰ってきたばかりだった。少し血圧が高い他は、とてもお元気な様子で耳も聞こえ、毅然とした受け答えで話をしてくれた。 「昔はさぁ、私の頭の上に神さまが降りてきてくださったものですよ。男の人の相談
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