華々しいキャリアは、ある日突然、暗転した。弁護士として5年目を迎えていた江口大和さんは、2018年10月、犯人隠避教唆の疑いで逮捕された。刑事裁判では有罪判決が確定し、信用がものをいう弁護士という職業において、その立場は大きく揺らいだ。さらに、逮捕後に待っていたのは、250日に及ぶ長期勾留だった。その間、取り調べの場では、担当検察官から誹謗中傷や暴言を浴びせられたという。江口さんの弁護団が当時の様子を記録した動画を一般公開すると、瞬く間に注目を集めた。現在、江口さんは検察官による違法な取り調べで黙秘権などを侵害されたとして、国を相手に国家賠償訴訟を起こしている。一審・二審では主張の一部が認められ、裁判は最高裁での判断を待つ段階にある。激動の人生を歩むことになった江口さんに、その胸中を聞いた。 華々しいキャリアは、ある日突然、暗転した。弁護士として5年目を迎えていた江口大和さんは、2018年