デンソーは17日、米半導体大手のオンセミに一部出資すると発表した。自動運転や先進運転支援システム(ADAS)向け半導体の開発や調達での関係を強化する。半導体メーカーとの関係を深め、自動運転関連の部品やサービスの競争力向上を狙う。株式の取得金額は非公表だが、少額になる見通し。デンソーは自動運転やADAS向けのカメラやシステムの開発に注力している。林
2020年8月、SUBARU(スバル)が満を持して公表した新型ステーションワゴン「レヴォーグ」は、多くの点で注目されています。同車種では初めて採用するスバルグローバルプラットフォーム(SGP)、刷新した先進運転支援システム(ADAS)の「新世代アイサイト」、リーンバーン(希薄燃焼)の水平対向ガソリンエンジンなど、話題はてんこ盛りです。 それだけに、同車開発の裏側をのぞくと、スバルの並々ならぬ決意が感じ取れます。そこには、自動車業界で生き残るために妥協なき決断があったようです。 同社の意気込みは、新世代アイサイトの開発で垣間見えました。これまで20年近くアイサイトの進化を支えてきた日立オートモティブシステムズ(以下、日立オートモティブ)などの日本勢から、海外の大手部品メーカーに乗り換えたのです。スバルは求める性能を実現するため、中核を担うステレオカメラをはじめとする主要部品を根本的に見直しま
はじめに 他分野のエンジニアに「1回のミーティングで車載OSについて教えて」と相談されることがあったため、その説明の際に使ったメモ書きを共有する。一応、最初に予防線を張っておくと、私自身、車載ソフトウェア業界に身を置くが、「いわゆる車載OS分野の専門家か?」というとそうでもないし、やや距離のある分野の方への説明なので、ツッコミはお手柔らかにお願いしたい。 ISO-26262機能安全について OSという耽美な響きからGeekでTechな話を期待されたかもしれないが、まず国際標準の話から説明を始める。というのも、この点が生命・財産に関わるソフトウェアと、そうでないソフトウェアを分かつ、大きな前提のため、ここはスキップできない。 機能安全とは? 国際標準とは世界で統一的なコミュニケーションを図るための規格であり、Terminologyについては他のどんな文書より定義が厳密なものだが、「1回のミー
スバルが世界向けに発売する初のEV「ソルテラ」の発表会で、近年のスバル車の代表的な機能である先進運転支援システム(ADAS)「アイサイト」が非搭載になった理由を問われた開発責任者の小野大輔氏はこう語った。車両全体を制御する電子プラットフォームと、アイサイトの通信系統のつなぎ合わせが間に合わなかったという。 アイサイトの代わりにソルテラに搭載したのはトヨタのADASだ。その結果、ソルテラとその兄弟車であるトヨタの「bZ4X」は、カタログ上のスペックはほとんど変わらないものとなった。外観や内外装、“乗り味”に影響する走りのセッティングなどに違いがあるとスバルは説明するが、一般の消費者にとって目立つ違いはほとんどない。
Intelは12月6日(米国時間)、カメラを用いた衝突防止などをはじめとするADASソリューションを手掛ける子会社「モービルアイ(Mobileye)」について、新たに発行する株式の新規株式公開(IPO)を実施し、2022年中旬に米国での株式上場する意向を発表した。 ただし、Mobileye株式の過半数は引き続きIntelが保有し、IntelとMobileyeは戦略的パートナーとして自動車業界におけるコンピューティングの発展を追求しながら、協働によってさまざまなプロジェクトを継続する予定だとしている。 また、Mobileyeの経営幹部チームは残留する予定としているほか、Intelが最近買収したMoovitならびに、LiDAR/レーダー開発やMobileyeのプロジェクトに携わるIntelの各チームも、Mobileyeの一部として統合される予定だという。 なお、Intelでは、Mobileye
FPGA大手のザイリンクスが記者向けに勉強会を実施し、先進運転支援システム(ADAS)でFPGAを使うメリットを解説した。車両や歩行者、白線などを認識する処理は、FPGAの得意分野だという。コストや性能の面からも、FPGAはADASで強みを発揮しそうだ。 自動車の電子制御が複雑化している。従来はアクチュエータを制御するシンプルなものだった。しかし、先進運転支援システム(ADAS)では、カメラなどのセンサーの入力から、車両や歩行者、白線などを検出してドライバーに伝達したりブレーキやステアリングを制御したりする必要がある。Xilinx(ザイリンクス)は2015年12月11日、東京都内で記者向けの勉強会を開き、複雑かつ高速な処理が求められるADASでFPGAを採用するメリットについて解説した。 なぜ車載用途でFPGAが注目されているのか ザイリンクス グローバルセールスアンドマーケット オートモ
自動車メーカーの減産が続いている。ホンダは11月上旬に国内生産を当初計画比1割減らし、三菱自動車は11月に国内1工場で生産調整する。トヨタ自動車は11月の世界生産を同約15%削減し、日産自動車も10―11月の世界生産を同3割程度減らす見通し。ある部品メーカー幹部は「週単位で生産計画が変わることもある」と指摘するなど、柔軟な需要変動への対応が求められる難しい生産状況が続きそうだ。 自動車メーカーの減産が続いている。ホンダは11月上旬に国内生産を当初計画比1割減らし、三菱自動車は11月に国内1工場で生産調整する。トヨタ自動車は11月の世界生産を同約15%削減し、日産自動車も10―11月の世界生産を同3割程度減らす見通し。ある部品メーカー幹部は「週単位で生産計画が変わることもある」と指摘するなど、柔軟な需要変動への対応が求められる難しい生産状況が続きそうだ。 ホンダは国内生産を10月に当初計画比
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東芝と、半導体連結子会社の東芝デバイス&ストレージ(TDSC)は、TDSCのIC事業の構造改革を行うことを発表した(東芝ニュースリリース、TDSCニュースリリース)。これにより、看板商品の1つである車載画像認識SoC「Visconti」の新規開発は中止となる。IC事業における新規開発品は、モーター制御用のアナログICとマイコンに絞られる。 今回の構造改革は東芝の「東芝Nextプラン」の一環。新型コロナウイルスの感染拡大や米中貿易摩擦が激化する中で、持続可能な財務体質と景気変動等の影響を受けにくい事業ポートフォリオを構築することを狙ったという。 TDSCの半導体事業はディスクリート事業(個別半導体)とIC事業に大きく分けられる。このうちIC事業はマイコン、アナログIC、デジタルIC(SoC)の3つの事業からなる。今回の決定により、マイコンとアナログICでは、新規開発はモーター制御向け製品だけ
クロスリファレンスでは参考品名が表示されますので、製品に関する最新の情報をデータシート等でご確認の上、単独およびシステム全体で十分に評価し、お客様の責任において適用可否を判断してください。 参考にしている情報は、取得した時点の各メーカーの公式情報に基づいた当社の推定によるものです。 当社は、情報の正確性、完全性に関して一切の保証をいたしません。また、情報は予告なく変更されることがあります。
新しい契約により、両社は先進運転支援ソリューションの提供エリアを世界中で拡大 ドイツ、フリードリヒスハーフェン発;ZFとインテル傘下のモービルアイは、今後数年にわたり、トヨタ自動車株式会社(以下、トヨタ)の複数の車両プラットフォーム向けに先進運転支援システム(ADAS)の開発を行うことを発表しました。この合意により、モービルアイのテクノロジーを採用する車載カメラのトップメーカーであるZFは、中距離用レーダー(Gen21)も供給し、トヨタの車両におけるカメラとレーダーの統合を担います。 インテル コーポレーション 上席副社長、モービルアイ 社長 兼 CEO(最高経営責任者)アムノン・シャシュア氏は以下のように述べています。「モービルアイは、ZFとともに、世界最大の自動車メーカーであるトヨタ向けの運転支援および安全技術を開発できることを大変光栄に思います。」 コンピュータービジョンと機械学習ベ
モービルアイ・グローバル(Mobileye Global Inc.)は、カメラやコンピューターチップ、ソフトウェアを含む自動運転技術及び先進運転支援システム(ADAS)を開発するテクノロジー企業である。2017年にインテルの傘下となり、2022年に再上場した。イスラエルのエルサレムを本拠地としており、セールス・マーケティングオフィスはニューヨーク・マンハッタン、上海、東京、デュッセルドルフにある。 モービルアイは1999年、ヘブライ大学教授のアムノン・シャシュアが学術研究をカメラとプロセッサ上のソフトウェアアルゴリズムで車両を検知する視覚システムに発展させたことをきっかけに設立された。以来、安価なカメラに「知能」を加える形で自動車向けの安全技術を提供するサプライヤーに発展している。 モービルアイは最初の研究所を2004年に設立し、4年後の2008年に第一世代のEyeQ1プロセッサを発売した
出典:デンソー・プレスリリース自動車部品大手デンソーは2021年5月30日までに、高度運転支援技術の実現と車両の安全性能向上に貢献するLiDARなどを開発し、トヨタの新型車両に搭載される高度運転支援技術向けに採用されたことを発表した。 今回はトヨタグループ内でセンサーシステムを調達する形となったが、LiDARを筆頭としたセンサーの開発に乗り出している新興企業は世界中で数多くあり、こうした新興企業にとってはトヨタなど大手OEMに採用されるかどうかで、将来的な売上を大きく左右する。 トヨタの高度運転支援技術向けにデンソーの製品が採用されたこと自体も重要なニュースだが、今後は上記のような視点も持ちつつ、大手OEMと部品・センサーメーカーの動向にアンテナを立てておきたいところだ。 ■デンソーのセンサー類がトヨタ新型車で採用今回トヨタに採用されたのはLiDARのほか、前方環境を検知するロケーター望遠
4月8日、トヨタは従来のADAS(高度運転支援システム)を一歩進めた先進運転支援システム「Advanced Drive(アドバンスト・ドライブ)」を、トヨタブランドの燃料電池車(FCV)のMIRAIと、レクサスブランドのハイブリッド(HV)LSに搭載車を設定した。 何がどうスゴいのかを、強引に分かりやすくいえば、高速道路の入り口でスイッチを押せば、出口までもうハンドルに触る必要がない。ハンズオフのままシステムが設定したナビと連動して、ジャンクションの分岐ルートを選択し、高速の出口まで連れて行ってくれる。 もちろん、それは単純化のしすぎであり、少々期待を持たせた言い方ではある。現実には例外や注意点をいろいろと書かなくてはならない。まず誰もが持つであろう疑問である。これはレベル3なのか? 残念ながらAdvanced Driveはレベル2であり、ドライバーが主体として監視しつつ、システムの運転支
SUBARU(スバル)が先進運転支援システム(ADAS)を刷新する。「新世代アイサイト」と名付けた改良版の最大の驚きは、中核を担うステレオカメラをはじめとする主要部品を根本的に見直した点だ。これまで20年近くアイサイトの進化を支えてきた日立オートモティブシステムズ(以下、日立オートモティブ)やルネサスエレクトロニクス(以下、ルネサス)の日本勢から、海外の大手部品メーカーに乗り換えた。 スバルは、2020年末に納車を開始する予定の新型ステーションワゴン「レヴォーグ」から新世代アイサイトの搭載を始める(図1)。新世代品で目指したのは、(1)交差点での衝突など事故を回避できるシチュエーションを増やすことと、(2)高速道路での運転支援の拡大――の2つである。 「もちろん相当悩んだ。それでも、交差点事故への対応と高速道路での高度な運転支援を両立させるためには、ステレオカメラをゼロから見直す必要があっ
テスラの自律運転AI、ドローンに照射された「幽霊」画像にダマされる2020.03.02 07:0012,653 岡本玄介 どっちかというと『オペラ座の怪人』のファントム(幽霊)だそうです。 ニューラル・ネットワークが信号の色や障害物などを検知しながら走るTeslaの自律運転。Tesla車はLiDER(レーザーを利用した距離センサー)を使わず各種のカメラを使っているのですが、路上や路肩の木々に人物や交通標識をプロジェクター照射すると、それに騙されてしまうことが判明しました。 幽霊にドッキリするTesla車この研究を行ったのは、イスラエルのネゲヴ・ベン=グリオン大学にある、サイバー・セキュリティー研究センター。彼らは照射された「幽霊」画像を人間だと誤認した車両が、急ブレーキをかける可能性があることを報告しています。 Video: Cyber Security Labs @ Ben Gurion
マカフィー、テスラ車をダマしてスピード違反させることに成功2020.03.01 09:0031,950 岡本玄介 人の目には真ん中がちょっと長い3なのに、機械は8に勘違いするって。 セキュリティーソフトでお馴染みのMcAfee(マカフィー)が、Tesla(テスラ)車を騙すちょっとしたハッキング動画を投稿しました。 それは時速35マイルの速度標識にちょんと黒いテープを貼ると、車が制限速度を時速85マイルに勘違いしてしまう、というものです。 Video: McAfee/YouTubeテープはたった5cmで、遠目で見てもそんなに8には見えないと思うのですが…Tesla車い搭載された「MobilEye EyeQ3」カメラは勘違いして、自動的に時速85マイルに向かって加速してしまったのでした。 ちょっと古い2車種が間違えたMIT Technology Reviewによりますと、、McAfeeがこのテ
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/japanese.engadget.com/jp-2020-02-08-ota.html ブコメでも「販売店がインフォテインメントを初期化し忘れたのかな?」なんて牧歌的なコメントが見られるので解説しておく。もっと邪悪なことが行われている。 三行でテスラはネット接続のナビにログインしないと使えない。 ナビの機能で車の動作や性能を遠隔で動作、追加、削除、ロックできる。 それを利用して中古車の市場価値を落とす行為が行われた。 構造はどうなっているのかドライバーが車に近寄って、カードキーかリモコンキーで車を開錠する(機械的な鍵穴は一切無い)と、普通の車なら車のセキュリティ装置とキーが相互に認証して終わりだが、テスラの場合は、そこから車がマイテスラアカウントにログインする。全てのテスラ車はマイテスラアカウントに紐づけられていて、必ずSIM
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