フジテレビの正月恒例番組「新春かくし芸大会」が、来年元日の放送で47年の歴史に幕を閉じる。来年はフジテレビ開局50周年記念番組「新春かくし芸大会FOREVER」(後6・00)として、総集編を約3時間にわたって編成。NHK「紅白歌合戦」、TBS「輝く!日本レコード大賞」と並ぶ年末年始恒例の大型番組が有終の美を飾る。 番組は、フジテレビ開局5年目の1964年にスタート。当初は人気歌手が出演者の中心で、漫才や三味線、曲芸などを披露していたが、番組の人気が高まるにつれて挑戦芸の難易度がアップ。特訓を重ねて演目に挑むようになり、成功させた出演者が見せる涙が番組の名物に。映画やドラマのパロディー、英語劇、中国語劇なども上演され、現在のバラエティーの“原点”にもなった。 ハナ肇さん、植木等さんら大物が名前を連ねた出演者の中でも、毎年のようにハイレベルな個人芸に挑戦し、見事成功させてきた堺正章(63)が「