何故、鉄でできた船が水に浮かぶのでしょう? 不思議ですね。それは一言でいえば、アルキメデスの原理... 何故、鉄でできた船が水に浮かぶのでしょう? 不思議ですね。それは一言でいえば、アルキメデスの原理です。 「物体は排除した液体の重量に等しい浮力を受ける」と、いうのがそれです。 ですから、同じ体積(容量)では、液体の重さが物体の重さにまさる場合に物体は浮くということになります。(体積が1リットルでは約1kgの浮力を得ます。この場合、物体の重さが1kgより重ければ沈み、軽ければ浮かぶのです) 船の中はガランドウなので、これにあてはまります。 しかし、船が荷物を積んで重くなれば、どんどん喫水は深くなります。したがって、「これ以上積んではその体積が水の重さに近くなります」というのが船のMIDSHIPに描かれている満載喫水線です。 船はUPRIGHT(垂直に立っている)の場合、船の中心線上に重心Gと浮心Bが存在し、安定してつりあっていますが、船が傾いた場合には、浮心Bは傾いた方向に移動します。それに
2013/04/24 リンク